妊娠中でも時には外食を楽しみたい気持ち、とてもよく分かります。特にビッグボーイのようなボリューム満点のグリル料理は、つわりが落ち着いた時期には特に魅力的に映るものです。でも同時に「お腹の赤ちゃんに影響はないかしら」「どんなことに気をつければいいの」といった不安も頭に浮かんでしまいますよね。
実は、ちょっとしたポイントを押さえておけば、妊娠中でもビッグボーイの美味しい料理を安心して楽しむことができるんです。お肉の焼き加減から塩分対策まで、知っておくべき大切なことを一緒に見ていきましょう。
ビッグボーイの基本情報
ビッグボーイでの食事を安心して楽しむために、まずはお店の特徴をしっかりと把握しておきましょう。どんなメニューがあるのか、どんな食材を使っているのかを知ることで、妊娠中でも上手にメニュー選びができるようになります。
グリル料理を楽しめるファミリーレストラン
ビッグボーイは、主にハンバーグやステーキを中心としたグリル料理を提供するファミリーレストランチェーンです。直火で焼き上げる本格的な味わいが魅力で、家庭ではなかなか味わえない香ばしさとジューシーさを楽しむことができます。
特に妊娠中は、良質なタンパク質の摂取がとても大切になります。ビッグボーイのお肉料理は、赤ちゃんの成長に必要な栄養素がしっかりと含まれているため、適切な調理方法で食べれば素晴らしい栄養源となってくれるでしょう。お店の雰囲気もファミリー向けに配慮されており、ゆったりとした空間でリラックスして食事を楽しむことができます。
食べ放題メニューが充実している
ビッグボーイの大きな特徴の一つが、サラダバー・スープバー・カレーバー・ドリンクバーなどの食べ放題サービスの充実ぶりです。これらの食べ放題メニューは、妊娠中の栄養バランスを整える上で非常に心強い味方となってくれます。
キッズメニューや低アレルゲンメニューも用意されており、子ども連れのファミリー層にも人気が高いのも納得です。妊娠中は味覚の変化もあるため、様々な選択肢があることは本当にありがたいものです。
実はアメリカ発祥?
意外に知られていないのが、ビッグボーイのルーツです。実は1936年、アメリカ・カリフォルニア州でボブ・ワイアンが開いたハンバーガースタンドが起源なんです。その後店名を「ボブズ・ビッグボーイ」に改称し、アメリカ全土に展開していきました。
日本では1978年、大阪府箕面市に1号店が開店し、アメリカンスタイルのファミリーレストランとして展開が始まりました。長い歴史を持つブランドだからこそ、食材の品質管理や調理方法にも確かなノウハウが蓄積されています。
妊娠中のビッグボーイで注意すべきこと
ビッグボーイの魅力を理解したところで、次は妊娠中に特に気をつけたいポイントを詳しく見ていきましょう。少しの注意で、安心して美味しい食事を楽しむことができます。これらのポイントを頭に入れておけば、不安を感じることなくお食事の時間を満喫できるはずです。
お肉料理は中心までしっかり加熱されたものを選ぶ
妊娠中は免疫力が低下しやすく、普段なら問題にならない細菌でも感染のリスクが高まってしまいます。特に肉の中心部が生焼けの状態だと、トキソプラズマや大腸菌などによる食中毒のリスクが心配になります。
ビッグボーイでハンバーグやステーキを注文する際は、ウェルダンなど十分に火が通った状態で注文するのが安心です。「妊娠中なので、中心までしっかりと火を通してください」と素直にお願いすれば、お店の方も快く対応してくださるでしょう。少し硬めの仕上がりになるかもしれませんが、赤ちゃんの安全を最優先に考えることが大切です。
どうしても焼き加減が心配な場合は、チキン料理やお魚料理を選ぶという選択肢もあります。これらの食材も同様に中心までしっかりと加熱調理されたものを選べば、安心して美味しくいただくことができます。
塩分やカロリーの摂りすぎに注意する
外食全般に言えることですが、家庭料理よりも味付けが濃い傾向があります。妊娠中の塩分摂取量は1日6.5g未満が推奨されており、塩分の摂りすぎは妊娠高血圧症候群のリスクを高める可能性があります。
ビッグボーイでの食事を楽しみながらも、塩分をコントロールする工夫をしてみましょう。ドレッシングやソースは控えめにする、サラダバーで新鮮な野菜をたっぷりと摂る、スープは塩分が少なめのものを選ぶなどの工夫がおすすめです。
また、カロリーについても適度な管理が必要です。妊娠中期以降は追加で200~450kcal程度のエネルギーが必要になりますが、急激な体重増加は避けたいところです。サラダバーを活用して野菜をたっぷりと摂り、満足感を得ながらもカロリーバランスを整える工夫をしてみてください。
アレルギー情報をチェックする
妊娠中は、普段よりもアレルギー反応に敏感になることがあります。また、今まで問題なかった食材でも、妊娠を機に体調に変化が現れることも珍しくありません。
ビッグボーイでは、公式HPや各店舗でアレルギー情報を確認することができます。HPでは、アレルギー物質にチェックを入れると、その物質を使用していないメニューを表示してくれる便利な機能があります。絞り込み検索機能も充実しており、事前にメニューを確認してから来店することも可能です。
妊婦さんにもおすすめなビッグボーイ定番メニュー
最後に、妊娠中でも安心して楽しめるビッグボーイの定番メニューをご紹介しましょう。栄養価が高く、調理方法も安全性に配慮されたメニューを中心に、美味しさと安心を両立できる選択肢をお伝えします。これらのメニューを参考に、素敵な外食タイムを過ごしてくださいね。
手ごねハンバーグ
ビッグボーイの看板メニューでもある手ごねハンバーグは、オーブンでじっくり焼き上げるため、旨みと肉汁がしっかり閉じ込められています。家庭では再現が難しい本格的な味わいを楽しむことができる一品です。
妊娠中に注文する際は、「中心までしっかり火を通してもらうように」注文時に伝えることで、より安心していただくことができます。少し焼き時間が長くなるかもしれませんが、その分安全性が確保されます。良質なタンパク質と鉄分を豊富に含んでいるため、妊娠中に必要な栄養素をしっかりと補給することができます。
付け合わせの野菜もバランス良く摂取でき、ハンバーグと一緒に食べることで満足感も十分に得られるでしょう。
グリルチキン
ヘルシーで栄養価の高いグリルチキンは、妊娠中の女性にとって理想的なメニューの一つです。直火で香ばしく焼き上げられており、しっとりとした食感とヘルシーさが魅力です。鶏肉は消化が良く、良質なタンパク質を豊富に含んでいるため、つわりが落ち着いた時期の栄養補給にぴったりです。
ボリュームとバランスを両立したいときにも最適で、野菜との相性も抜群です。サラダバーで選んだ新鮮な野菜と一緒に食べれば、一食で多くの栄養素をバランス良く摂取することができます。
調理方法も直火でしっかりと加熱されるため、食中毒のリスクも低く、安心していただくことができます。レモンやハーブなどの風味付けも楽しめ、飽きることなく美味しく食べることができるでしょう。
カレー
カレーバー付きのメニューを頼んで、サラダバーやメインディッシュと自由に組み合わせて楽しむのもおすすめです。カレーの適度なスパイスは食欲を刺激し、つわりで食欲が落ちている時期でも比較的食べやすいメニューの一つです。
野菜がたっぷりと入ったカレーを選べば、一皿で多くの栄養素を摂取することも可能です。サラダバーと組み合わせることで、さらに栄養バランスを整えることができるでしょう。ご飯の量も調整できるため、体調や食欲に合わせて適量を選択することができます。
まとめ
妊娠中でもビッグボーイでの食事を安心して楽しむための方法について、詳しくお話ししてきました。お肉の焼き加減をしっかりと指定し、塩分やカロリーに気をつけながら、栄養バランスの良いメニューを選択することで、美味しくて安全な外食を楽しむことができます。
特に大切なのは、遠慮せずに自分の状況を店舗スタッフに伝えることです。「妊娠中なので」と一言添えるだけで、お店の方も配慮してくださり、より安心できる食事時間を過ごすことができるでしょう。
妊娠中の外食は、時として罪悪感を感じてしまうこともあるかもしれません。でも、適切な知識と配慮があれば、外食も妊娠生活を豊かにしてくれる素敵な体験の一つになります。たまには家事から解放されて、美味しい食事と心地よい時間を楽しんでくださいね。
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