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妊娠中のプルオーバーは控えるべき?胸まわりの安全なトレーニング法

妊娠中の運動・筋トレ

妊娠中の体型変化に伴い、運動をどう続けるべきか悩むことも多いものです。特に筋トレが習慣だった方は、何を続けて何を控えるべきか迷いますよね。実は、妊娠中の胸まわりトレーニングは正しく行えば産後の体型維持にも役立つんです。

プルオーバーのような負荷の大きい運動は控えるべきですが、代わりになる安全なエクササイズもたくさんあります。この記事では、お腹の赤ちゃんと自分の体を守りながら、効果的に胸まわりを鍛える方法をご紹介します。

妊娠中にプルオーバーは避けたほうがいいの?

妊娠中の運動は体調管理に役立つ一方で、安全面への配慮が必要です。特にプルオーバーという種目は妊婦さんにとって負担が大きいとされています。まずはプルオーバーがどんな運動なのか、そして妊娠中に行う際の注意点について詳しく見ていきましょう。

プルオーバーってこんな運動!

プルオーバーはベンチやマットに仰向けになり、ダンベルなどのウェイトを両手で持って行う筋トレです。胸の上からゆっくりと頭の方向へウェイトを動かし、再び元の位置に戻すという動作を繰り返します。この運動は主に大胸筋や広背筋に効果的で、肘の角度によって鍛える部位が変わってきます。肘を曲げた状態で行うと大胸筋への刺激が強くなり、肘を伸ばした状態だと広背筋をより意識して鍛えられるのです。

正しいフォームでは呼吸を意識することが重要です。ウェイトを下げるときに息を吸い、持ち上げるときに息を吐くというリズムを作ることで、より効果的に筋肉を刺激できます。また、背中がアーチ状に反りすぎないように注意し、腹筋に軽く力を入れて安定させることも大切なポイントです。

一般的なプルオーバーは5〜10kgのダンベルやバーベルを使用することが多いですが、初心者は2〜3kgの軽いウェイトから始めるのがおすすめです。

【負荷大】妊娠中はプルオーバーを避けよう

妊娠中にダンベルやバーベルを使ったプルオーバーを行うことは、いくつかの理由から推奨されていません。まず、この運動は腹部に大きな圧力がかかりやすく、お腹の赤ちゃんに負担をかけてしまう可能性があります。特に妊娠が進むにつれてお腹が大きくなると、腹圧がさらに高まりやすくなります。

また、プルオーバーは仰向けの姿勢で行う運動です。妊娠16週以降の仰向け姿勢は、子宮が大静脈を圧迫することで「仰臥位低血圧症候群」を引き起こすリスクがあります。これは血液の循環が妨げられることでめまいや吐き気、最悪の場合は失神を引き起こす状態です。

さらに、ウェイトを使ったトレーニングでは呼吸を止めてしまいがちですが、これによって腹圧が急上昇し、胎盤への血流が減少してしまう可能性もあります。このような理由から、妊娠中はプルオーバーのような仰向けで重いウェイトを使う運動は避けた方が安全です。

不安なことがあれば医師に相談を

妊娠中の運動は個人差が大きく、妊婦さんそれぞれの体調や妊娠経過によって適切な運動内容も異なります。そのため、筋トレを含むどんな運動をする場合でも、必ず事前に主治医や産婦人科医に相談してください。特に持病がある場合や過去に流産を経験している場合は、より慎重な判断が必要です。

運動を行う際は、その前後で血圧や脈拍、体調の変化をチェックすることも大切です。運動中や運動後にお腹の張りや出血、めまい、動悸などの異常を感じたら、すぐに運動を中止し、医療機関を受診してください。

妊娠中は同じ妊娠週数でも、人によって体の状態は大きく異なります。同じ運動でも負担の感じ方が違うので、他の人と比べずに自分の体調に合わせて判断しましょう。

きついと感じたらすぐに休み、体調の良い日だけ軽く行うなど、柔軟な対応を心がけましょう。

妊娠中に胸まわりを鍛えるメリットは?

プルオーバーのような負荷の大きい運動は避けるべきですが、適切な方法で胸まわりの筋肉を鍛えることには多くのメリットがあります。妊娠中から産後の体型維持、そして育児に向けた体づくりという観点から、胸まわりのトレーニングの意義について見ていきましょう。

出産後のバストダウン予防に役立つ

妊娠中から授乳期にかけては、ホルモンバランスの変化によってバストのサイズや形が大きく変化します。多くの方が授乳終了後にバストのハリや弾力が失われる「バストダウン」を経験しますが、妊娠中から計画的に胸まわりの筋肉を鍛えておくことで、この変化に対応しやすくなります

バストは主に脂肪組織で構成されていますが、その土台となるのは大胸筋という筋肉です。この大胸筋をしっかり鍛えておくことで、脂肪組織の変化があっても胸の形状を保ちやすくなります。また、適度な運動は血行を促進し、バストの張りや美しさを維持するためのコラーゲン生成にも良い影響を与えます。

胸まわりの筋トレは授乳にも良い影響があります。筋肉が発達することで乳腺をしっかり支え、授乳中の姿勢維持も楽になるんですよ。

姿勢維持と肩こり予防に効果がある

妊娠が進むにつれてお腹が大きくなると、体の重心が前に移動し、バランスを取るために自然と猫背になりがちです。この姿勢の変化は肩こりや腰痛の原因となることが多いのですが、胸まわりの筋肉を適度に鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります

特に肩甲骨周りの筋肉を動かし、胸を開く動作を意識したトレーニングは、デスクワークや育児で前かがみになりがちな姿勢の改善に効果的です。胸や背中の筋肉のバランスが整うことで、日常動作が楽になり、疲れにくい体づくりにつながります。

また、妊娠中には胸のサイズが大きくなることで肩や背中に負担がかかりますが、筋力が向上していれば、その重みを支えやすくなります。妊娠中から産後にかけての姿勢変化による不調を予防するためにも、適度な胸まわりのトレーニングは有効です。

育児に向けた体力づくりができる

赤ちゃんが生まれると、抱っこや授乳など、上半身の筋肉をよく使う動作が増えます。特に新生児期は一日中抱っこをすることも多く、腕や肩、胸の筋肉に大きな負担がかかってしまうでしょう。妊娠中から無理のない範囲で筋力を維持しておくと、産後の体力回復もスムーズになります

また、適度な運動習慣は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの妊娠合併症の予防にもつながります。特に有酸素運動と軽い筋力トレーニングを組み合わせることで、妊娠中の体重管理も容易になります。

さらに、産後は育児の忙しさから自分のためのエクササイズ時間を確保することが難しくなることも。妊娠中にしっかりと基礎体力をつけておくことで、産後の体力低下を最小限に抑えることができます。

産後1年以内に体力が回復した母親は、育児ストレスが少ないという研究結果もあります。赤ちゃんとの生活を元気に楽しむためにも、妊娠中からの適度な運動は大切です。

妊婦さんが安心してできる胸まわりのトレーニング方法

プルオーバーは妊婦さんには負担が大きすぎますが、安全に胸まわりを鍛える方法はたくさんあります。ここでは妊娠中でも比較的安全に行える、負担の少ない胸まわりのトレーニング方法をいくつかご紹介します。どの運動も無理せず、体調と相談しながら行ってくださいね。

膝立ち腕立て伏せ

一般的な腕立て伏せは腹部への負担が大きいため避けるべきですが、膝をつけた「膝立ち腕立て伏せ」なら、妊婦さんでも比較的安全に行えます。四つん這いの体勢から始め、手を肩幅より少し広めに置き、膝を床についたまま上体を下げる動作を繰り返します。

この膝立ちの姿勢をとることで、体重による負荷が減り、腹部への圧迫も最小限に抑えられます。また、転倒のリスクも低くなります。回数は体調や体力に合わせて5〜10回程度から始め、無理のない範囲で少しずつ増やしていくといいでしょう。

ただし、手首や肩に痛みを感じる場合は、壁に向かって立った状態での壁腕立て伏せに変更するなど、さらに負荷を軽減する工夫をしてください。いずれの場合も、呼吸を止めずに、ゆっくりと動作を行うことが大切です。

お腹が床に触れそうになったり、腰に負担を感じたりする場合は、すぐに中止しましょう。妊娠の経過とともに、できる運動の範囲も変わってきます。

ペットボトルを使った軽いプルオーバー

重いダンベルやバーベルを使ったプルオーバーは避けるべきですが、500mlのペットボトルのような軽い重量を使った簡易版なら、妊娠初期〜中期であれば比較的安全に行えることもあります。方法としては、仰向けで膝を立て、両手でペットボトルを持ち、胸の上から頭の後ろ方向に腕を移動させる動作を繰り返します。

この際、肘は軽く曲げた状態を保ち、背中が過度に反らないように注意します。また、長時間仰向けの姿勢を続けないよう、1セット5〜8回程度にとどめ、気分が悪くなったらすぐに中止しましょう。

妊娠16週以降は仰向けでの運動を避けるのが望ましいため、横向きに寝た状態や座位での変形バージョンを試してみるのもよいでしょう。いずれの場合も、ペットボトル1本分程度の軽い負荷で十分な刺激を得られます。重さよりも正しいフォームと筋肉の意識を大切にしてください。

チューブやタオルを使った胸開きエクササイズ

立位や座位で行える安全なエクササイズとして、トレーニングチューブやタオルを使った「胸開き」があります。チューブやタオルを両手で持ち、肩幅より広めに手を広げるように引っ張る動作は、胸を開きながら肩甲骨周りの筋肉も同時に鍛えられます。

この運動の最大のメリットは、立ったままや椅子に座った状態で行えるため、腹部への圧迫や転倒のリスクを最小限に抑えられることです。また、呼吸を止めることなく、ゆっくりとした動きで筋肉を意識しながら行うことができるので、妊婦さんにとって比較的安全なエクササイズと言えます。

チューブの強度やタオルの引っ張る強さは、自分の体調や体力に合わせて調整しましょう。肩や腕に痛みを感じたら、すぐに中止することが大切です。

トレーニングチューブは強度別に色分けされていることが多いので、妊娠中に取り入れるなら伸びやすくて負荷の軽い物を選ぶのがおすすめです。

まとめ

妊娠中の体は日々変化し、それに合わせて運動の内容も調整していく必要があります。プルオーバーのような腹圧がかかりやすい運動は妊娠中は避けた方が良いですが、適切な方法で胸まわりの筋肉を鍛えることには多くのメリットがあります。バストの形状維持や姿勢改善、産後の育児に向けた体力づくりなど、将来の自分のためにもなる取り組みです。

妊婦さんにおすすめの安全なトレーニング方法としては、膝立ち腕立て伏せやペットボトルを使った軽いエクササイズ、チューブやタオルを使った胸開き運動などがあります。いずれも負荷を抑えながら、効果的に胸まわりの筋肉を刺激できる方法です。

何よりも大切なのは、無理をせず自分の体調と向き合いながら運動することです。体に違和感を感じたらすぐに中止し、必要に応じて医師に相談してください。一人一人の妊娠経過は異なるため、自分だけのペースで健康的な妊娠生活を送りましょう。

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