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【赤ちゃんの離乳食】国産キウイはいつからOK?アレルギーや与え方のポイントまとめ

赤ちゃん向けのフルーツ

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

スーパーで国産キウイを見かけるたび、赤ちゃんに食べさせてあげたいなと思いながらも、いつから大丈夫なのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

実は、キウイは酸味やアレルギーの心配もあって、他の果物よりも慎重に始めたい食材のひとつなんです。でも正しい知識があれば、赤ちゃんにとっても栄養豊富で美味しい果物として楽しめますよ。与え方のポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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国産キウイは離乳食でいつから食べられる?

国産キウイを離乳食で始める時期は、他の果物と比べて少し慎重に考える必要があります。酸味が強く、アレルギーのリスクもあるため、赤ちゃんの消化機能や免疫システムがある程度発達してからが安心です。

離乳食後期以降が目安

国産キウイは離乳食後期(9~11ヶ月ごろ)からが一般的な目安とされています。離乳食初期や中期の段階では、まず他の果物や野菜にしっかりと慣れさせることが大切です。

キウイには独特の酸味があり、赤ちゃんによっては苦手に感じることも少なくありません。また、後ほど詳しくお話ししますが、アレルギーのリスクも考慮すると、消化機能がより発達した後期以降に少量から始めるのが安心です。

ただし、中期から少量の加熱したキウイを試すケースもあります。この場合も必ず様子を見ながら慎重に進めることが重要です。赤ちゃんの成長や体調に合わせて、焦らずにタイミングを見計らってくださいね。

国産キウイと輸入キウイの違いは?

輸入キウイは様々な品種があり、1年を通してスーパーなどで手軽に購入できる利便性があります。一方、国産キウイは10~11月に収穫され、12月から翌年5月ごろまで市場に出回るという季節性があります。

国産キウイの主な産地は愛媛県、福岡県、和歌山県などで、各地域の気候を活かした栽培が行われています。輸入品と比べて、鮮度や農薬基準に対する安心感が高いのも特徴のひとつです。

国産キウイの旬は冬から春にかけてです。この時期に購入すれば、最も新鮮で栄養価の高いキウイを赤ちゃんに与えることができますよ。

ゴールデンキウイとグリーンキウイどちらがおすすめ?

初めてのキウイには、酸味が少なく甘みの強いゴールデンキウイ(黄色)が適しているとされています。黄色の果肉が特徴的なゴールデンキウイは、緑色のグリーンキウイと比べて酸味がマイルドで、赤ちゃんにとって食べやすい味わいです。

グリーンキウイは酸味が強く、赤ちゃんによっては顔をしかめたり嫌がったりする場合もあります。酸っぱさに敏感な赤ちゃんには、最初はゴールデンキウイから始めて、慣れてきたらグリーンキウイも試してみるとよいでしょう。

国産キウイでアレルギーのリスクはある?

国産・外国産にかかわらず、キウイはアレルギー特定原材料28品目のひとつに指定されています。口腔アレルギーやラテックスアレルギーの原因となることがあるため、注意が必要です。

キウイアレルギーは赤ちゃんでは比較的発症しにくいとされていますが、口の中を痒そうにしていたり、発疹、下痢などの症状には十分注意しましょう。

特に初回は、症状が現れても適切に対応できるよう、平日午前中など医療機関の受診がしやすいタイミングに、ひとさじから始めることが大切です。

赤ちゃんへのキウイの与え方と調理のポイント

キウイを安全に赤ちゃんに与えるためには、適切な下処理と調理方法を知っておくことが重要です。月齢に応じた形状や量の調整、加熱の有無など、細かなポイントを押さえることで、赤ちゃんが美味しく安全にキウイを楽しめるようになります。

芯・種まで取り除く

キウイの皮をむいたら、縦半分にカットしてください。中心にある芯と種は消化しにくいため、スプーンなどで丁寧に取り除いてから与えることが大切です。

芯の部分は硬く、赤ちゃんの小さな胃腸には負担になることがあります。また、種も消化されずにそのまま排出されることが多いため、できる限り取り除いておくと安心です。

少し手間はかかりますが、赤ちゃんの安全のためには欠かせない工程ですね。

加熱したものを与えるのがおすすめ

離乳食後期の初期段階では、鍋で水と一緒に弱火で1〜2分煮るか、電子レンジで20〜30秒加熱する方法がおすすめです。加熱することで酸味が和らぎ、赤ちゃんにとって食べやすくなります。

ただし、加熱してもアレルギーリスクはゼロにはならないことを理解しておきましょう。加熱によってアレルゲンが完全に除去されるわけではないため、必ず少量から様子を観察しながら与えることが重要です。

加熱の際は、キウイの栄養素を損なわないよう、短時間で済ませるのがコツです。過度な加熱は栄養価を下げてしまうため、適度な加熱を心がけてくださいね。

電子レンジを使う場合は、爆発を防ぐために少量の水を加えると安全です。加熱後は十分に冷ましてから与えましょう。

月齢別の調理形態と量の目安

後期(9~11ヶ月)では、5~7mm角にカットしたものを加熱して与えるのが基本です。この時期の量の目安は30~40g程度とされています。完了期(12~18ヶ月)になると、1cm角に切ったものを生のまま与えても問題ありません。完了期の量の目安は40~50g程度です。

キウイを始める前に、バナナやりんご、もも、いちごなどの果物に慣れさせておくと良いでしょう。他の果物の酸味や甘みに慣れていると、キウイの独特な酸味への反応が穏やかになりやすいからです。

キウイはたんぱく質分解酵素を含むため、手づかみ食べにはやや不向きです。スプーンで与えるか、他の食材と組み合わせて食べやすくする工夫をしてみてください。

国産キウイのおすすめ離乳食レシピ

国産キウイを使った離乳食レシピをマスターすると、赤ちゃんの食事のバリエーションがぐっと広がります。酸味を和らげる工夫や、他の食材との組み合わせ方を知ることで、キウイが苦手な赤ちゃんでも美味しく食べられるようになるでしょう。

キウイヨーグルト

フォークの背で潰したり細かく刻んだキウイを、無糖のヨーグルトと混ぜるだけの簡単レシピです。ヨーグルトの酸味とキウイの酸味が相まって、程よい酸っぱさになります。

注意点として、長時間混ぜたままでおいておくと、キウイに含まれる酵素(アクチニジン)が乳たんぱくを分解するため苦味が出てしまいます。与える直前に混ぜるのがポイントです。

キウイパンケーキ

完了期以降におすすめのレシピです。小麦粉や牛乳、潰したバナナと一緒にキウイを生地に混ぜて焼きます。キウイは5mm程度の輪切りや角切りにして加熱すると酸味が和らぎ、赤ちゃんにも食べやすくなるでしょう。

ゴールドキウイを使うとより甘くて食べやすいパンケーキになります。生地に混ぜるのではなく、キウイジャムにしてプレーンなパンケーキに乗せて与えるのもおすすめです。

パンケーキは冷凍保存も可能なので、まとめて作っておくと便利です。解凍する際は電子レンジで温めるだけでOKです。

キウイゼリー

寒天やゼラチンを使い、キウイと牛乳や果汁を合わせて作るレシピです。キウイは潰すか細かく刻み、加熱してから使用することで、酸味が和らぎ消化にも優しくなります。

冷やして固めるだけで作りやすく、暑い季節には特に喜ばれるデザートです。寒天を使えば常温でも固まるため、お出かけの際の持参食としても活用できます。

まとめ

国産キウイは離乳食後期から与えることができる栄養豊富な果物です。ゴールデンキウイから始めて、加熱処理を行い、少量ずつ慎重に進めることが安全な離乳食作りのポイントになります。

アレルギーのリスクがあることを理解した上で、適切な下処理と調理方法を守れば、赤ちゃんにとって美味しく安全な食材として活用できます。旬の国産キウイを選ぶことで、より新鮮で栄養価の高い離乳食を作ることができるでしょう。

キウイヨーグルトやキウイパンケーキ、キウイゼリーなど、様々なレシピを試しながら、赤ちゃんの好みに合わせて調理法を工夫してみてください。妊娠サポートナビ.comには離乳食に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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