タルト選びのコツから、おいしい食べ方まで、ぜひ参考にしてください。
妊娠中のタルトを食べる際の注意点まとめ
タルトは、上手に選べば妊娠中でも問題なく食べられます。安心して楽しむためには、材料選びや食べる量、アルコールの含有量などに注意しましょう。
ここでは、妊娠中のタルト選びのポイントをご紹介します。
材料選びのポイント
妊娠中にタルトを食べる際は、使用されている材料の安全性が何より重要です。
特に気をつけたいのが、生クリームやチーズなどの乳製品と卵。
生クリームを使ったタルトを選ぶ時は、低温殺菌された製品を選ぶようにしましょう。
パッケージの表示をよく確認し、賞味期限内のものを購入することが大切です。
チーズは、加熱処理されたクリームチーズやチェダーチーズなどを使ったタルトを選んでください。カマンベールやブルーチーズなど、未殺菌の牛乳で作られたナチュラルチーズは避けましょう。
信頼できるお店のものや、自分で手作りするなど安心して選べるものを楽しんでくださいね。
妊娠中は、材料の鮮度と衛生面に注意して、安心できるタルトを選ぶことが基本です。
食べる量に気をつける
妊娠中のプレママが楽しむ場合、タルトはどのくらいの量が適切なのでしょうか。
妊娠中の1日のおやつの目安量は、200kcal以下とされています。
カロリーを抑えるなら、小さめサイズのタルトを選ぶのがおすすめ。一切れが大きめのホールタルトなら、半分に切って2回に分けて食べるのも良い方法です。
妊娠中の糖分の摂り過ぎは、妊娠糖尿病のリスクを高めてしまいます。
タルトだけでなく、他のおやつや食事も含めて1日のトータルの糖分量を調整することが大切。美味しくかつ体に優しく楽しむには、量のコントロールを忘れないでくださいね。
適量を心地よく味わうことで、罪悪感なくタルトを堪能できるはずです。
アルコールの含有量をチェック
タルトの中には、風味づけのために洋酒を使用しているものがあります。
アルコールは少量でも胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中は避けた方が良いでしょう。
市販のタルトを購入する時は、原材料表示を見て「洋酒」「リキュール」などの表記がないかをチェック。アルコール分が含まれていないものを選ぶと安心です。
自宅でタルトを手作りする場合も、アルコールは使用せずバニラエッセンスなどで風味付けしてみると良いですよ。
妊娠中も安心して食べられるタルトの選び方
タルトは食べ応えがあるスイーツで、妊娠中の小腹満たしにもぴったり。
でも、市販のタルトは原材料が分からないことも多く、安全性が気になりますよね。
ここでは、妊娠中でも安心して食べられるタルトの選び方をご紹介します。上手に選んで、タルトを存分に味わいましょう!
国産の材料にこだわる
国産の材料を使ったタルトは、品質管理の行き届いた安心の材料が使われていておすすめです。
このとき、特に気をつけたいのがチーズ。
妊娠中は、国産のナチュラルチーズを使ったタルトを選びましょう。
また、生クリームも、輸入品より国産品の方が衛生管理に厳しい基準が設けられています。妊娠中は、国産の低温殺菌済み生クリームを使ったタルトがおすすめです。
旬の食材を使ったタルトを選ぶ
必要な栄養素をバランスよく摂りたいなら、旬の食材を取り入れてみましょう。
旬の食材は栄養価が高く、おいしさも抜群です。旬の果物を使ったフルーツタルトを選べば、食べるタイミングによって違った味わいが楽しめますよ。
春から初夏にかけては、甘酸っぱい苺のタルトがおすすめ。ビタミンCが豊富な苺は、美肌効果も期待できます。
初夏から夏にかけては、ジューシーな桃のタルトを販売しているお店も多くあります。旬の桃は栄養満点で、疲労回復にも役立つ果物です。
秋から冬は、甘くてホクホクの栗や洋梨のタルトが美味しい季節。栗にはビタミンB群が豊富に含まれ、妊娠中の疲れた体を癒やしてくれますし、洋梨は食物繊維が豊富でお腹の調子が気になるプレママにもおすすめです。
フルーツの他に、旬の野菜を使ったキッシュ風のタルトも美味しく楽しめます。
自家製タルトなら材料をコントロールできる
市販のタルトだと、どんな材料が使われているのか分からない場合も。自分でタルトを手作りすれば、材料を厳選できるので、妊娠中も安心して食べられます。
生クリームは、低温殺菌されたものを使うのがポイント。加熱すると風味が損なわれてしまいますので、製造段階で殺菌されているものを選ぶと良いでしょう。
卵は、新鮮で傷や汚れのないものを選びます。割れていないことを確認してから使ってくださいね。
チーズは、加熱殺菌されたクリームチーズがおすすめですが、プロセスチーズでも代用可能です。
ゼラチンを使う場合は、ゼラチンパウダーよりも板ゼラチンの方が溶けやすくキレイに仕上がりますよ。
手作りは砂糖の量も調整できて、市販品より甘さ控えめのヘルシーなタルトも作れます。小麦粉も、国産のものを使えばさらに安心ですね。
ベイクドタイプのタルトなら加熱済みで安心
妊娠中は、生の材料を使った非加熱のタルトよりも、しっかり焼き上げるベイクドタイプのタルトの方が安心です。
ベイクドタイプは、材料が高温で加熱されるため菌などのリスクも軽減されます。
レアチーズタルトのような非加熱タイプのタルトは、生クリームや卵を生のまま使うため妊娠中は避けたほうが無難です。
クラムタルトやフルーツタルトなど、生地もフィリングもしっかり焼き上げるベイクドタイプなら、材料の殺菌も兼ねられるので安心して楽しめるでしょう。
市販のタルトでは、定番のアップルパイやミートパイがおすすめです。
妊娠中のタルトの楽しみ方
妊娠中も、タルトを上手に取り入れつつ楽しく過ごせたら嬉しいですよね。
ここでは、ティータイムのお供として、記念日やお祝いのスイーツとしてなど、さまざまなタルトの楽しみ方をご紹介します。自宅でタルト作りをしたい方もぜひ参考にしてください。
ティータイムのお供に
妊娠中は、ホルモンバランスの変化で情緒不安定になりやすいため、たまには気分転換も大事です。
午後のティータイムにタルトを添えれば、ほっと一息つけるでしょう。タルトには、カフェインレスの紅茶やハーブティーも良く合いますよ。
妊娠中は外出が難しくなることもありますが、そんな時は友達を自宅に招いてティーパーティーを開くのも素敵ですね。
みんなでワイワイとおしゃべりに夢中になることで、タルトの食べ過ぎ防止にも!
妊娠中の友達と集まってお互いの悩みを共有したり、子育ての先輩ママからアドバイスをもらったりと有意義な時間を過ごせるはずです。
記念日やお祝いに
結婚記念日や誕生日、母の日には、タルトにメッセージプレートを添えるのもいいですね。
うまれてくる赤ちゃんとママをお祝いするベビーシャワーでは、デコレーション付きのタルトを用意するのも良いでしょう。
見た目が華やかなタルトは、ゲストへのおもてなしにもピッタリ。パーティーを盛り上げてくれること間違いありません。
大切な思い出づくりに、ぜひタルトを活用してみてください。
作る楽しみも味わう
妊娠中で外出が難しいときは、自宅でタルト作りを楽しむのも一つの手です。
旬のフルーツを使ったフルーツタルトなら、季節を感じられますよ。イチゴやぶどう、洋ナシなど、その時期ならではの果物をふんだんに使えば、見た目も良く美味しく仕上がります。
型抜きしたクッキー生地にカスタードクリームを絞れば、一口サイズのミニタルトにもなりますよ。
自分好みの味や見た目にアレンジできるのは、手作りならではの魅力。タルトの生地から手作りしてみたり、具材を彩りよく飾り付けるなどの作る過程も楽しめます。
時間をかけて丁寧に仕上げた自家製タルトを頬張れば、きっと格別の美味しさを感じられるでしょう。
まとめ
妊娠中のタルトを安心して楽しむには、材料選びや食べる量、アルコールの含有量などの注意点があります。国産の新鮮な材料を使ったものを選び、ベイクドタイプなら加熱済みで安心です。
食べ過ぎには注意しつつ、ティータイムのお供や記念日のお祝いにタルトを上手に取り入れると、妊娠中の楽しみにもなるでしょう。
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