赤ちゃんのメロン摂取｜赤ちゃんとママにおすすめの食べ方・注意すべきポイントは？

赤ちゃんの食事について考えると、いろいろな疑問が浮かぶことがありますよね。

特に、果物を取り入れるタイミングや種類には注意が必要です。甘くてジューシーなメロンは、いつからどのようにして食べさせるのが良いのでしょうか？

メロンを使った、簡単で赤ちゃんにも優しいレシピもあるんですよ。

この記事では、赤ちゃんとママにおすすめの食べ方や注意すべきポイントについても詳しくご紹介しています。

赤ちゃんのメロン摂取について知っておきたいこと

「赤ちゃんにもメロンを食べさせたい！」と思う気持ちはよくわかりますが、食べさせ始める時期や形状には注意が必要です。

では、どのようにしてメロン摂取を始めればいいのか、大事なポイントについてお話ししていきましょう。

新生児期はメロンを与えない方が良い

まず忘れてはいけないのが、新生児にはメロンを避けることです。

新生児期と呼ばれる、生まれてから28日までの赤ちゃんは消化機能が未発達。ですから、母乳やミルクだけで栄養を補うべきでしょう。

メロンや他の固形食を与えようとすると、消化器官に負担をかけてしまいます。

離乳食が始まる生後5ヶ月頃からメロンを与えられる

生後5〜6ヶ月頃になれば、赤ちゃんの離乳食のスタートと共にメロンを与えられます。

離乳食の開始のサインは、赤ちゃんが座ることができ、首がすわっている、舐めたり吸ったりする動作ができるといったもの。月齢はもちろん、このあたりも確認したうえで始めましょう。

メロンを初めて口にする時は、小さくしてまずは少量から。

アレルギーの心配がある場合は注意が必要

メロンは、赤ちゃんにアレルギー反応を引き起こすことがあります。そのため、初めて与えるときにはごく少量から開始して、様子を見るのが大切です。

何も問題がなければ徐々に量を増やしていけますが、普段の様子と違ったらすぐにやめて医師に相談しましょう。心配なママは、加熱してから試すのもおすすめです。

赤ちゃんのメロン摂取のポイントまとめ

赤ちゃんがメロンを安全に味わうためには、ママがしっかりとポイントを押さえておくことが重要です。

ここからは、メロンに含まれる栄養素や離乳食での与え方、適量まで具体的にお伝えします。ぜひ参考にしてください。

メロンの栄養素

みずみずしいメロンには、健康に役立つ栄養素がギュッと詰まっています。

特に注目したいのが食物繊維で、これはお腹の調子を整えるのに役立ちます。他にも、体内の水分バランスを整えてくれるカリウムも含まれています。

そしてビタミンCは、赤ちゃんの免疫力を支え、肌や骨の健康にも寄与する栄養素の一つ。

赤肉メロンに豊富に含まれているβカロテンは、体内でビタミンAに変換されるため、赤ちゃんの目の健康にも良い影響を及ぼすと言われていますよ。

美味しく栄養素を摂れるメロンは、赤ちゃんの成長を支えるための素晴らしい選択肢なんですよ。

離乳食でのメロンの与え方

メロンについて、離乳食でどのように与えれば良いのかは悩みどころですよね。私自身、始めるタイミングや与え方には特に気をつけました。

メロンは、生後5ヶ月から6ヶ月から食べてOKです。まずは薄めたメロン果汁を少量から試して、赤ちゃんが果汁に慣れてきたら、時期に合わせて少しずつペースト状にしたり、細かく刻んだ果肉を加えると良いでしょう。

アレルギーが心配なママは、加熱するのがおすすめです。アレルギー反応のリスクを下げることができますので、心配な場合は加熱したメロンから試しましょう。

赤ちゃんへのメロンの適量

果物には甘さや水分が多いため、適量を守りながら与えることが重要です。

特に生後5ヶ月から6ヶ月頃の、はじめてメロンを口にする赤ちゃんには、1食分の目安として20～30gが良いとされています。

最初は果汁のみを薄めて与え、赤ちゃんの反応を見守りながら少しずつ果肉を増やしていけば問題ありません。

また、食べ過ぎは消化不良の原因にもなりますから、赤ちゃんが楽しく食べる姿を見守りつつ、適切な量を与えましょう。

赤ちゃんがすくすくと育っていく姿は、親にとって何よりの幸せです。食事の時間を共に楽しむことが肝心ですね。

メロンを使った簡単レシピ

赤ちゃんといっしょに楽しめるメロンを使ったお手軽レシピをご紹介いたします。

赤ちゃんとの時間は、あっという間に過ぎてしまうもの。普段の食事から特別な日のお料理まで、レシピを活用して楽しい食卓を囲んでみてください。

冷製メロンスープ

親子で楽しむ夏のひんやりスイーツと言えば、冷製メロンスープがおすすめです！

作り方は至ってシンプル。まずはメロンの果肉を適量取り出し、ミキサーに入れます。そこに牛乳やさっぱりしたヨーグルトを少々加えて、滑らかになるまで撹拌するだけです。

冷蔵庫で冷やせば、スプーンですくって食べる栄養豊富なスープが完成します。

熟したメロンの甘みと果汁を生かし、新鮮な風味をそのまま楽しめますよ。赤ちゃんが食べやすいように食感を調節してあげてください。

メロンのフルーツサラダ

カラフルで目にも華やかなフルーツサラダは、赤ちゃんも喜んで食べてくれるはず。

メロンを小さくカットしてから、赤ちゃんが食べやすい柔らかさの果物、たとえばバナナやキウイなどを組み合わせて盛り付ければフルーツサラダの完成です。

メロンの甘味とそれぞれのフルーツの個性が合わさって、なんともいえない美味しさを楽しめます。フルーツの種類や量を調整すれば、ママも赤ちゃんもおいしく味わえますよ。

メロンのスムージー

赤ちゃんといっしょに朝食やおやつの時間を楽しみたいなら、メロンのスムージーがおすすめです！

メロンとバナナをミキサーに入れて、滑らかさになるまで混ぜるだけの簡単レシピです。お好みの量の牛乳や豆乳を加えて、更になめらかに混ぜ合わせれば完成！

メロンの甘い香りとバナナの優しい甘みが合わさって、一日の始まりにも、小腹がすいた午後にもぴったりな一杯が楽しめます。赤ちゃんの分は、飲みやすいようにストローなどを使ってみてください。

親子でシェアする喜びもまた格別ですよ。

まとめ

赤ちゃんへのメロン摂取にはいくつかのポイントがあります。

新生児期はメロンを避けなければなりませんが、離乳食が始まる生後5ヶ月頃からであれば、少しずつメロンを食べさせることが可能です。

栄養豊富なメロンは、アレルギー反応のリスクもあるため、慎重に取り入れていきましょう。

適量を守りながら、おいしくアレンジもしてみてくださいね。