生後4か月の赤ちゃんの授乳スケジュールや生活リズムは、親として知っておくべき重要なこと。
今回の記事では、赤ちゃんの成長を支えるうえで役立つ内容を詳しく解説していきます。
授乳の質を高めるコツや赤ちゃんとのコミュニケーションの重要性、遊びを通じた発達の促し方などにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
【生後4か月】赤ちゃんの授乳スケジュールや生活リズムは?
赤ちゃんが生後4か月を迎えると、生活リズムが少しずつ確立されてきます。規則正しい毎日を過ごす土台作りが求められる時期とも言えますね。
赤ちゃんの授乳スケジュールと睡眠、さらに生活リズムの整え方について、詳しく見ていきましょう。
授乳回数と間隔
生後4か月を迎えた赤ちゃんはだいたい3~4時間ごとにお腹がすいてくると言われており、1日に5~6回の授乳が目安です。
夜しっかり眠ってくれる子も増えてきますが、夜中に目が覚めて授乳が必要なことも。お子さんの様子に合わせて対応することが大切ですよ。
必要な睡眠時間とお昼寝の重要性
赤ちゃんの成長のためには質の良い睡眠が必要。理想的な睡眠時間は1日に12~15時間とされています。
昼夜の生活リズムに気を配りつつお昼寝も取り入れましょう。午前中に1時間、午後には2~3時間、そして夕方には30分から1時間のお昼寝を取り入れるのがおすすめです。
生活リズムの整え方
生後4か月の赤ちゃんに昼夜の区別をつけてもらうって、いったいどうすればいいの?と悩んでいませんか。
生活リズムを整えるためには、朝起きて夜眠るまで、赤ちゃんとママの1日のスケジュールをしっかり立ててみましょう。
朝起きたら授乳をして日中は楽しく遊ぶ、そして夕方には夕食の準備をしてお風呂に入れるといった流れ。これを毎日同じ時間帯に行うことで、赤ちゃんも徐々に「今はこの時間だな」と覚えてくれるようになります。
この時期のスケジュール作りは今後の生活の基盤になる部分です。日々のちょっとした工夫で赤ちゃんの成長をサポートしましょう。
赤ちゃんの成長に合わせた授乳のポイント
授乳は赤ちゃんの成長にとって非常に大切な時間です。
ここからは、育児に奮闘するママたちにとって役立つ情報をお伝えしますのでどうぞご一読ください。
赤ちゃんの表情・サインを見逃さない
赤ちゃんが母乳やミルクを飲む様子は、健康のバロメーターでもあります。
まずは、赤ちゃんがお腹いっぱいになるまでしっかりと飲んでいるか、また飲む力がついてきているかを見極めることがポイント。吸い付きがよく、満足そうに眠りについていれば、授乳が上手くいっている証拠と言えます。
体重の増加具合もしっかりチェックし、心配なことがある場合には小児科医に相談しましょう。
母乳とミルクの量
ミルクを使う場合には、メーカーから推奨されている1日の量を参考にしつつ、赤ちゃんの様子を見て必要に応じて調整することが必要です。対して母乳の場合は、基本的には赤ちゃんが欲しがる時にあげるのが良いでしょう。
どちらの場合でも体重の増加には目を配り、万が一の異常を見逃さないためにも、定期健診は忘れずに受けることが大切です。
夜間授乳
生後4ヶ月にもなると、夜ぐっすりと眠ってくれる赤ちゃんも増えてきます。とは言っても個人差があるため、夜間の授乳が必要だったり赤ちゃんの夜泣きに悩まされているママもいるでしょう。
そんな時は夜寝る前の授乳でひと工夫してみてください。授乳クッションを使ったり、落ち着いた音楽を流すと赤ちゃんがリラックスできて眠りにつきやすくなります。
生後4か月の赤ちゃんとのコミュニケーションと遊び方
生後4か月になると、赤ちゃんは笑ったり、活発に動いたりするなど、感情表現が豊かになってきます。
ここからは、赤ちゃんとのコミュニケーションや遊び方について詳しく解説していきます!
親子のコミュニケーションの重要性
赤ちゃんがママの方を見てニッコリと笑ってくれたときの喜びって、何にも代えがたいですよね。
親子のコミュニケーションは、赤ちゃんの情緒の安定だけでなく、社会性をつちかう上でも欠かせません。ママやパパの表情や声のトーンを敏感に感じ取るので、優しく話しかけてくれるととっても安心するんですよ。
赤ちゃんには、ママやパパが「安心できる存在」。
お腹をぽんと優しくたたいてみたり、くすぐってみたりするとスキンシップにもなり、親子の絆が一層強まることでしょう。
遊びを通じて発達を促せる
生後4か月の赤ちゃんは、体を動かすことに興味を持ち始める時期。そして、遊びは、赤ちゃんの成長にも重要なポイントなんです。
例えば、色鮮やかなボールを転がすという遊びなら、ボールに手で触れて感触を楽しむことはもちろん、転がっているボールを目で追うことで視覚的な発達にも良い影響を与えてくれます。
優しくお腹を仰向けにして、足を動かす「自転車こぎ」遊びをするのもおすすめですよ。赤ちゃんの運動能力アップはもちろん、知覚能力の発達にも欠かせない遊びの一つです。
親子で一緒に楽しみながら赤ちゃんは新しいことを学んでいきます。
日常生活の中での学び
赤ちゃんは生活のすべてから学んでいます。家族が食事をする様子を見たり、一緒にお散歩に出かけたりすることは、赤ちゃんにとって大切な社会性や好奇心をはぐくむ貴重な機会です。
食事一つとっても、食材を見たり楽しそうに食べている家族を見ると、自分も参加したいという意欲が出てきます。
また、公園に連れて行き、風景や他の子供たちの遊びを見せるのもよいでしょう。たとえば、木の葉が風で揺れる音、石や松ぼっくりを手に取ったり触ることで、赤ちゃんは五感で世界を見つけていくんですよ!
何気ない時間が、赤ちゃんにとっては新しい発見に満ちた宝物の時間になります。
まとめ
生後4ヶ月の赤ちゃんには3~4時間ごとに、1日で5~6回授乳するのが目安と言われています。
この時期になると少しずつ昼夜の区別がついてきます。日中はしっかり遊ぶこと、お昼寝を含めた睡眠をしっかりとるようにして、生活リズムを整えていくことが重要です。
なお、赤ちゃんの成長や適切な授乳というのは個人差も大きいもの。心配事があるときは医師や助産師といった専門家に相談しましょう。
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