妊娠中の外食って、何を選んだらいいのか迷ってしまうもの。特にファミリーレストランのジョイフルのような豊富なメニューがあるお店では、どれが安全で栄養バランスが良いのか判断に困ることもありますよね。
実は、ちょっとしたポイントを知っているだけで、妊娠中でも安心してジョイフルでの食事を楽しめるんです。適切なメニュー選びと注意点を押さえれば、家族との外食時間も心から楽しめるようになります。
妊娠中でもジョイフルを安心して利用するためのポイント
妊娠中の外食は慎重になりがちですが、基本的な注意点を理解していれば、安心してジョイフルでの食事を楽しめます。大切なのは、食材の安全性と栄養バランスを意識したメニュー選びです。
生ものや加熱不十分な食材を避ける
妊娠中の食事で最も注意したいのが、生ものや加熱が不十分な食材です。ジョイフルのメニューには、ネギトロ丼や生卵、明太子を使った商品が含まれています。
妊娠中は免疫力が低下するため、リステリア菌やサルモネラ菌による食中毒リスクが高まってしまいます。特に生魚や生卵、半熟卵は避けるのが安全です。明太子も生の魚卵なので、妊娠中は控えるのがおすすめです。
でも、がっかりする必要はありません。ジョイフルには十分に加熱された美味しいメニューがたくさんあります。焼き魚や煮魚、しっかり火の通った肉料理など、安全で栄養価の高い選択肢は豊富にそろっています。
定食メニューを選ぶ
妊娠中の栄養管理で重要なのが、バランスの取れた食事です。主食・主菜・副菜がそろった定食系メニューを選ぶことで、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などを効率よく摂取できます。
単品メニューだと栄養が偏りがちですが、定食なら一度の食事で必要な栄養素をまんべんなく取り入れられます。ご飯でエネルギーを、主菜でたんぱく質を、副菜でビタミンやミネラルを補給できるのが魅力です。
さらに、サラダやフルーツヨーグルトなどをプラスすると、妊娠中に必要な葉酸やカルシウムも摂取できます。
カフェイン・アルコールを含む飲み物は避ける
ジョイフルのドリンクバーには様々な飲み物がありますが、妊娠中は選び方に注意が必要です。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、1日200mg以内に抑える必要があります。
コーヒーや紅茶など、カフェインを多く含む飲み物は控えめにしましょう。
アルコールは、胎児性アルコール症候群のリスクがあるため少量でも摂取はNG。代わりに、ノンカフェインの飲み物を選ぶのがおすすめです。
果汁ジュースも適量なら問題ありませんが、糖分の摂りすぎには注意が必要です。
妊婦さんにおすすめのジョイフル定番メニュー
ジョイフルには妊娠中でも安心して食べられる、栄養バランスの良いメニューがたくさんあります。どれも美味しくて満足感があり、必要な栄養素もしっかり摂取できる優秀なメニューばかりです。
鯖の味噌煮定食
魚・ご飯・味噌汁・小鉢などがセットになった鯖の味噌煮定食は、妊婦さんにとって理想的なメニューの一つです。栄養バランスが整っているだけでなく、妊娠中に特に必要な栄養素も豊富に含まれています。
青魚の鯖は、DHAやEPAが豊富で、胎児の脳や神経系の発達に重要な役割を果たします。また、良質なたんぱく質も摂取でき、妊娠中の体づくりをサポート。味噌汁からは発酵食品の恩恵も受けられ、腸内環境を整える効果も期待できます。
小鉢の野菜料理からは、ビタミンやミネラル、食物繊維が摂取でき、妊娠中に起こりやすい便秘の予防にも役立ちます。一つの定食で多くの栄養素を効率よく摂れる、まさに妊婦さんのためのメニューといえるでしょう。
【まんぞくモーニング】七種の和定食
朝食やブランチにおすすめなのが、七種の和定食です。焼き鮭、目玉焼き、大根おろし、ひじき煮、ポテトサラダ、トマト、キャベツと、一度に多くの食材を摂取できる贅沢なメニューです。
焼き鮭からは良質なたんぱく質とDHA・EPAを、目玉焼きからはたんぱく質とビタミンを摂取できます。ひじき煮は鉄分とカルシウムが豊富で、妊娠中に不足しがちなミネラルを補えます。
野菜類からはビタミンCや食物繊維が摂れ、妊娠中の肌トラブル予防や便秘対策にも効果的です。一皿で様々な栄養素をバランスよく摂取できる、理想的な朝食メニューです。
ジョイフル塩からあげ定食
揚げ物が食べたいときにおすすめなのが、塩からあげ定食です。鶏肉は高たんぱくで鉄分も含まれる優秀な食材です。
妊娠中は鉄分不足による貧血が起こりやすいため、鶏肉からの鉄分摂取は有効です。また、良質なたんぱく質は胎児の成長に欠かせない栄養素でもあります。
ただし、揚げ物なので脂質とカロリーが高めになります。そんなときは、ご飯の量を調整したり、副菜でバランスを取ることが大切です。
和風ハンバーグ
洋食が食べたいときにおすすめなのが、和風ハンバーグです。合挽きハンバーグに和風ソースを合わせることで、あっさりとした味わいを楽しめます。
ハンバーグからは良質なたんぱく質と鉄分を摂取でき、妊娠中の栄養補給に役立ちます。和風ソースは洋風ソースに比べて塩分や脂質が控えめなので、妊娠中でも安心して食べられます。
和食セットを追加して定食形式にすれば、より栄養バランスの整った食事になります。
豚汁定食
体が冷えやすい妊娠中には、温かい豚汁定食がぴったりです。豚肉や根菜がたっぷり入った豚汁は、鉄分・ビタミンB群・食物繊維が豊富に含まれています。豚肉からはビタミンB1も摂取でき、疲労回復や代謝アップに効果的です。
根菜類の大根や人参、ごぼうなどからは食物繊維がたっぷり摂れ、妊娠中の便秘予防に役立ちます。温かいスープは体を内側から温めてくれるので、血行促進効果も期待できます。
妊娠中のジョイフル利用に関するQ&A
妊娠中の外食には様々な疑問や不安がつきものです。よくある質問をまとめて、安心してジョイフルを利用するための情報をお伝えします。適切な知識があれば、外食も心から楽しめるようになります。
Q. チーズや乳製品を使ったメニューを選んでも大丈夫?
日本国内で提供されているチーズや乳製品は、基本的に殺菌処理されているため、妊娠中でも安心して摂取できます。ジョイフルで使用されている乳製品も、適切に処理されたものです。
乳製品からはカルシウムやたんぱく質を摂取でき、胎児の骨や歯の形成に重要な役割を果たします。適量を心がけながら、上手に取り入れることで栄養バランスの向上につながります。
Q. テイクアウトやデリバリーの利用で注意することは?
ジョイフルのテイクアウトやデリバリーを利用する場合、受け取った料理は早めに食べることが最も重要です。常温で長時間放置すると、細菌が繁殖しやすくなり、食中毒リスクが高まってしまいます。
保温バッグを使用したり、受け取り時間を調整するなどの工夫で、より安全にテイクアウトやデリバリーを楽しめます。
Q. カロリーや脂質・塩分の摂取量が気になるときはどうしたら良いの?
外食チェーンの料理は、どうしても脂質や塩分、カロリーが高くなりがちです。メニュー表の栄養成分を確認して、塩分やカロリー控えめのメニューやセットを選ぶことが大切です。
ジョイフルでは、多くのメニューでカロリーや塩分の表示を行っているので、選択の参考にできます。ごはんを小盛りにしたり、スープ類は全部飲み干さずに残すなどの調整も効果的です。
漬物やソースの量も調整することで、塩分の摂取量をコントロールできます。ドレッシングは別添えにしてもらい、自分で量を調整するのもおすすめの方法です。
まとめ
妊娠中のジョイフル利用は、適切なメニュー選びと注意点を理解していれば、安心して楽しめる外食の一つです。生ものや加熱不十分な食材を避け、栄養バランスの取れた定食メニューを中心に選ぶことが基本となります。
カフェインやアルコールの摂取にも注意を払い、体に優しい飲み物を選ぶことで、より安全な食事時間を過ごせます。鯖の味噌煮定食や七種の和定食など、栄養価の高いメニューを活用すれば、外食でも十分な栄養補給が可能です。
妊娠中だからといって外食を我慢する必要はありません。正しい知識と適切な選択があれば、家族との楽しい時間を心から満喫できます。妊娠サポートナビ.comには妊娠中の食事に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
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