妊娠中のママさんにとって、ヨーグルトは間違いなく頼りになる味方ですよね。
栄養価が高く、便秘解消にも役立つヨーグルト。
今回は、妊婦さんにおすすめのヨーグルトの食べ方と、摂取する上での注意点をご紹介します。
妊婦さんにヨーグルトがおすすめな理由
妊娠中は体調管理や栄養バランスに気を配る必要がありますよね。
そんな妊婦さんにおすすめなのが、ヨーグルトです。
ここでは、妊婦さんにヨーグルトがおすすめな理由を詳しく見ていきましょう。
ヨーグルトは栄養価が高い
ヨーグルトは、カルシウムやたんぱく質といった妊娠中に特に必要とされる栄養素が豊富に含まれています。
カルシウムは胎児の骨や歯の発育に欠かせない栄養素ですし、たんぱく質は母体の筋肉を維持するためにも重要です。
また、ヨーグルトに含まれるビタミンB群は、妊娠中の貧血予防にも役立ちます。
さらに、ヨーグルトに含まれるプロバイオティクスは腸内環境を整え、便秘解消にも一役買ってくれます。
妊娠中は体調の変化に敏感になりがちですが、ヨーグルトを食べることで体の中から健康をサポートしてくれるでしょう。
妊娠中の便秘解消に役立つ
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や子宮の圧迫によって便秘になりやすいことをご存知でしょうか。
便秘は妊婦さんにとって非常に辛い悩みの一つですが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が腸内の善玉菌を増やし、便通を改善してくれます。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の悪玉菌を抑制し、腸の働きを活発にする効果があります。
また、ビフィズス菌は腸内の環境を整えるだけでなく、免疫力を高める働きもあるので、妊娠中の健康維持にも役立ちます。
胎児の健康にも良い影響がある
ヨーグルトに含まれる栄養素は、胎児の健康にも良い影響を与えてくれます。
特にカルシウムは、胎児の骨や歯の形成に重要な役割を果たします。
ヨーグルトを毎日食べることで、効率的にカルシウムを摂取できるのです。
また、ヨーグルトに含まれるプロバイオティクスは、母体の免疫力を高める働きがあります。
妊娠中は免疫力が低下しやすいですが、プロバイオティクスを摂取することで、感染症のリスクを下げることができるでしょう。
さらに、プロバイオティクスが胎児の免疫システムの発達を促す可能性もあると言われていますよ。
妊婦さんにおすすめのヨーグルトの食べ方
ヨーグルトは栄養価が高く、妊娠中の健康維持に役立ちます。
でも、毎日同じようにヨーグルトを食べていると飽きてしまうかもしれません。
そこで、ここでは妊婦さんにおすすめのヨーグルトの食べ方をご紹介します。
プレーンヨーグルトのフルーツ・ナッツ添え
プレーンヨーグルトにお好みのフルーツやナッツを加えれば、より栄養バランスの取れた食事になります。
例えば、バナナやキウイ、ベリー類などのフルーツを加えると、ビタミンやミネラルが補給できます。
また、くるみやアーモンドなどのナッツを加えれば、食物繊維や良質な脂肪も摂取できるでしょう。
フルーツやナッツは、ヨーグルトに変化を与えてくれるので、飽きずに楽しむことができます。
妊娠中は貧血になりやすいので、鉄分の多いプルーンやあんずを加えるのもおすすめです。
ヨーグルトスムージー
ヨーグルトをミキサーにかけてスムージーにするのも、おすすめの食べ方の一つです。
ヨーグルトに、バナナやベリー類、ほうれん草などの野菜を加えてミキサーにかければ、簡単にヘルシーなスムージーができあがります。
忙しい朝でも、スムージーなら手軽に栄養補給ができますね。
また、妊娠中は水分補給も大切ですが、ヨーグルトスムージーなら水分補給にもなるので一石二鳥です。
ヨーグルトに飽きてしまった時は、ぜひスムージーにしてみてください。
キウイやパイナップルなどの酸味のあるフルーツを加えれば、さっぱりとした味わいになりますよ。
ドレッシングやディップソース
ヨーグルトは、そのままで食べるだけでなく、料理に取り入れるのもおすすめです。
ヨーグルトに、お好みのハーブやスパイス、レモン汁などを加えて混ぜるだけで、ヘルシーなドレッシングのできあがりです。
サラダにかければ、いつもの野菜がより美味しく感じられるでしょう。
また、ヨーグルトにガーリックやディルなどを加えてディップソースにすれば、野菜スティックや蒸し野菜のお供にぴったりです。
妊娠中のヨーグルト摂取に関する注意点
過剰摂取を避ける
ヨーグルトのカロリーは意外と高く、食べ過ぎるとカロリーオーバーや糖分の摂りすぎにつながります。
一般的に、妊婦さんにおすすめのヨーグルト摂取量は1日200〜300gとされています。
加糖ヨーグルトより無糖タイプを選ぶ
加糖ヨーグルトには砂糖が多く含まれているため、糖分の摂りすぎにつながる可能性があります。
自分でトッピングを工夫することで、飽きずに楽しくヨーグルトを食べ続けられます。
食中毒のリスクにも気を付ける
ヨーグルトは乳製品であるため、取り扱いに注意が必要です。
賞味期限切れのヨーグルトや、常温で長時間放置されたヨーグルトは食中毒の原因となる可能性があります。
また、開封後は必ず冷蔵庫で保管し、なるべく早く消費するようにしてください。
妊娠中は食中毒になるとお腹の張りや下痢などの症状が出やすく、切迫早産のリスクも高まります。
外食や加工食品の購入時も、原材料や製造元をしっかりチェックするよう心がけましょう。
まとめ
このように、妊娠中にヨーグルトを食べることは、カルシウムやたんぱく質、プロバイオティクスの摂取につながり、母体と胎児の健康に良い影響を与えます。
便秘解消や免疫力向上にも役立つでしょう。
ヨーグルトを食べる際は、プレーンヨーグルトにフルーツやナッツを加えたり、スムージーにしたり、ドレッシングやディップソースに活用したりと、バリエーション豊かに楽しむことができます。
妊娠中のヨーグルト摂取は、適量を守り、無糖タイプを選び、衛生面に気を付けることで、安心して栄養補給ができるのではないでしょうか。
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