授乳中に赤ちゃんが泣いてしまうと、どうしたらいいのか困りますよね。
授乳で困っているママの参考になれば幸いです。
授乳中に赤ちゃんが泣く原因・種類ごとの意味
赤ちゃんが授乳中に泣くのには、様々な原因が考えられます。
原因がわかっていれば、赤ちゃんが泣いたときにも落ち着いて対応できるはずです。
授乳中に泣く主な原因
赤ちゃんが授乳中になく場合には、母乳が足りていないのかもしれません。
また、うまく母乳を飲めずに泣いてしまうこともあります。ほかにも、眠くて泣いていたり周囲の環境によって授乳に集中できず不安に感じていることもあり得るんです。
原因を探りつつ対処することで赤ちゃんも泣き止み、安心してくれるはずですよ。
泣き声にも種類がある
赤ちゃんの泣き声には、5つのパターンがあります。
まずは、「Owh」という泣き声。これは赤ちゃんが眠たいときによく聞かれます。続いて「Eh」はゲップがしたい時、「Heh」は不快な時、「Eairh」はお腹が痛い時、そして「Neh」はお腹が空いた時の鳴き声と言われています。
ちょっと識別が難しいところもありますが、鳴き声の違いに注目してみるとより適切に対応できますね。
赤ちゃんの泣き声を聞き分けるコツ
授乳中の赤ちゃんの様々な泣き声には、それぞれ異なる意味があります。
泣き声が「Eh」であれば、赤ちゃんにゲップをさせてあげれば泣き止むことが多いです。赤ちゃんの泣き声は、授乳中の小さなトラブルに対する大事な手がかりとなりますよ。
ちょっと難しいですが、正しく聞き分けられるとよりスムーズな対応ができますね。
授乳中の赤ちゃんを泣き止ませる方法
赤ちゃんが授乳中に泣き出してしまった時、どうしたらいいのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。
でも、心配することはありません。ここからは授乳中に赤ちゃんが泣いてしまったときの対処法をご紹介します。
正しい授乳姿勢をとる
授乳姿勢は赤ちゃんが母乳を上手に飲めるかどうかのポイントです。もし赤ちゃんがうまく乳首をくわえられずにいる場合は、ママの姿勢を見直してみましょう。
乳輪部をしっかりと口に含ませるような形で赤ちゃんにくわえさせるのがコツ！赤ちゃんが舌で乳首を十分に圧迫できる位置に持っていきましょう。
授乳姿勢を安定させたいなら、授乳クッションを使ってみるのもおすすめです。
クッションを使うとより自然な姿勢で授乳ができますし、腰への負担も軽減されますよ。
安心して授乳できる環境をつくる
授乳のためには、赤ちゃんが安心して授乳に集中できるような環境作りがポイントです。家の中だけでなく、外出先での授乳にも気を配りましょう。
静かな場所や授乳室を利用して、周りの目を気にせずに赤ちゃんと触れ合える時間を作るとよいですね。また、授乳用のケープやショールを用意しておくと、よりプライバシーを保ちやすくなります。
赤ちゃんが最も落ち着けるのはママの匂いを感じるとき。洋服やブランケットで赤ちゃんを包んであげることで、安心感を高めることができますよ。
赤ちゃんのサインを見逃さないようにする
赤ちゃんは泣き声だけでなく、様々な仕草や表情で「今、何を欲しているのか」を伝えようとしています。
例えば、モゾモゾと手を動かしたり、口をパクパクさせるのは「お腹が空いたサイン」。また、こすりつけるようなしぐさや目をこする仕草は「眠たいサイン」の可能性が高いです。
小さなサインに気づくことで、授乳に対する赤ちゃんの満足度をグッと上げられますし、ママ自身も無駄なストレスから解放されます。
授乳中のトラブルと適切な対処法
授乳中にトラブルが起きたら、慌ててしまうこともありますよね。
育児でのストレスを減らすためにも、赤ちゃんのサインを見逃さないことが重要です。
母乳の出が悪い時
母乳の出が悪く、思うように授乳できないこともあるでしょう。そんな時におすすめなのが乳腺マッサージです。
乳房を温めながら優しく刺激すると乳腺が開きやすくなりますし、母乳の流れもスムーズになりますよ。乳首も優しくこすり上げるようにマッサージすると血行が良くなり、授乳が楽になります。
もし母乳量が足りずに困っているなら、
母乳とミルクを上手く組み合わせることで、赤ちゃんのお腹も満たされ、ママの心理的負担も軽減されるでしょう。
赤ちゃんがゲップを出せない時
授乳後に赤ちゃんがゲップを出せず、大泣きすることもあります。そんな時には、赤ちゃんを縦抱きにしてやさしく背中をトントン叩いてみてください。
泣きやんでくれると、ママもほっとしますね。
赤ちゃんが眠い時
授乳しようと思ったタイミングで、赤ちゃんがグズって眠ってしまうケースは珍しくありません。
そんな時は、無理に起こそうとするのではなく、睡眠を最優先にしてあげましょう。
抱っこしてあげたりお気に入りの布団を使って、赤ちゃんが安心して眠れるように優しく見守りましょう。赤ちゃんが起きたら、授乳をしてあげるとよいですよ。
まとめ
このように、授乳中に赤ちゃんが泣く原因は多岐にわたります。泣き声の種類を理解し、適切な授乳姿勢や環境を整えることが、泣き止ませるためには重要です。
赤ちゃんの泣き声を聞き分けて対応をすることで、赤ちゃんもママも快適に授乳できますよ。
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