赤ちゃんのはき戻しに悩むママの中には、「吐き戻し防止枕」が良いと聞いたことのある方もいるでしょう。
赤ちゃんの安全を守るための注意点や、清潔に保つための洗濯方法、購入時のチェックポイントまで、はき戻しに悩むママはぜひお役立てください。
【そもそも】授乳時にはき戻ししてしまう理由と対処法
授乳中に赤ちゃんが吐き戻ししてしまうと心配ですよね。ちょっとしたポイントに気を付けるだけで、赤ちゃんもママもより快適に過ごせるようになるんですよ!
まずは、吐き戻しが起こる理由や対処法について簡単におさらいしていきましょう。
はき戻しが起こる理由
赤ちゃんの小さな体にはまだ未発達な部分が多く、特に胃のはたらきも完全ではありません。そのため、授乳中や授乳後に飲んだ母乳やミルクが逆流してしまうこともあります。
また、母乳の出が良いと口の中にたくさん母乳が溜まりやすく、はき戻しや「溢乳」の原因にもなるんです。
さらに、自分のちょうどいい量がわからずにミルクを飲みすぎたり、お腹に空気が溜まってしまうのも原因の一つです。
はき戻しの対処法
赤ちゃんがはき戻したときは、慌てずに姿勢を支えてあげましょう。赤ちゃんの頭と体が一直線になるように横に寝かせることで、気道に母乳やミルクが入るのを防ぎます。
はき戻しの量が多い場合に注意したいのが水分不足。1時間くらい空けて、赤ちゃん用の経口補水液で少しずつ水分と電解質を補給すると安心ですよ。
授乳を再開するのも時間を空けてから、少しずつゆっくりするのがポイントです。
当サイトには、はき戻しの原因や対処法を詳しく紹介している記事もありますので、ぜひご一読いただければと思います。
吐き戻し防止枕ってどんなもの?選び方は?
お悩みの絶えないママにおすすめなのが、吐き戻し防止枕です。ここからは、特徴や選び方について、詳しくご紹介します。
赤ちゃんの小さな胃をサポートしてくれるので、快適な授乳タイムを叶えたいママにピッタリのアイテムですよ。
吐き戻し防止枕とは
赤ちゃんの枕と言うと、頭の部分がすこしくぼんでいたり薄くて平らな枕を想像するのではないでしょうか?
特に吐き戻し防止枕に特徴的なのは、傾斜がついていること。赤ちゃんの体を斜めに保てて、授乳後に胃の内容物が逆流しにくくなるんです。
吐き戻し防止枕の選び方
吐き戻し防止枕を選ぶときは、枕の形状や使われている素材の安全性、毎日のお手入れがしやすいかどうかをしっかりチェックしましょう。
はき戻しの軽減だけでなく、頭を少し高く保ってくれることで鼻詰まりの予防にも繋がるんですよ。
10度程度の傾斜があり、幅の広い枕を選ぶのがおすすめです!
吐き戻し防止枕を使うときの注意点
吐き戻し防止枕は、適切な使用方法を理解することでより安全に、かつ効果を発揮できるものです。
ここからは、吐き戻し枕の安全面と、ご使用いただくにあたって注意いただきたいポイントについて、詳しくご紹介します。
長時間の使用やうつぶせ寝は避ける
可愛い我が子の安全は何よりも優先したいですよね。吐き戻し防止枕は便利ですが、誤った使い方をすると想定外のリスクに繋がる可能性もあることを覚えておかなければなりません。
特に、長時間の使用とうつぶせ寝は絶対にNG!
赤ちゃんの体勢によっては首にかかる負担が増え、うつぶせ寝では窒息などのリスクも考えられるためです。枕を使う際には、定期的に赤ちゃんの様子を観察しましょう。
赤ちゃんの成長や発達に合わせて枕の形状や高さを見直し、常に適切な方法で使用することもまた重要です。
枕のサイズと素材に注意する
枕のサイズと素材選びは、赤ちゃんの快適な睡眠に直結する非常に重要な要素と言えます。赤ちゃんの頭にフィットし、成長に合わせて調整できるサイズの枕を選びましょう。
赤ちゃんの肌はとっても敏感なので、肌触りの優しい綿100%のカバーや、通気性に優れたポリエステル100%の素材を使用した商品を選ぶのがおすすめです。
枕は清潔に保つ
枕を清潔に保つためには、枕本体が丸洗いできるものや取り外しできるカバーがついているものを選びましょう。
洗濯機で簡単に洗えるものを選ぶと、いつでも簡単に枕を清潔に保てます。万が一大量の吐き戻しがあった際でも、すぐに洗って乾燥させられて、常に清潔な状態を維持できますよ。
育児は何かと忙しいものですが、赤ちゃんの快適な睡眠環境を整えるために重要なポイントとも言えます。
吐き戻し防止枕の活用法と購入時のチェックポイント
授乳後の赤ちゃんの心地よい時間を支えたいママにとって、吐き戻し防止枕の正しい知識と使い方は非常に役立ちます。
ここでは、赤ちゃんの安全と快適さを確保するためのアイテム選びのポイントや、さまざまな活用法について詳しくお伝えします。
枕以外のはき戻し対策
赤ちゃんのはき戻しをできるだけ抑えたいという思いは、どのママにも共通するはずです。
でも大丈夫、枕だけでなく、他にもはき戻しを軽減する方法があるんですよ。授乳後はしっかりと抱っこしてゆっくり背中をさすってあげることで、赤ちゃんも空気を出しやすくなります。
また、授乳クッションも活用できるアイテムの一つ。クッションの厚みには注意しつつ、授乳後に赤ちゃんの頭の位置を少しだけ高くしてあげるのも良いでしょう。
吐き戻し防止枕の活用事例
実際に吐き戻し防止枕を使ってみたママからは、授乳後のリラックスタイムに欠かせないとの声もあります。枕を使い始めてから赤ちゃんの服が濡れることが劇的に減ったと喜んでいる方もいましたよ。
吐き戻し防止枕を上手に取り入れることで、赤ちゃんの満足度もきっと上がるでしょう。
吐き戻し防止枕の購入時のチェックポイント
授乳枕の選び方でまず心に留めておくべきは、赤ちゃんの安全が第一であるという点。実用新案登録されている枕を選ぶことで、より安全かつ機能性の高い商品を手に入れることができます。
また、赤ちゃんが寝返りを打っても落ちないような幅広の枕も良いですね。赤ちゃんの成長に合わせて最適な大きさや材質のものを選ぶことも大切です。
まとめ
この記事では、授乳時の赤ちゃんのはき戻しを防ぐためのアイテム「はき戻し防止枕」について詳しく解説しました。
吐き戻し防止枕を選ぶときや使用の際には、赤ちゃんの安全を最優先に考えましょう。
形状、素材、洗いやすさに注意を払い、安全性を考慮した正しい使い方を心がける必要があります。授乳後のゲップを促すなど他の対策と併用することも効果的ですね。
妊娠中のプレママや子育て中のママを応援する当サイトでは、役立つ情報を多数提供しています。