授乳中って、ついつい甘いものが欲しくなりますよね。大学芋は食物繊維もたっぷりだし、少しくらいなら大丈夫かも…なんて思うことも。
上手に活用すれば、ママも赤ちゃんも笑顔になれそうですよ。スイーツ好きのママはぜひ参考にしてみてくださいね。
授乳中ママが大学芋を食べるメリットとは?
授乳中のママにとって、おやつ選びは悩ましい問題です。
大学芋は栄養価が高く、ママと赤ちゃんの健康をサポートしてくれる心強い味方と言えます。授乳中に大学芋を食べるメリットについて詳しく解説していきましょう。
食物繊維が豊富で便秘解消に
授乳中は、ホルモンバランスの変化や腹圧低下などの影響で、便秘に悩まされるママが少なくありません。
さつまいもには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれており、腸内環境を整える効果が期待できるのです。
不溶性食物繊維は便のかさを増やし、水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなってくれます。2種類の食物繊維が協力することで、便秘解消が期待できます。
さらに、食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする働きもあるので、授乳中の急激な血糖値の変動を防ぐ効果もありますよ。
抗酸化作用でストレス緩和
授乳中は、夜間の授乳や育児疲れなどから、ストレスを感じやすい時期。
ビタミンCは、ストレスによって増加した活性酸素を除去し、細胞の損傷を防ぐ働きがあります。また、ビタミンEは細胞膜を保護し、酸化ストレスから体を守る効果が期待できます。
ストレスによる疲労やイライラを和らげ、リラックスしたいママにおすすめです。ビタミンCは鉄の吸収を助ける働きもあるので、貧血予防にも役立ちますよ。
葉酸の摂取で赤ちゃんの健康をサポート
妊娠中から注目される葉酸ですが、実は授乳中も重要な栄養素の一つ。さつまいもには葉酸が比較的豊富に含まれているため、赤ちゃんの健康をサポートしてくれます。
葉酸は、細胞分裂や DNA合成に関わる重要な栄養素で、赤ちゃんの正常な発育に欠かせません。授乳中も、赤ちゃんへの葉酸の供給を考えると、積極的に摂取したい栄養素と言えるでしょう。
授乳中のママが意識して摂取することで、赤ちゃんの健やかな成長を支えることができるのです。
ただし、過剰摂取は避けてバランスの取れた食事を心がけてください。
授乳中の大学芋の適量は?食べ過ぎに注意!
大学芋は、ママと赤ちゃんの健康に嬉しい栄養がたっぷり。
続いては、授乳中の大学芋の適量と食べ過ぎを防ぐポイントについて解説します。ママも赤ちゃんも、健康的に過ごすための秘訣を見つけましょう。
1日の間食は200kcal程度まで
授乳中は、母乳の生成や分泌のために通常よりも多くのエネルギーが必要です。一般的に、授乳中は1日当たり350~500kcal程度のエネルギー増加が推奨されています。
しかし、間食で必要以上のエネルギーを摂取してしまうと、かえって体重増加につながってしまう恐れがあります。間食は1日当たり200kcal程度に抑えるのが望ましいでしょう。
大学芋は、甘くて美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいがち。間食の時間と量を決めて、計画的に食べるのが賢明な方法と言えるでしょう。
大学芋のカロリーと糖質量
大学芋は、ヘルシーなイメージがありますが、意外とカロリーと糖質が高い間食の一つ。
市販の大学芋の場合、1本(60g)あたりのカロリーは約200kcalを超え、糖質量は約30gにもなります。これは、ごはん茶碗1杯分のカロリーと同等。また、糖質量はごはん茶碗1/2杯分に相当します。
大学芋のカロリーの多くは、砂糖由来の糖質によるもの。
授乳中は、母乳の質や量に影響するため、急激な体重増加は避けるべき。大学芋を食べる際は、カロリーと糖質量を把握し、適量を心がけることが大切です。
間食の時間と頻度を決めて食べる
授乳中は、赤ちゃんとの生活リズムに合わせた食事が求められます。
特に、夜間の授乳では、空腹感から夜食を食べたくなることも。夜遅い時間の間食は、体重増加や血糖値の乱れを招く恐れがあるため、できるだけ避けましょう。
授乳中の間食は、1日2~3回程度に抑え、なるべく日中の決まった時間に食べるのがおすすめです。例えば、午前と午後の授乳の合間など、赤ちゃんが寝ている隙間時間を活用するのが良いでしょう。
大学芋を食べる際は、時間と量を決めて計画的に食べることで、食べ過ぎを防げます。
大学芋以外のおすすめ間食&組み合わせ方
授乳中のママにとって、栄養バランスの取れた食事はもちろん大切ですが、時には甘いものが食べたくなりますよね。
間食では、大学芋以外の自然な甘さを活かした果物や芋類、相性抜群の食材との組み合わせてみましょう。授乳中のママに人気の間食をご紹介します。
果物や芋類など自然の甘さを活用
特に、りんごやバナナ、さつまいもなどは手軽に食べられる上に満足感も得られるので人気です。
りんごは、ペクチンという水溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果が期待できます。また、低カロリーながらも満腹感が得られるので、ダイエット中のママにもおすすめです。
バナナは、食物繊維だけでなく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富なので、疲労回復や筋肉のけいれん防止に役立ちます。
さつまいもは、ビタミンCやカロテノイドなどの抗酸化成分が豊富で、免疫力アップや美容効果も期待できます。
授乳中は、赤ちゃんのためにも自分のためにも、栄養バランスの取れた食事が大切です。間食も上手に取り入れることで、ストレスを溜めずに楽しく育児に取り組むことができるでしょう。
ヨーグルトやナッツと組み合わせる
大学芋との相性抜群の食材といえば、ヨーグルトやナッツ類です。
ヨーグルトは消化吸収がよく、腸内環境を整える効果が期待できます。また、カルシウムも豊富に含まれているので、骨の健康維持にも役立ちます。
一方、ナッツ類にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
特に、アーモンドやクルミ、マカダミアナッツなどは不飽和脂肪酸が豊富で、心臓病予防効果も期待できます。また、食物繊維が豊富なので、便秘解消にも役立ちます。
大学芋にヨーグルトやナッツ類を組み合わせることで、栄養バランスが良くなります。
原材料表示をチェックする
市販のお菓子を選ぶ際は、原材料表示をしっかりとチェックすることが大切です。特に、添加物の多いお菓子は避け、なるべくシンプルな原材料のものを選びましょう。
大学芋の場合、原材料はさつまいもと砂糖、油が基本ですが、中には着色料や香料などの添加物が使われているものもあります。
また、アレルギーがある場合は、原材料表示をチェックすることが必須です。
大学芋の場合、小麦粉やそば粉などが使われている場合があるので、アレルギーがある人は特に注意が必要です。
授乳中ママからのよくある質問
授乳中のママは、赤ちゃんのためにも自分のためにも、食事や間食での栄養バランス、食材選びに気を配るもの。
育児で忙しい中、色々と悩むこともあるでしょう。ここでは、授乳中ママからよく寄せられる質問に、わかりやすくお答えします。
Q. 授乳中の間食はいつ食べるのがベスト?
授乳中の間食は、授乳のタイミングの合間など、赤ちゃんが寝ている時間に食べると良いでしょう。目安としては、食事の2~3時間後が適しています。
授乳中は、赤ちゃんの飲む量や間隔に合わせて、自分の食事をコントロールすることが大切です。赤ちゃんが泣き出したタイミングでは、落ち着いて間食を楽しめませんよね。
赤ちゃんが寝ている時間を上手に活用して、ゆっくりと間食タイムを楽しむことがおすすめです。
例えば、午前と午後の授乳の間、夕食前の時間帯などが、間食に適しているでしょう。ただし、夜遅い時間の間食は避けると良いですよ。
授乳中は、自分の食べたいタイミングではなく、赤ちゃんのリズムに合わせることが大切です。赤ちゃんとのスキンシップを大切にしながら、自分の時間もしっかりと確保しましょう。
Q. 大学芋の食べ過ぎで母乳への影響は?
授乳中は、母乳の質や量が赤ちゃんの健康に直結するため、食べ過ぎが母乳に与える影響が気になるママも多いですよね。
食事や間食でのカロリーや糖分の取り過ぎは、母乳の量に影響する可能性があります。
大学芋は、カロリーと糖質が高めです。食べ過ぎると、カロリーオーバーになりやすく、肥満のリスクも高まります。
ただし、適量であれば、大学芋に含まれる食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が母乳の質を高めてくれるかもしれません。
バランスには注意しつつ、大学芋を上手に取り入れることが大切です。
Q. 市販の大学芋の選び方はある?
市販の大学芋を選ぶ際は、原材料表示をチェックすることが大切です。
原材料表示を見ると、さつまいもと砂糖、油以外にも、着色料や香料、膨張剤などの添加物が使われているものがあります。
添加物の多いお菓子ではなく、なるべく素材の味を活かしたシンプルなものならより安心して食べることができるはず。
輸入品の場合、農薬の使用状況や栽培方法が不明確な場合があるため、できるだけ国産のものを選ぶことがおすすめです。
また、授乳中は、糖分の取り過ぎに注意が必要です。
まとめ
授乳中のママにとって、大学芋は食物繊維やビタミンが豊富で便秘解消やストレス緩和などのメリットがあります。
大学芋以外にも、果物やヨーグルト、ナッツなどを上手に組み合わせると栄養バランスのとれた間食になるでしょう。
当サイトでは、妊娠中のプレママから子育て中のママまで、幅広くサポートする情報を発信しております。ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。
\こちらもよく読まれています/