不妊治療って、本当にお金がかかりますよね…。
- 治療費が高額で、手元の貯金が心配・・・
- 治療中の生活費もあるのに、お金の不安が大きい
- クレジットカードの分割払いは金利が高すぎる
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
そんな時に頼りになるのが、スルガ銀行の「不妊治療サポートローン」です。
2年以内であれば元金据え置きOK。はじめの2年間は毎月の返済額が少なくて済むので、治療中はぐっと負担が軽くなるんですよ。
今回は、このスルガ銀行の「不妊治療サポートローン」について詳しく見ていきましょう。不妊治療の費用でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
スルガ銀行「不妊治療サポートローン」とは?
スルガ銀行の不妊治療サポートローンは、まさに不妊治療のために作られた専用ローンです。
体外受精や人工授精、顕微授精など、不妊治療に関わる資金全般に利用できるローンです。詳しく見ていきましょう!
最大の特徴は「元金据置」
このローンの仕組みは「元金据え置き型カードローン」です。
治療中(元金据置期間)は利息だけ払えばOK!さらに、利用限度額の範囲内で繰り返し借入が可能です。
普通のローンの場合、毎月元金と利息の返済をしなければなりませんが、このローンなら治療が終わるまでの元金は後回しにできます。
カードローン型で使いやすい
それに、カードローン型だから必要な時に必要な分だけ借りられるのも便利なポイント。設定された限度額の範囲内なら、何度でも借入が可能です。
不妊治療は思ったより長引いたり、急に追加の検査費用が必要になったりすることもあります。そんな時でも、いちいちローンを組む必要がないので、本当に助かりますよね。
他の支払い方法と比べてどう?
スルガ銀行の「不妊治療サポートローン」は、年利4.0%~7.0%です。
現金での一括払いだと、まとまったお金が貯まるまで治療を始められないし、クレジットカードのリボ払いは年利13~15%の高い金利がネック…。
「不妊治療サポートローン」であれば、リボ払いの半分以下の金利で済みます。しかも、Web完結で申込できるから、忙しい治療の合間でもサクッと手続きできるところもメリットです。
不妊治療サポートプランの基本情報
ここからは、スルガ銀行の不妊治療サポートプランについて、もう少し詳しく見ていきましょう。利用を考える時に知っておきたい大切な情報をまとめました。
利用限度額
利用限度額は10万円以上1,000万円以内で設定できます。かなり幅が広いですよね!
体外受精1回の相場が30万円~50万円、顕微授精だと40万円~60万円くらいかかるって言われています。(自費診療の場合)何回か治療することを考えると、数百万円は必要になることも…。
でも、1,000万円まで借りられるなら、長期的な治療計画にも対応できますよね。
金利・利率
金利は年4.0%~7.0%の変動金利です。クレジットカードのリボ払い(年13%~15%くらい)と比べると、ずいぶん低いですよね!
実際の金利は審査結果や利用目的により異なります。
でも、金利が低いほど、長く借りても総返済額を抑えられるから、これは嬉しいポイントです。
返済期間・据置期間
「不妊治療サポートローン」は、元金据置期間は2年以内です。しかも、最長7年まで可能。
元金据置期間終了後は利息+元金の支払いが始まり、返済期間は最長10年です。
治療期間が長期になりそうな方や、治療中の生活費を抑えたい方にも利用しやすいローンなんです。
この仕組みがあれば治療中は最小限の負担で済むし、治療が終わってから安定した収入で計画的に返済できますね。
不妊治療サポートプランの特徴・メリット
スルガ銀行の不妊治療サポートプランには、不妊治療を受ける方にとって本当にありがたい特徴がたくさんあります。
他の資金調達方法にはない、独自のメリットをじっくり見ていきましょう。
元金据置期間中は利息のみの支払い
何といっても最大の魅力は、治療中は利息だけ払えばOKな点です。
普通のローンだと、毎月元金と利息の両方を返済しなければなりませんが、この商品なら治療が終わるまで元金返済は不要です。
100万円を年利4%で借りて、据置期間を2年にした場合を見てみましょう。据置期間中の毎月の返済額はたったの約3,400円!
同じ条件で普通のローンを組んだら、毎月約43,000円も払う必要があります。その差は歴然ですよね。
手元資金に余裕がある場合はいつでも無料で繰り上げ返済もできるので、余裕をもって返済計画を立てられるでしょう。
Web完結で来店不要
申込から契約まで全部Webで完結するのも非常に便利です。平日の夜でも、休日でも、好きな時間に申込できます。
必要書類もWebでアップロードするだけ。スマホで撮影してポチッと送信すれば完了です。
来店不要で契約まですべてWebで完結します。
審査結果もWebで確認できて、契約手続きもオンラインで完了。契約が終わったら、専用カードが自宅に届くのを待つだけです。
繰り返し借入が可能
カードローン型だから、限度額の範囲内なら何度でも借入OK!治療の進み具合に合わせて、必要な分だけ借りられます。
不妊治療は、最初から「〇回で済む」と決められるものではありません。
タイミング法から始めて、人工授精、体外受精…とステップアップしていくケースもあるでしょう。体外受精を何度もチャレンジする場合もあります。
だから、治療の進行に応じて柔軟に資金調達できるこの仕組みは、本当に心強いんです。
最初は少額からはじめて、必要になったら追加で借りるという使い方もできるので、無駄な利息もかかりません。
医院への直接振込サービス
治療費を医院に直接振込してもらえる便利なサービスもあります。しかも振込手数料は無料!
高額な治療費を現金で持ち歩くのは不安な方も多いはず。
このサービスを使えば、そんな心配もなくなります。ATMで借入する手間も省けるから、治療当日もスムーズに進められます。
申込条件・審査について
スルガ銀行の不妊治療サポートローンを利用するには、いくつかの条件をクリアする必要があります。
審査についての情報と合わせて、申込前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
申込できる方の条件
申し込みができるのは、条件をすべて満たす個人の方に限ります。
- 安定した収入があり、継続した取引が見込まれる方
- 消費者信用団体生命保険付きを選択する場合は、借入時年齢が20歳以上65歳未満(ローン完済時の年齢が76歳未満)の方
- 消費者信用団体生命保険付きを選択しない場合は、借入時年齢が20歳以上(ローン完済予定時の年齢が82歳未満)の方
使い道は、不妊治療に関わる治療費用全般です。自身ではなく、家族の不妊治療費でもOKです。
必要書類
申込時には、いくつかの書類を準備する必要があります。
- 本人確認資料
- 資金使途確認資料
- 収入確認資料
運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどが使えます。現住所と書類の住所が違う場合は、住民票や公共料金の領収書も必要になることがあります。
会社員なら源泉徴収票や給与明細書、自営業なら確定申告書や所得証明書が必要です。契約後も定期的に提出を求められることがあるので、きちんと保管しておきましょうね。
不妊治療の費用を証明する書類も必要です。通院している産院の診察券と産院HPの料金表などが該当しますので、詳細はコールセンターに問い合わせてみましょう。
審査のポイント
審査では、返済能力が総合的にチェックされます。年収、勤続年数、他社借入状況、信用情報が主な項目です。
年収の金額そのものより、継続的に安定した収入があるかが大切。勤続年数が長いほど、収入が安定していると判断されやすいですよ。
他社借入がある場合も要注意。既存のローンやクレジットカードの利用状況、返済履歴なんかもチェックされます。延滞や滞納があると、審査に影響する可能性大です。
審査結果によっては、希望通りにいかないこともあります。
他の支払い方法との比較
不妊治療の費用の支払い方法はいろいろあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
現金での支払い
現金払いは一番シンプルな方法ですよね。利息がかからないし、返済の心配もないから、経済的な負担は最小限で済みます。
しかし、不妊治療は本当にお金がかかるものです。体外受精を数回やるとなると、数百万円が必要になることも。
そこまでの大金を貯めるとなると、時間がかかってしまいます。不妊治療の費用以外にも、生活費や医療費、住宅ローンなどを両立させようと思うと大変です。
クレジットカード
クレジットカードのいいところは、ポイントが貯まることです。
還元率は0.5%~1.0%くらいが一般的で、高額な治療費ならそれなりのポイントになります。
分割払いやリボ払いを使えば、手元のお金を一気に減らさずに済むのも魅力。すでに持ってるカードなら、新しく審査を受ける必要もありません。
しかし、リボ払いの金利は非常に高く、年13~15%くらいかかります。
長く使えば使うほど、利息は膨らむばかり…。カードの限度額が足りなくて、治療費が払えないなんてことにもなりかねません。
クレジットカードが向いてるのは、治療費が比較的少額で、短期間で返済できる方でしょう。
不妊治療サポートローン
不妊治療サポートローンの一番の魅力は、金利の低さです。
年利4.0%~7.0%となると、リボ払いの半分以下ということになります。
しかも、元金据置期間があるため、治療中は利息だけでOK。
月々の負担が軽くなり、生活費と治療費を無理なく両立できるでしょう。
ただし、ポイントなどの特典はなく、返済の管理は必要です。金利がかかる分、現金払いより総額が増えることも理解しておきましょう。
比較表
項目 | 現金 | クレジットカード | 不妊治療サポートローン |
---|---|---|---|
金利負担 | なし | 年13%~15%(リボ払い) | 年4.0%~7.0% |
特典 | なし | ポイント還元0.5%~1.0% | なし |
事前準備 | 貯蓄が必要 | 既存カードで可能 | 審査・契約が必要 |
月々の負担 | 一括支払い | 分割・リボ可能 | 据置期間中は利息のみ |
利用限度額 | 貯蓄額まで | カード限度額まで | 審査により決定(最大1,000万円) |
返済管理 | 不要 | 必要 | 必要 |
この比較を参考に、自分の状況に一番合った方法を選んでくださいね。
どの方法にもメリット・デメリットがあるから、じっくり考えることが大切です。
利用時の注意点・デメリット
不妊治療サポートローンは非常に便利ですが、利用する前に知っておくべき注意点もあります。
デメリットもしっかり理解し、後悔のない選択をしましょう。
金利負担の発生
一番大切なのは、金利がかかることです。
年利4.0%~7.0%は他のローンより低めではあるものの、現金払いと比べれば追加費用になります。
例えば、200万円を年利5%で借りて、据置期間2年、その後8年で返済する場合、据置期間中の利息は年間約10万円、総利息は約60万円にもなるんです。
返済管理の必要性
「不妊治療サポートローン」はカードローンのため、毎月きちんと返済管理をする必要があります。据置期間中は利息だけとはいえ、返済日を忘れると信用情報に傷がつくことに。
返済は毎月1日にスルガ銀行の返済口座から自動引き落としされます。
スルガ銀行の口座が必須のため、他の銀行をメインにしてる方は新しく口座を作る必要があります。
審査による利用制限
審査の結果、希望額が借りられなかったり、利用自体がNGになる可能性もあります。特に気をつけたいのは、他社の借入が多い方、過去に延滞があった方、勤続年数が短い方です。
自営業や個人事業主の方は、収入の安定性を証明する追加書類が必要になることもあります。
変動金利のリスク
金利は変動金利だから、将来金利が上がる可能性があります。長期間借りる予定があるなら、金利上昇のリスクも考慮しておきましょう。
金利が上がった場合はどのぐらい返済額が増えるのか、シミュレーションしておくと安心です。
保険料の負担
がん保障特約付きの生命保険をつけると、保険料分の金利が上乗せされます。
50歳未満で年0.3%、50歳以上で年0.6%プラスになります。
使途制限
このローンは不妊治療の費用にしか使えません。
資金使途確認書類の提出も必要です。通院している産院の診察券と産院HPの料金表などが該当するので準備しておきましょう。
これらの注意点をしっかり理解して、自分に合ってるかどうか慎重に判断することが大切です。
よくある質問(FAQ)
不妊治療サポートプランについて、みんなが気になる質問をまとめました。
申込前の疑問解決に役立ててくださいね。
保険は必要ですか?
がん保障特約付きの生命保険はつけてもつけなくてもOKです。
保険に入ると、万が一の時に保険金でローンが完済されるため、家族に負担をかけずに済みます。がんと診断された場合も保険金が出ます。
すでに十分な生命保険に入っている方はつけなくても良いかもしれません。
繰上返済はできますか?
もちろんできます!しかも手数料は無料です。
ATMやネットバンキング、スマホアプリから、いつでも追加返済OKです。
繰上返済で元金を減らせば、将来の利息負担もぐっと軽くなります。特に据置期間中に余裕ができたら、積極的に繰上返済しましょう。
他行口座からの返済は可能ですか?
毎月の約定返済は、スルガ銀行の口座からの自動引き落としのみ。
他の銀行の口座からは引き落としできないため、スルガ銀行に口座を作る必要があります。
夫婦どちらの名義で申込むべきですか?
申込は個人名義なので、夫婦のどちらか一方が契約者になります。
一般的には、収入が安定してる方や、審査に通りやすそうな方が契約者になることが多いですね。
資金使途が「ご自身またはご家族の不妊治療費用」なので、契約者ではない配偶者が治療を受けてもOKです。
治療が成功した場合、すぐに完済する必要がありますか?
妊娠・出産できても、すぐに完済しなくて大丈夫です。
契約時の返済計画通りに返済を続ければOKです。
ただし、赤ちゃんが生まれたら育児費用や教育費用が必要になります。家計に余裕があるなら、早めに完済することをおすすめします。
審査にはどのくらい時間がかかりますか?
審査期間は通常数日から1週間くらいです。書類に不備があったり、追加確認が必要な場合はもっとかかることも…。
スムーズに審査を進めるコツは、必要書類をきちんと準備して、鮮明な画像をアップロードすることです。申込内容も間違いがないよう、しっかりチェックしてから送信しましょう。
他社借入がある場合でも申込できますか?
他社借入があっても申込は可能です!
審査では借入総額や返済状況、年収に対する借入比率などが総合的にチェックされます。
申込方法・手続きの流れ
スルガ銀行の不妊治療サポートプランは、Web完結で申込から契約までできます。
具体的な手続きの流れと、必要な準備について詳しく説明しますね。
Web申込の手順
スルガ銀行の「不妊治療サポートローン」のWebサイトから申込フォームに必要事項を入力します。
入力ミスがあると審査に影響するため、送信前にしっかりチェックしておきましょう。特に年収や勤続年数、他社借入状況は正確に入力しましょう。
入力された情報に基づき、仮審査を実施します。審査結果はメールまたは電話です。
審査・契約手続き
提出書類に基づき、スルガ銀行で本審査が行われます。審査結果はメールで通知されます。審査期間は通常数日から1週間くらいです。
審査中に追加書類をお願いされたり、電話で確認があったりすることも。
勤務先への在籍確認があることもあるので、職場に一言伝えておくと安心ですね。
カード発行・利用開始
本審査承認後、契約内容をWebサイトで確認したら契約は完了です。
契約が終わったら、専用カードが自宅に届きます。到着まで通常1週間くらいかかります。
カードが届いたら、すぐに使えます!初回の借入は、専用カードでスルガ銀行ATMか提携ATMへ。ゆうちょ銀行やコンビニATMでも使えるので、24時間いつでも借入OKです。
返済開始
借入と同時に返済もスタートします。毎月1日(銀行休業日なら翌営業日)に、スルガ銀行の口座から自動引き落としされます。
据置期間中は利息だけだから、返済額は少なめです。据置期間が終わったら、元金と利息を合わせた金額が引き落とされます。
注意事項
申込から利用開始まで、通常2週間くらいかかります。
治療スケジュールに合わせて、余裕を持って申込みましょう。
審査の結果、希望通りにいかないこともあります。その場合に備えて、他の方法も考えておくと安心です。
契約後も定期的に収入確認資料の提出を求められたり、資金使途の確認で領収書や診断書が必要になることも。大切な書類はきちんと保管しておきましょう。
まとめ
スルガ銀行の「不妊治療サポートローン」は、元金据置期間中は利息だけの支払いでOKだから、治療中の経済的な負担が軽くなる仕組みです。
不妊治療は年齢が非常に重要です。手元資金がなくても、このローンを利用すればお金の心配なく治療に専念できます。
- 治療費が高額で長期間かかりそう
- 治療中の月々の負担を抑えたい
- 低金利で資金調達したい
- Web完結で手続きしたい
- 治療の進行に合わせて柔軟に借入したい
こんな方には特におすすめです。
まずはシミュレーションだけでもOKです。まずはできることから、少しずつ考えてみましょう。