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妊娠中でもさくらんぼは食べてOK?食べる際の注意点まで徹底解説!

妊娠中のフルーツ
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この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

妊娠中の食生活について悩む声をよく耳にしますが、果物を食べていいか気になるママが多いようです。

甘酸っぱいさくらんぼには、肌を健やかに保つビタミンA、お腹の中の赤ちゃんの成長を支える葉酸、むくみを和らげるカリウムなど、妊娠中のママにもうれしい栄養素がたっぷり含まれているんですよ。

ただし、食べる量や洗い方、アレルギーへの注意点など、知っておくべきポイントがいくつかあります。

この記事では、妊娠中のママがさくらんぼを安全に楽しむためのヒントをご紹介します。さくらんぼをおいしく楽しみつつ、健康的な生活を送る参考にしてくださいね。

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妊娠中のさくらんぼ摂取のポイントまとめ

妊娠中は、果物の甘さが欲しくなる瞬間もあるでしょう。

甘くておいしいさくらんぼも、食べる際にいくつか知っておきたいことがあります。さくらんぼの栄養素や適量、注意すべき点について詳しく見ていきましょう!

さくらんぼの栄養素と効能

さくらんぼと聞くとまず想像するのは、ツヤっとして鮮やかな赤色かもしれません。

見た目もかわいらしいさくらんぼには、妊娠中のママに嬉しい栄養素がたっぷり含まれているんです。

ビタミンAは、お肌のトラブルをケアしてくれるので美肌を保ちたい方にもピッタリ。

さらに、赤ちゃんの発育に欠かせない葉酸、むくみが気になるママにうれしいカリウムもしっかりと摂れるので、妊娠初期のママには特におすすめです。

妊娠中は貧血が気になりますが、さくらんぼには鉄分も含まれていますよ。

妊娠中のさくらんぼ摂取量の目安

さくらんぼは、食べやすいサイズでつい手が伸びちゃいますが、妊娠中には食べる量にも気をつけたいですね。

農林水産省では、1日に果物を200g摂ることを推奨しています。これをさくらんぼで摂るとすると40粒近くになるのですが、体質によってはお腹が緩くなってしまうこともあるでしょう。

他の果物を食べることや妊娠中の体質変化を考えると、1日に10~15粒ほどにしておくのがおすすめです。

ひと粒で約5kcalと低カロリーなのがうれしいポイント。

ただし、さくらんぼには果糖が多く含まれているので、摂りすぎには注意しましょう。妊娠中は体重管理も大切。甘くて美味しいさくらんぼもバランス良く食べることが重要です。

さくらんぼを食べる際の注意点

さくらんぼは農薬が使用されていることもありますから、丁寧に洗ってから食べましょう。

また、胃腸が弱い妊婦さんはお腹を壊さないように、食べ過ぎに注意してくださいね。さらに、アレルギーのある方は念のため医師に相談すると安心です。

妊娠中はいろいろと心配事が増えがちですが、さくらんぼを美味しく食べて、少しでもストレスを減らせたら良いですね。

妊娠中に積極的に摂りたい栄養素とさくらんぼ

赤ちゃんを授かった多くのママたちが心配するのは、妊娠中に必要な栄養素をしっかりと取得できているかどうかですよね。

特に必要な栄養素とその含有食材について、さくらんぼがどのように役立つかを具体的に見ていきましょう。

葉酸の重要性と摂取方法

葉酸は、赤ちゃんの脳や神経系をつくる上で欠かせない栄養素の一つです。

特に妊娠初期は、赤ちゃんの神経管が形成される非常に重要な時期。実は、さくらんぼには可食部100gあたり38μgの葉酸が含まれているんです。

毎日の食生活にさくらんぼを上手に取り入れることで、葉酸も無理なく摂取しやすくなりますよ。

他にも、レンズマメやアスパラガスといった食品にも葉酸は多く含まれていますので、食事に取り入れてみてくださいね。

鉄分の必要性と貧血予防

妊娠中は血液量が増え、それに伴って必要な鉄分も普段の約2倍になるそうです。鉄分が不足すると貧血を引き起こし、疲れやすくなったり集中力が低下してしまうことも。

さくらんぼには、可食部100gあたり0.3mgの鉄分が含まれています。量としては特に多いわけではないのですが、さくらんぼにはビタミンCも豊富で、これが鉄分の吸収をサポートしてくれるんです!

さくらんぼをおいしく摂りつつ、貧血予防にもつながるのは嬉しいですね。

また、赤身の肉や大豆製品にも鉄分が含まれていますので、積極的に取り入れましょう。

カリウムの働きとむくみ対策

妊娠期のママの体は水分を溜めがちで、むくみが生じやすい状態になっています。

むくみ解消には、カリウムを意識的に摂取することがポイント。カリウムには利尿作用があり、体内の余分なナトリウムを排出して水分バランスを整えてくれます。

さくらんぼ1粒には約1.5mgのカリウムが含まれており、妊娠中のむくみケアにもおすすめです!

他には、バナナやアボカドにもカリウムが豊富ですよ。

妊娠中のさくらんぼの選び方&保存方法

妊娠中は、特に新鮮で質の良い食材を選んで食べたいものですね。

ここでは、さくらんぼの選び方や保存方法を詳しく見ていきましょう。さくらんぼを存分に楽しみつつも、健康や安全に配慮したいママ必見ですよ!

新鮮なさくらんぼの見分け方

私も妊娠中は特に新鮮な食材にこだわっていました。

さくらんぼ選びでまずチェックしたいのが色とツヤ。鮮やかな深紅色で、表面にツヤのあるものをチョイスしましょう。

実に傷や変色があるものは、品質が落ちている可能性があるので避けるのが無難です。また、摘み取られたばかりのさくらんぼには、緑色で新鮮な茎がついていますよ。

妊娠中は特に食の安全が気になる時期です。さくらんぼの選び方にも注意を払いましょう。

さくらんぼの美味しい保存方法

さくらんぼは購入後はできるだけ早く食べることが大切です。

保存する場合は水気をきちんと拭き取り、ラップで包んでから冷蔵庫の野菜室へ。そうすることで、3日程度は新鮮な状態を維持できます。

ただ、できれば1~2日で食べきるのがベスト!賞味期限内に美味しくいただく工夫をしましょう。

冷凍保存で旬のさくらんぼを楽しむ

さくらんぼのシーズンって短いですよね。旬の味を長く楽しみたいなら、冷凍保存が便利です!

まずはヘタを取り、水気を丁寧に拭き取ります。次に冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて保存袋の口をしっかり閉じたら冷凍しましょう。

さくらんぼは、凍らせるとシャーベットのような食感に。冷凍保存ならではの楽しみ方もあるんですよ。

出産前後は時間に余裕がないかもしれないので、事前に準備しておくと好きな時に楽しめます。

よくある質問と回答

妊娠中にも食べやすいさくらんぼですが、妊娠中のママは口に入れるものに関して何かと不安になるものでしょう。

ここからは、ママの多くが気になる質問に答えていきますのでぜひ参考にしてください!

Q. 妊娠中はさくらんぼを食べても大丈夫?

はい、もちろん大丈夫です。さくらんぼには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの栄養源としても最適です。

ただし、食べ過ぎは控えめに。特に胃腸が敏感な時期は、身体の調子に合わせて控え目にすると良いでしょう。

Q. さくらんぼの種は食べても大丈夫?

さくらんぼの種に含まれるアミグダリンという成分に注意が必要です。この成分は体内で青酸に変わる恐れがありますので、種は食べないようにしましょう。

ただ、誤ってひと口飲み込んでしまった程度であれば心配はいりませんよ。

Q. さくらんぼを食べ過ぎるとどうなる?

さくらんぼに含まれる果糖やソルビトールなどの成分を多量に摂取すると、お腹が緩くなったり下痢を起こす可能性があります。

特に妊娠中は食べすぎには要注意です。また、缶詰のさくらんぼは糖分が多いため、その点も気をつけてくださいね。

まとめ

今回は、妊娠中にさくらんぼを食べる際のポイントを解説しました。

さくらんぼにはビタミンAや葉酸、カリウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれており、適量であれば妊娠中のママにもおすすめです。

さくらんぼは新鮮なものを選び、購入後は適切に保存しましょう。さらに、アレルギーには注意が必要です。

妊娠中や子育てに役立つ情報が満載の当サイトをぜひご覧になり、毎日の参考にしていただければ幸いです。

 

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