授乳中に赤ちゃんが寝落ちして不安に思ったことはありませんか？
授乳で寝落ちしてしまったり、授乳間隔が開かないと心配ですよね。
授乳中に十分な量を飲まないまま寝落ちしてしまい、起きるたびに母乳を欲しがる赤ちゃんも。結局頻繁に授乳が必要になって疲れてしまうママも多くいるんです。
ママの体への負担が大きいですし、もしかしたら赤ちゃんが十分な栄養を取れていないという可能性もあるでしょう。
そんな時、どう対処すればいいのか、
授乳中に赤ちゃんが寝落ちしてしまう理由
授乳中に赤ちゃんが眠ってしまう「寝落ち」はよくあることですが、これによってさまざまな原因と影響が考えられるため、注意しなければなりません。
では、授乳中に赤ちゃんが寝落ちしてしまう理由を詳しく見ていきましょう。
理由1. 疲れてしまうから
赤ちゃんにとって、おっぱいを飲むのはかなり大変なこと。「吸啜（きゅうてつ）」と言われる動作で、乳首をくわえたら母乳を口の中に運ぶために、何度も舌を上下に動かします。
小さな体でこんなに頑張っているんだから、疲れるのもわかりますよね。
理由2. 満腹だと感じたから
赤ちゃんは、乳首を吸い始めてから約5分で満腹になると言われています。
このため、授乳途中で眠ってしまうのは、満腹感による自然な反応。赤ちゃんが必要とする栄養をしっかりと取れている証拠とも言えますね。
理由3. ママの母乳の出が悪いから
ママの母乳の出が悪いと、十分な量を飲めずに赤ちゃんが寝落ちしてしまう要因になります。
母乳の出が悪いと、赤ちゃんが必要な量をしっかり飲めているのか不安ですよね。一人で悩むとさらにつらくなってしまいますから、専門家にアドバイスを受けましょう。
ストレスをためないようにするのはもちろん、おっぱいマッサージも試してみてください！
授乳中の寝落ちは起こすべき？
授乳中に赤ちゃんが寝てしまっても、無理に起こす必要はありません。
1・2回の寝落ちなら、全体を通して見れば母乳から必要な栄養をしっかり摂取できているはずですよ。赤ちゃんのペースに合わせて、無理なく授乳を続けましょう。
ただし、必要な量が飲めていないケースや母乳の出が悪い場合も否定できないため、次で紹介するポイントを参考にしてください！
授乳中の寝落ちで授乳間隔が開かない！注意点は？
授乳で毎回のように寝落ちしてしまう、授乳間隔が開かないとお悩みのママは、以下の注意点を参考にしてみてください。
注意点1. 必要な量が飲めていない可能性あり
授乳の途中で赤ちゃんが寝てしまい、必要な量の母乳を飲みきれていないケースもあります。
特に成長期真っ盛りの赤ちゃんにとって、母乳は欠かせない栄養源。身体の成長はもちろん、免疫力の強化や脳の発達にも大きく関わってきます。
ただ、他のタイミングでしっかり授乳できていれば大きな問題にはなりません。
毎回寝落ちしてしまうなど、気になる点がある場合には助産師さんや主治医などの専門家に相談しましょう。
注意点2. 睡眠のリズムが崩れてしまう
赤ちゃんは、生まれてすぐは寝る、おっぱいを飲む、寝るというリズムを短時間で繰り返します。
生後数ヶ月を過ぎると徐々に睡眠のパターンが定まってくるもの。しかし、頻繁に寝落ちしていると睡眠リズムが乱れてしまうのです。
睡眠のリズムがうまく取れないと、育ち盛りの身体に影響があるのはもちろん、気分が落ち着かずに長時間ぐずったり泣き止まなかったりと悪影響を与えかねません。
赤ちゃんが毎日元気いっぱいに過ごすうえで、十分な休息を取れているかチェックしてあげましょう。
寝落ちで授乳間隔が開かないときの対処法は？
赤ちゃんが母乳を十分に飲めずに寝落ちしてしまい、お困りのママもいるでしょう。授乳間隔が開かないと心配ですよね。
赤ちゃんが母乳を飲みたがらないときは、無理に飲ませようとしなくてもOKです。赤ちゃんによって個人差もありますので、焦らずに以下で紹介する対処法を試してみてください。
対処法1. 赤ちゃんが飲まないときも搾乳を続ける
赤ちゃんによってはなかなか上手に母乳を飲めず、授乳回数が平均より少なくなることも。
赤ちゃんが飲みきれない場合でも、母乳の出を維持するために1日に8回程度の搾乳を心掛けましょう。
対処法2. スキンシップを増やす
授乳しても飲まないときは、無理に飲ませようとせずにスキンシップを取りましょう。抱っこなどで肌と肌がふれあうと「オキシトシン」の分泌が促され、母乳の出が促されます。
また、スキンシップを取っているとおっぱいを飲みたがる赤ちゃんもいます。少しずつでも飲んでくれると安心ですね。
対処法3.授乳環境を工夫してみる
授乳中の寝落ちが気になる場合には、授乳場所を工夫するのも一つの手です。
例えば、夜授乳するときにもリビングで授乳してみましょう。居間の灯りが赤ちゃんの注意を引いてくれますよ。
明るい部屋で授乳した後、暗い寝室に移動すると、眠りにつくための環境が整いやすくなります。「寝る場所」と「起きている場所」を分け、徐々に睡眠リズムを作っていきましょう。
対処法4. 病院やクリニックに相談する
「母乳があまり出ない…」、「赤ちゃんがすぐ寝落ちしてしまうのが心配」「必要な母乳が飲めているのかわからない」。
そんな時は、一人で抱え込まずに信頼できる専門家や母乳外来でのアドバイスを受けましょう！困りごとにしっかり向き合ってくれて、不安な気持ちもスッと軽くなるはずです。
母乳の出を増やしてくれるおっぱいマッサージの方法や、授乳での注意点なども詳しく聞いてみてくださいね。
まとめ
今回は、授乳中の寝落ちや授乳間隔が開かないお悩みについて、その理由や影響、対処法まで詳しく解説しました。
球に寝落ちしてしまう場合も、回数が多くなければ大きな問題にはなりません。
しかし、赤ちゃんの栄養摂取の問題、睡眠リズムの不安定化など、授乳中の寝落ちが及ぼす影響は少なからずあるため、こまめにチェックしてあげてくださいね。
授乳の間隔が開かない場合には、搾乳を続けたり、スキンシップを増やしたり、専門家に相談することが肝心です。
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