授乳中ママがすいかを食べても問題ない？栄養価は？母乳への影響も解説します

授乳中のママがすいかを食べることについて、色々な意見があるのを知っていますか？

母乳への影響や赤ちゃんのアレルギーも気になるところですし、すいかが母乳の出を良くするという話は本当なのでしょうか？

この記事では、授乳中ママがすいかを楽しむための情報と気になる疑問について解説していきます。

授乳中ママがすいかを食べるメリットまとめ

授乳中は、特に栄養に気を遣われる方が多いのではないでしょうか。実は、すいかは授乳中ママに嬉しいメリットがたくさんある果物なんですよ！

ここでは、主なメリットを詳しくご紹介します。

水分補給に最適

夏の風物詩としても親しまれるすいかは、なんど約90％が水分でできているんです。

授乳中のママは、毎日十分な水分を摂取しなければなりません。しかし、普段あまりお水を飲まないママは、水分補給を忘れてしまうこともあるでしょう。

低カロリーで栄養豊富

さらに、すいかはカロリーが低いにも関わらず、栄養価がとっても高いんです。

100gあたりわずか41kcalという低カロリーながら、ビタミンAやC、カリウム、リコピンなどのミネラルや栄養素をバランスよく含んでいます。

すいかは、まさに授乳中ママに優しいフルーツと言えるでしょう。授乳期に必要とされるさまざまな栄養素を、美味しく補給できるのは本当にありがたいですよね。

食べ過ぎには要注意

ただし、美味しいすいかも食べ過ぎは禁物です。

すいかはさっぱりしていて、ついたくさん食べてしまいますが、食べ過ぎると胃腸に負担がかかったり、下痢を引き起こす原因になることがあります。

適量の目安は1日1/8玉（約200g）とされていますので、このくらいを意識しながら食べるようにしましょう。

すいかに含まれる栄養素と授乳中ママへの効果

すいかは夏の代表的な果物で、甘くて爽やかな味わいは多くの方々に愛されています。

続いては、すいかに含まれる栄養素が授乳中のママの健康や母乳にどのような影響を及ぼすのか、詳しく見ていきましょう。

すいかの基本情報

国内では、熊本県や千葉県、山形県、鳥取県などで大切に育てられているすいか。特に熊本県は日本一の生産量を誇り、『植木すいか』が特に有名です。

もちろん国内だけでなく、世界中からも美味しいすいかが届けられてきます。中国は、すいかの最大産地と言われており、他にもトルコやインドで栽培されていることもあるんです。

先ほども触れた通り、すいかはとってもヘルシーな果物です。カロリーは41kcalと低めながら、たんぱく質や脂質、炭水化物、そして食物繊維までバランスよく含まれていますよ。

すいかなら、授乳中のママも罪悪感なく楽しめますね。

ビタミンCで美肌＆免疫力アップ

授乳中のママは、何かと忙しくてお肌のケアがおろそかになることもあるでしょう。

スイカには、100gあたり10mgのビタミンCが含まれているんです。ビタミンCは美肌効果や免疫力を高めたいママにも嬉しい栄養素と言われていますよ。

カリウムでむくみ解消

ふくらはぎがパンパンになってしまうお悩み、ありませんか？授乳ママに多いむくみにも、すいかが役立ちます。

すいか100gには120mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分を排出してくれる働きがあって、これがむくみの解消に繋がっているのです。

ヘルシーなすいかを食べることで、すっきりした体を目指しましょう！

リコピンで抗酸化＆アンチエイジング

年齢を重ねるごとに気になるアンチエイジングですが、すいかには強い味方であるリコピンも豊富に含まれています。

含有量はなんとトマトの1.5倍とも言われ、リコピンには優れた抗酸化作用があります。

ということは、授乳ママのおやつにピッタリですね。すいかを食べて、内側から輝く若々しさをキープしましょう！

すいかを食べることの母乳への影響は？

授乳中に口にするものについては、美味しさだけではなく母乳への影響についても気がかりですよね。

授乳中のママがすいかを食べた際の影響について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

母乳の味が変わる可能性も

私たちが普段食べているものは、案外母乳の味に影響を与えます。赤ちゃんによっては、少しの味の変化で飲むのを嫌がるかもしれません。

赤ちゃんがいつもと違う様子を見せたら、すいかを少し控えたり、母乳をあげるタイミングを見直したりしてみるといいですよ。

母乳の出が良くなるって本当？

「すいかを食べると母乳の出が良くなる」と昔からよく言われますが、科学的な証拠はまだ見つかっていません。

すいかには水分が豊富なので、それが結果的に母乳量の増加に役立つこともあると考えることもできるでしょう。

すいかだけでなく、こまめにコップ1杯の水を飲むなど水分補給を意識することが大切です。

アレルギーの心配は？

いつもと違うものを食べるときには、赤ちゃんへのアレルギー反応も気になりますよね。

実際のところ、ママが食べたすいかで赤ちゃんがアレルギーを起こすケースはまれなようです。

ただし、ママ自身がすいかアレルギーを持っている場合は注意しなければなりません。食べる前にかかりつけの医師に相談することで、安心してすいかを楽しむことができますよ。

よくある質問と回答

夏に食べたくなる果物の一つ、すいかを授乳中に楽しみたいママも多いでしょう。

ここでは、すいかにまつわる疑問や不安を解消すべく、よくある質問を取り上げて詳しくお答えします。

Q. 授乳中はすいかの種も食べても大丈夫？

すいかは、種を取り除いて食べたり、種のない品種を選ぶのがベストです。

なお、すいかの種を飲み込んでしまって、不安に感じるママも多くいらっしゃいます。そこまで心配する必要はないと言われていますから、安心してくださいね。

Q. すいかは冷やして食べた方が良い？

シャリシャリした冷たいすいかは、夏にぴったりのごちそう。しかし、授乳中のママは体を冷やしすぎないように注意しましょう。

すいかは、適度に冷やして食べるのがおすすめです。すいかの冷やし過ぎや食べすぎは体の冷えにもつながりますので、注意しつつ楽しむのが良いでしょう。

Q. 1日にどのくらいの量を食べるのが適量？

授乳中のママは1日に1/8玉（約200g）を目安にしましょう。

水分がたっぷりで美味しいすいかも、食べ過ぎるとお腹に負担がかかってしまうので程よく楽しむのが肝心です。毎日のおやつに適量取り入れて、元気に過ごしてください。

まとめ

今回は、授乳中のママがすいかを食べることのメリットと注意点について詳しく解説しました。

すいかは水分補給に適しており、低カロリーで栄養価が高いことが分かります。ビタミンCやカリウム、リコピンといった栄養素が豊富に含まれており、美肌やむくみ解消、アンチエイジングに役立つうれしい果物なんですね。

水分補給にもなるすいかですが、食べ過ぎは避け、母乳への影響も考慮しながら適量を楽しみましょう。

また、アレルギーや母乳の味の変化が生じる可能性もあるため、赤ちゃんの様子を見ながら対応することが求められます。

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