地震に備えることの大切さが改めて話題になっていますが、特に妊娠中のママたちにとっては、自分だけでなくお腹の赤ちゃんを守るためにも、しっかりとした対策をしておく必要があります。
いざという時に慌てないためにも、今のうちから準備しておきましょう。
妊娠中のママ必見!地震が来たらどうする?
妊娠中は普段以上に安全への配慮が必要ですね。
特に地震のような予期せぬ災害が起きた時、どのように対処すべきかを知っておくことはとっても大事。
いざという時のために、安心できる体勢の取り方から準備すべきアイテムまで、具体的な対策をご紹介します。
安全な体勢をとるコツ1. だんご虫のポーズで身を守る
地震が起こった瞬間、私たちママにとって最優先事項は、お腹の中の赤ちゃんと自分自身の安全。
そのためには、「だんご虫のポーズ」が強い味方になります。
具体的には、床にうつぶせになり、頭とお腹を手で覆うように体を丸めて保護する方法です。
このポーズは身体を守りつつ、もし物が落ちてきた時でも、可能な限り這い出して危険を避けられる体勢をとることができるんです。
実際私が妊娠中に地震に遭遇した時、このポーズによって落ちてきた本から身を守ることができました。
安全な体勢をとるコツ2. 室内履きの準備
地震の揺れが止んだ後は、周囲の安全を確かめることが大事ですが、その際に注意したいのが足元。
割れたガラスや散乱した物で足を傷つけないよう、常に室内履きを準備しておくのが賢明です。
もし室内履きがない場合でも、厚めの雑誌や新聞紙を床に敷くことで、足を保護する仮設の道を作ることができます。
私も過去には、子どもの折り紙が意外と役立ったりしたものです。
安全な体勢をとるコツ3. 頭を守るヘルメットの準備
地震発生後に頭を守るためには、ヘルメットの用意がとても重要になります。
実は余震や落下物から頭部を保護することで、大きな怪我を防ぐことができます。
出産準備と同じように、ヘルメットも手の届くところに置いておくことで、いざという時にすぐに対応できるようになるんです。
私の経験からも、万が一のためにヘルメットを1つ用意しておくと安心感が違いますよ。
妊娠中のママのための防災グッズリスト
突然の災害に対する備えは、とくに妊娠中のママには欠かせないポイントです。
どのようなアイテムを準備しておけば良いのでしょうか。
今回は、妊婦さんが非常事態に備えておくべき防災グッズについて詳しくご紹介します。
防災グッズ1. 必要な医薬品と衛生用品
万が一の災害が起こった際に、病院へ行くことが難しくなることもあります。
私たち妊婦は、普段の生活でも体調が変わりやすいことが多いですよね。
そんな時に備えて、自分が普段使っている医薬品を防災バッグに常備しておく必要があります。
妊娠で許可されている薬だけでなく、かぜ薬や痛み止め、アレルギーの薬も含めると心強いです。
さらに、清潔な生活を維持するためには、ウェットティッシュや生理用品、タオルなどの衛生用品も準備しましょう。
これらは普段の生活でも使うことがあるので、定期的にチェックして消費期限が近いものは新しいものに交換することも忘れないでくださいね。
防災グッズ2. 非常食と水の確保
妊娠中は体に入れる食事に特に注意したいものです。
非常食には、賞味期限が長くて栄養バランスの良いものを選びましょう。
妊娠中でも安心して食べられる食品や、できればお湯で簡単に調理できるフリーズドライの食品などがおすすめです。
また、水は人間にとって最も重要なサプライですので、少なくとも1人3日分の水を備えておくことが理想的です。
妊娠している私たちは普段から十分な水分補給が必要ですが、災害時には特に水分をこまめにとるように心がけてください。
防災グッズ3. 情報収集ツールの準備
停電となると、テレビやインターネットでの情報収集ができなくなってしまいます。
そのため、バッテリーもしくは手回し充電が可能なラジオを用意しておくと、安心ですよね。
最近では、スマートフォン用の防災アプリも多種多様にありますから、いくつかを事前にダウンロードしておくと役立ちます。
ただし、
せっかくの情報収集ツールが電源不足で使えないという事態にならないように、準備は万全にしておきましょう。
妊娠期別!地震発生時の行動ポイント
妊娠中に万が一、地震が発生すると心配ごとが増えますよね。
でも大丈夫、妊娠の時期ごとに適切な対応を知っていれば、冷静に行動できる可能性が高まります。
これから解説する内容は、妊娠初期から後期まで、それぞれの期間において地震に遭遇した際に役立つポイントにフォーカスしています。
読んでいただき、日頃からの備えにお役立てください。
妊娠初期の行動ポイント: 身体への負担を減らす
いきなりの揺れに、パニックになることなく、まずは落ち着いて。
妊娠初期は特にデリケートな時期。
突然の地震がお腹の小さな命に影響を与えないよう、身体への負担が最小限になるよう動きを控えめにするのが大切です。
無理な動きは厳禁で、安全な場所でじっとして、揺れが収まるのを待つのがベスト。
例えば、身の回りに危険な物がなく、揺れが収まるまで立てる場所を選んでください。
自宅での安全対策として、家具の固定や落下防止対策も事前にしておくのがおすすめです。
そして、万が一、体調が悪くなった場合、すぐに医師の診察を受けられるように、
妊娠中期の行動ポイント: 安全な避難場所の確認
お腹がだいぶ大きくなってくると、動きづらさを感じることも増える妊娠中期。
そんな中期でも、万が一に備えて避難計画を立てておくことはとても大事なのです。
普段から近隣の安全な避難場所を確認し、最短のルートを頭に入れておいて、いざという時に迷わず移動できるよう心がけてください。
安全な場所へと移る際は、落ち着いて素早く。
また家の中では、危険を避けるために小さなステップを踏む、通路の確保をするなどの対策も必要です。
地震の際には頑丈な机やベッドの下など、頭を守りながら避難できる場所へ移動しましょう。
ママとお腹の中の赤ちゃん双方の安全を考え、冷静な判断で行動を。
妊娠後期の行動ポイント: 出産予定病院との連絡
お腹が大きくなり、いよいよ出産が近い後期には、地震対策も出産対策も手を抜けません。
ここでは、地震発生時に備えて、
万が一、地震で病院が機能しなくなってしまった場合や、通院ルートが寸断された場合の対処法を、事前に相談しておくことが肝心です。
状況が変わる可能性もあるため、予め「緊急時の対応プラン」を確認して、心に留めておいてください。
また、家族やパートナーとも緊急時の計画を共有し、誰がどのようなサポートをするかを明確にしておくことで、安心して行動できます。
少しでも不安なことがあれば、専門家に相談し、ママと赤ちゃんの安全を第一に考えましょう。
妊娠後期のママは、自分の体とお腹に手をやさしく当て、深呼吸をしながら落ち着くことも大切です。
まとめ
安全な体勢をとるための「だんご虫のポーズ」や、足元を守る室内履きの準備、頭を保護するヘルメットの用意などが推奨されています。
防災グッズとして、医薬品や衛生用品、栄養バランスを考えた非常食と水、情報収集ツールを備えることが大切であると言えるでしょう。
妊娠期別の行動ポイントでは、初期には身体への負担を減らすこと、中期には安全な避難場所の確認、後期には出産予定病院との連絡が重要とされています。
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