赤ちゃんの授乳についての悩みを抱えていませんか？どのくらいの時間、どれくらいの間隔で授乳すればいいのかは、特に新米ママに多い疑問です。
新生児の頃は短時間で頻繁に授乳が必要ですが、成長と共に授乳時間も変化していきますよ。
もし授乳時間が長すぎたり短すぎたりする場合には、何か原因があるのかもしれません。
この記事では、授乳時間の目安や赤ちゃんの成長に応じた授乳間隔、授乳時間が長い・短い時の原因と対策について詳しく解説していきます。
授乳がもっとスムーズになるように、一緒に考えてみましょう。
1回の授乳時間の目安
はじめてのママにとって、授乳時間の長さはどれくらいだと適切なのか、大いに気になるところですよね。
実は、授乳時間には個人差が大きいんです。
そのことを踏まえたうえで、授乳の基本となる目安をご紹介したいと思います。
【前提】授乳時間には個人差がある
最初に知っておくべきなのは、授乳にかかる時間は「一人ひとり違って当たり前」だということ。
赤ちゃんによって口の大きさも吸う力も違いますし、ママの乳房の形や母乳の出にも差がありますよね。
15～20分が平均とされていますが、これはあくまで一つの目安。個人差があることを理解したうえで、ママ自身と赤ちゃんにとって適切な時間を探っていきましょう。
新生児の場合
新生児期はまだお腹が小さく、一度に摂取できる母乳の量が少なめです。その分お腹が空くのも早く、授乳回数は自然と多くなります。
育児書や専門家の多くが、この時期は授乳の時間を短く、かつ回数を多くすることを推奨しています。
こんなに何回もあげていいの？と不安になって仲の良い友人に相談したときも、「この時期は時間を気にせずに必要なだけ赤ちゃんに飲ませた方が良いよ」とアドバイスをもらった覚えがあります。
生後3ヶ月以降
赤ちゃんは少しずつ大きくなってくると、母乳やミルクをたくさん飲めるようになってきます。
生後3ヶ月を過ぎる頃には授乳ごとの時間が徐々に長くなり、一度に飲む量も増えてくると考えていただいてよいでしょう。
ママ自身も「あれ？前より時間がかかるようになった？」と感じるかもしれません。
でも、赤ちゃんが成長しているサインですから安心してくださいね。
1回の授乳時間の目安
赤ちゃんとのコミュニケーションにもなる授乳タイムですが、一回当たりどれくらいの時間かけるのが適切なのでしょうか。
続いては、一回あたりの授乳時間の目安について、赤ちゃんの成長段階に沿って詳しく解説していきます。
【前提】授乳時間には個人差がある
赤ちゃんによって授乳にかかるスピードは異なるもの。同じような時期でも、授乳にかかる時間にはやはり個々で差があります。
一般的には1回の授乳で15～20分が目安と言われていますが、必ずしもこれがすべての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。
授乳は、赤ちゃんとママとの距離をさらに近づける大切な時間でもあります。
新生児の場合
生後0日から28日までの新生児期は、赤ちゃんのお腹が小さく、まだまだ栄養をしっかりと吸収する力が育ちきっていません。
そのため、授乳時間は短く、その分回数が多くなる傾向にあります。
この時期は特に、夜中に何度も授乳した経験のあるママも多いでしょう。
頻繁な授乳はとても大変ですが、赤ちゃんの命を支えているんだと考えると頑張れますね！
生後3ヶ月以降
生後3ヶ月頃になると、徐々に一度に飲める量が増えていくので授乳にかかる時間も少しずつ延びていきます。
赤ちゃんによっては、一度にたくさん飲み、その後しばらくミルクを欲しがらなくなる子もいるでしょう。
個人差が大きいところですから、赤ちゃんの個性に合わせた授乳を心がけることが肝心ですよ。
授乳時間が長い・短いのはなぜ？対策は？
授乳は、特に新米ママにとって知らないことばかりですよね。
そこで続いては、授乳時間が長い・短いのは何が原因なのか、そしてどんな対策が有効なのかをご紹介します。
授乳時間が長すぎる原因
母乳をあげる時間が長く感じること、ありますよね。
特に、ポジショニングや赤ちゃんの口の付け方（ラッチオン）がうまくいっていない時には、時間がかかりがちです。
赤ちゃんが十分に母乳を吸えておらず、結果として授乳に時間がかかることがあります。
また、赤ちゃんがママとのスキンシップを楽しむあまり、授乳に時間がかかるというケースも。
授乳に関する悩みがある場合には、助産師さんや産婦人科の先生に相談して正しい授乳方法を学びましょう。
授乳時間が短すぎる原因
授乳時間が長いと悩むママがいる一方で、授乳がすぐに終わってしまうと悩むママもいるでしょう。
実は、授乳時間が短いというのは赤ちゃんの成長や健康状態が良い場合にも起こり得ること。効率よく必要な栄養をしっかり摂取できていると、短時間の授乳で赤ちゃんが満足するのです。
ただ、赤ちゃんが十分に飲めていない可能性も捨てきれません。
排泄の回数や量、体重の増加具合から、赤ちゃんが健康に成長しているかチェックしましょう。
授乳後の赤ちゃんの様子をよく観察することが重要ですよ。
よくある質問と回答
授乳に関して、ママたちから多くの質問をいただきます。
そこでここからは、多くのママが気になっている質問をいくつか取り上げて詳しく解説していきます。
Q. 授乳時間には決まりがありますか？
授乳時間は平均して15～20分と言われていますが、これには個人差があることを覚えておいてください。
何より大切なのは赤ちゃんが満足して母乳を飲めているかどうかです。赤ちゃんの様子をしっかり確認して、不安な時は専門家に相談しましょう。
Q. 授乳間隔はどのくらいにすべきですか？
生まれたての頃はほぼ2時間おき、成長とともに授乳の間隔は長くなっていきます。
ただ、これはあくまで一般論。
赤ちゃんがお腹を空かせているかどうか、サインや表情を見逃さないようにしましょう。赤ちゃんのリズムに合わせた授乳を心がけることが大事です。
Q. 長すぎる授乳時間の対策はありますか？
長引く原因として最も多いのが、母乳をうまく飲めていないケースです。ママ自身や赤ちゃんの授乳姿勢に無理がないか確認しましょう。
さらに、ラッチオンをうまくできるようになると、ママも赤ちゃんもより快適に授乳できますよ。
まとめ
授乳に関する悩みは、多くのママが経験するものです。
授乳時間には15～20分が目安とされていますが、赤ちゃんによって個人差があるため一概には言えません。
新生児は授乳回数が多く、時間は短めですが、成長に伴い授乳時間が長くなる傾向にあります。
また、授乳時間が短すぎると感じる場合は、
どちらの場合も、不安な時にはすぐ専門家に相談しましょう。
授乳はママと赤ちゃんの大切なコミュニケーションの時間。赤ちゃんの様子を見守りながら、お互いに最適なリズムを見つけていくことが大事です。
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