妊活中の食事はどうすればいいの?と疑問を抱えている男性も多いでしょう。実は、食べ物選びひとつで精子の元気度がグッと上がるんです。
今回は、精子に良い食べ物や栄養素、妊活中の食事で気をつけたいことをご紹介します。これを読めば、毎日の食事がもっと楽しくなるかもしれませんよ。
精子に良い食べ物って?栄養素別にご紹介
妊活中の食事で大切なのは、バランスの良い栄養摂取。でも、特に精子の元気にとって重要な栄養素があるんです。
それぞれの栄養素と、それを含む食べ物をご紹介しますね。
【亜鉛】牡蠣や豚レバー
亜鉛は、男性ホルモンの合成を促進し、精子の運動率を上げる大切な栄養素。
ギュッと濃縮された栄養の宝庫、牡蠣はその代表格。プリプリとした食感と濃厚な味わいは、まさに男性の味方です。
牡蠣が苦手な方も大丈夫。ホタテやタラコ、豚レバー、牛肉、卵黄、納豆なども亜鉛が豊富ですよ。これらを上手に取り入れて、精子の元気度アップを目指しましょう。
【葉酸】ブロッコリーや枝豆
葉酸といえば妊婦さんの栄養素というイメージがありますが、実は男性の妊活にも欠かせない栄養素なんです。葉酸は精子内部のDNAが傷つくのを防いでくれます。
緑黄色野菜の代表格、ブロッコリーはその筆頭。ほかにも、枝豆やほうれん草、焼きのりなどが葉酸を多く含みます。これらの食材を使った料理を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【オメガ3脂肪酸】青魚やアマニ油
オメガ3脂肪酸は、精子の運動率と質の向上に効果的。イワシやサバなどの青魚に多く含まれています。
魚が苦手な方は、アマニやくるみ、エゴマなどの植物性オメガ3脂肪酸がおすすめ。サラダにひと振りしたり、ヨーグルトに混ぜたりと、簡単に日々の食事に取り入れられますよ。
不足しやすい栄養素はサプリメントで補う
妊活中の食事で気を付けたいこと
精子に良い食べ物を知ったところで、次は妊活中の食事で気をつけたいポイントをご紹介します。ちょっとした心がけで、妊活の効果がグッとアップするかもしれません。
脂っこい食事やファストフードを避ける
脂質や炭水化物が多く、野菜が少なく、塩分も多い食事は健康に悪影響を及ぼします。ついつい便利なファストフードに手が伸びてしまいがち。でも、妊活中はできるだけ避けたほうが良いでしょう。
外食するなら、単品メニューよりも、主食+主菜+副菜が揃った定食を選ぶと栄養バランスが整います。家での食事も、カラフルな野菜を取り入れて、バランスの良い食事を心がけましょう。
晩酌はほどほどにする
お酒は適量であれば問題ありませんが、飲みすぎは精子の数や運動率の低下、奇形精子の増加など精子の質の低下を招く可能性があります。
妊活中のお酒は控えめにすることが大切。どうしても飲みたい時は、ノンアルコールビールやモクテルなどの代替品を試してみるのもいいかもしれません。
食事の時間を決める
妊活中の男性におすすめな生活習慣
食事以外にも、日々の生活習慣を見直すことで妊活の効果を高められます。ちょっとした工夫で、より健康的な生活を送れるようになりますよ。
適度な運動を取り入れる
適度な運動は精子の数や運動率を高める効果が期待できるんです。毎日30分程度のウォーキングや軽いジョギング、自転車通勤など、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけてみましょう。
運動不足の方は、まずは階段を使うなど、日常生活の中で少しずつ体を動かす機会を増やしていくのがおすすめです。
生活リズムを整える
十分な睡眠をとり、規則正しい生活リズムをこころがけることも大切。
質の良い睡眠は、ホルモンバランスを整え、精子の質の向上にもつながるんです。寝る前のブルーライトを避けたり、休日も平日と同じ時間に起きるなど、小さな習慣から始めてみましょう。
できるだけ禁煙する
まとめ:楽しく続けられる妊活ライフを
精子に良い食べ物を知り、日々の食事や生活習慣を少しずつ見直していく。それだけで、妊活の効果がぐんと上がる可能性があります。
でも、あまり気負いすぎず、楽しみながら続けていくことが大切。夫婦で協力して、おいしい食事を楽しみながら、健康的な生活を送っていきましょう。
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