授乳中のママにも、我慢できない和菓子の誘惑ってありますよね。
中でもくず餅は、あっさりとした甘さと独特の食感が魅力的。
そこで今回は、授乳中のママがくず餅を食べる際の注意点と、母乳への影響についてまとめてみました。
くず餅の特徴から、赤ちゃんへの影響、おすすめの食べ方まで、ママに役立つ情報が満載ですよ。
健康的においしくくず餅を楽しむコツを、一緒に見ていきましょう!
くず餅はどんな和菓子?特徴まとめ
くず餅は、日本の伝統的な和菓子の一つで、葛粉やでんぷんを使った透明感のある餅菓子です。
関東風と関西風の2種類があり、それぞれ原料や作り方が異なります。
低カロリーで消化が良く、食物繊維やミネラルも豊富に含まれているため、健康的な間食として人気があります。
ここでは、くず餅の特徴について詳しく解説していきましょう。
関東風と関西風がある
くず餅には、関東風と関西風の2種類があります。
関東風のくず餅は、小麦粉から作った「うき粉」を原料としているため、色が白く不透明な見た目をしています。
一方、関西風のくず餅は、葛粉を使っているため、透明感のある見た目が特徴的です。
また、関東風のくず餅は、うき粉を水で溶いて火にかけ、餅状になるまで練り上げて作ります。
関西風のくず餅は、葛粉を水で溶いて火にかけ、透明になるまで煮詰めて作ります。
このように、関東風と関西風では原料や作り方が異なりますが、どちらもなめらかな食感と優しい甘さが魅力の和菓子です。
くず餅を食べる際は、自分の好みに合わせて関東風か関西風を選ぶのも楽しみの一つですね。
低カロリーで消化が良い
原料である葛粉やでんぷんは、脂質や動物性の原料が少ないため、他の和菓子と比べてもカロリーが抑えられています。
また、くず餅は水分量が多く、食べた後の満足感が得られやすいのも特徴です。
適度な甘さがあるため、少量でも満足できるのがうれしいポイントですね。
さらに、くず餅は消化が良いことでも知られています。
葛粉やでんぷんは、胃腸への負担が少なく、スムーズに消化されやすい食品です。
低カロリーで消化が良いくず餅は、ヘルシーな間食として人気があるのも納得ですね。
食物繊維が多く含まれる
くず餅の原料である葛粉やでんぷんには、食物繊維が豊富に含まれています。
特に葛粉には、水溶性食物繊維が多く含まれており、お腹の調子を整える効果が期待できます。
授乳中のママは、便秘になりやすいと言われていますが、くず餅に含まれる食物繊維が腸内環境を整えてくれるため、お腹の調子が気になる人にもおすすめです。
さらに、葛粉に含まれる水溶性食物繊維には、母乳中の有益なオリゴ糖を増やす効果もあると言われています。
オリゴ糖は、赤ちゃんの腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりする働きがあるため、授乳中のママにとっても嬉しい効果が期待できます。
ミネラルも補える
くず餅には、カルシウムや鉄分などのミネラルも含まれています。
授乳中のママは、カルシウムの需要が高まるため、意識して摂取したい栄養素の一つです。
くず餅に含まれるカルシウムは、量こそ多くはありませんが、葛粉にはカルシウムの吸収を助ける効果もあるため、体内での利用率が高まることが期待できます。
また、鉄分は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素ですが、母乳中の鉄分は少ないため、ママが意識して摂取する必要があります。
くず餅に含まれる鉄分は、母乳の質を高めるためにも役立つでしょう。
ただし、くず餅に含まれるミネラルの量はそれほど多くないため、あくまでも間食として楽しむことが大切です。
くず餅以外の食事でも、バランスよくミネラルを摂取するように心がけましょう。
くず餅摂取は赤ちゃんに影響する?授乳中のママが食べて良い?
授乳中のママにとって、食事内容が赤ちゃんに与える影響は気になるところですよね。
特に和菓子は糖分が多いイメージがあるため、くず餅を食べることで母乳の質が変化したり、赤ちゃんに悪影響があったりしないか心配になるママも多いのではないでしょうか。
ここでは、くず餅摂取が赤ちゃんに与える影響や、授乳中のママが食べても良いかどうかについて解説します。
【基本】くずもち摂取は赤ちゃんに直接影響しない
一般的に、くず餅を適量楽しむ程度であれば、母乳の成分に直接的な影響を与えることはないと言われています。
母乳の成分は、ママの食事内容よりも、ママの健康状態やストレス、ホルモンバランスなどの影響を受けやすいと考えられています。
もちろん、食べ物の中にはカフェインなどの成分が含まれているものもあり、母乳を介して赤ちゃんに影響を与える可能性がゼロではありません。
しかし、くず餅に含まれる成分は比較的穏やかで、適量を心がけていれば心配する必要はないでしょう。
くず餅に限らず、間食は1日の摂取カロリーの範囲内で楽しむことが大切ですね。
くず餅の糖分が母乳の味を変えるって本当?
「くず餅を食べると母乳の味が変わる」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
確かに、母乳の味は食事の影響を受けることがあると言われていますが、くず餅の糖分が直接的に母乳の味を変えるかどうかは明確ではありません。
母乳の味は、食事以外にもママの体調や飲水量、ホルモンバランスなど、さまざまな要因の影響を受けます。
また、赤ちゃんには個人差があり、母乳の味の変化を敏感に感じ取る子もいれば、あまり気にならない子もいます。
ただし、くず餅に限らず、甘いものを食べ過ぎると母乳の味に影響を与える可能性はあるため、適量を心がけることが大切です。
【結論】授乳中でもくず餅を楽しめる
くず餅は葛粉を主原料とした餅菓子で、低カロリーで消化が良く、食物繊維やミネラルも豊富に含まれています。
適度な量であれば、母乳の質に悪影響を与えることはないでしょう。
ただし、くず餅には糖質が多く含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。
また、市販のくず餅には添加物が使われていることもあるため、できるだけ自家製のものを選ぶのが良いでしょう。
くず餅以外にも、和菓子全般に言えることですが、間食は1日の摂取カロリーの範囲内で楽しむことが大切です。
栄養バランスの取れた食事を心がけつつ、適度にくず餅を楽しんでくださいね。
授乳中ママにおすすめなくず餅の食べ方
授乳中のママにとって、くず餅は低カロリーで消化が良く、食物繊維やミネラルも摂取できる嬉しい和菓子です。
ここでは、授乳中のママがくず餅を上手に楽しむための食べ方のコツを3つ紹介します。
小分けにして食べたり、トッピングを工夫したり、冷やして食べるなど、ママも赤ちゃんも喜ぶくず餅の食べ方を知っておきましょう。
小分けにして食べる
そこで、くず餅を小分けにして食べるのがおすすめ。
例えば、1個のくず餅を2~3回に分けて食べるのが良いでしょう。
こうすることで、食べ過ぎを防ぎつつ、満足感も得られます。
また、くず餅は食物繊維が豊富に含まれているので、少量でもお腹の調子を整える効果が期待できます。
授乳中は便秘になりやすいので、くず餅を上手に取り入れることで、快適な母乳育児生活を送ることができるでしょう。
トッピングを工夫する
くず餅は、きな粉、黒蜜、抹茶など、さまざまなトッピングで味の変化を楽しむことができます。
中でも、きな粉は大豆イソフラボンを含んでいるので、授乳中のママにとって嬉しい栄養素が摂取できます。
大豆イソフラボンには、骨の健康維持や更年期障害の緩和などの効果があると言われています。
また、黒蜜は鉄分が豊富に含まれているので、貧血予防に役立ちます。
抹茶は、カテキンが豊富で風味も豊かですが、カフェイン量には注意が必要です。
くず餅のトッピングを工夫することで、味だけでなく栄養面でもバランスの取れた間食になります。
冷やして食べる
くず餅は、冷やして食べるとより美味しく感じられます。
特に夏場は、冷たいくず餅がおすすめです。
冷蔵庫で30分ほど冷やすと、程よい硬さになり、口当たりも爽やかになります。
また、冷やすことで、くず餅の甘さが引き立ち、より満足感が得られます。
授乳中は、体温が上がりやすいので、冷たいくず餅を食べることで、体を冷ますことにもつながります。
ただし、冷やし過ぎると硬くなり過ぎてしまうので、食べる直前に冷蔵庫から取り出すのがポイントです。
また、冷やしたくず餅にきな粉や黒蜜をかけると、さらに美味しさがアップします。
和菓子でありながら、ひんやりとした食感が楽しめるくず餅は、授乳中のママにぴったりのデザートと言えるでしょう。
まとめ
このように、くず餅は関東風と関西風の2種類があり、低カロリーで消化が良く食物繊維やミネラルも豊富に含まれている健康的な和菓子です。
授乳中のママがくず餅を食べることで赤ちゃんへ直接的な影響はないと考えられますが、糖質が多いので食べ過ぎには注意が必要でしょう。
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