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妊娠中もはまぐり(蛤)は食べられる?注意したいポイントは?

妊娠中の食べ物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

桃の節句に欠かせないはまぐり。お祝いの席で出されることも多い食材だけに、妊娠中でも安全に食べられるか気になりますよね。

実は、妊娠中でもきちんとした調理方法さえ守れば、はまぐりは安心して味わえる食材です。栄養豊富で体にも優しいはまぐりについて、妊娠中に知っておきたいポイントを詳しくお話しします。

妊娠中にはまぐりを食べても大丈夫?

妊娠中の食事選びは慎重になりがちですが、はまぐりについて正しい知識を持っていれば安心して楽しめます。まずははまぐりの栄養価と、妊娠中の摂取についての基本的な考え方を見ていきましょう。

はまぐりの栄養価

はまぐりは海の恵みを受けた栄養の宝庫ともいえる食材です。特に妊娠中の体が必要とする鉄分が豊富に含まれており、100グラムあたり約6.1ミリグラムもの鉄分を摂取できます。妊娠中期から後期にかけて鉄分の必要量が増える時期には、とても心強い存在ですね。

さらに、血液を作るために欠かせないビタミンB12も豊富で、神経系の健全な発達にも関わる重要な栄養素です。カルシウムは歯や骨の形成を支え、タウリンは疲労回復や肝機能のサポートに役立ちます。低カロリーで脂質も少ないため、体重管理が気になる妊娠中でも取り入れやすい食材といえるでしょう。

【結論】はまぐりは妊婦さんでも安心して食べられる

妊娠中に気をつけたい水銀の含有量について、はまぐりは非常に低い水準にあります。厚生労働省が示している妊婦への注意喚起対象の魚介類にも含まれておらず、摂取量に特別な制限はありません。

また、妊娠中に過剰摂取を避けたいビタミンAの含有量も心配するほどの量ではないため、通常の食事の範囲内であれば問題なく召し上がっていただけます。冷凍のはまぐりについても、解凍後に十分加熱すれば生のものと同様に安全です。

ただし、解凍後は早めの調理を心がけ、時間を置かずに食べきることが大切です。

妊娠中にはまぐりを食べるときの注意ポイント

はまぐりが妊娠中でも安全な食材とわかったところで、より安心して楽しむためのポイントを確認していきましょう。

十分に加熱して食べる

はまぐりを食べる際の最も重要なポイントは、しっかりとした加熱です。生焼けや半生の状態では、食中毒を引き起こす細菌やウイルスが残っている可能性があります。特に妊娠中は免疫力が低下しがちなため、普段以上に注意が必要ですね。

加熱の目安として、はまぐりの中心部分が85度から90度で90秒以上加熱されることが理想的です。閉じたままの貝は加熱が不十分か、元々死んでいた可能性があるため避けましょう。

焼きはまぐりやお吸い物、グラタンといった加熱調理されたメニューなら、安心して召し上がっていただけます。

食べ過ぎには注意する

はまぐり自体に厳密な摂取制限はありませんが、一度に大量に食べるのは控えめにしましょう。貝類は消化に時間がかかる食材のため、食べ過ぎると胃腸に負担をかけてしまう可能性があります。

また、はまぐりにはプリン体が比較的多く含まれているため、尿酸値が気になる方は特に適量を心がけることが大切です。

調理時の塩分にも注意はまぐり料理では塩分や調味料を多く使用することがあります。妊娠中はむくみや血圧の管理も重要なので、薄味を心がけて全体のバランスを考えながら調理しましょう。

体調に不安があれば受診を

万が一、生や加熱不足のはまぐりを食べてしまった場合でも、慌てる必要はありません。必ずしも食中毒になるわけではありませんし、体調に変化がなければ様子を見ていただいて大丈夫です。

ただし、食後に下痢や腹痛、嘔吐などの症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。症状が軽い場合でも、水分補給を心がけて無理をせず安静に過ごしましょう。

貝アレルギーの既往歴がある方は、妊娠の有無に関わらずはまぐりの摂取を避けてください。アレルギー反応は妊娠中により深刻化する場合があるため、注意が必要です。

妊娠中のはまぐりに関するよくある質問

はまぐりについて、妊娠中によく寄せられる疑問にお答えしていきます。日頃の食事で気になっていたポイントがきっと解決されるはずです。

Q. はまぐりの黒い部分(うろ)は食べても大丈夫?

はまぐりの黒い内臓部分、いわゆる「うろ」について気になる方も多いでしょう。この部分は貝が海水中のプランクトンや有機物を濾過した際に蓄積された内容物で、食中毒リスクが高いとされています。

市販されているはまぐりは厚生労働省の基準値を下回る貝毒管理がなされているため、基本的には安全です。しかし、妊娠中はより慎重になりたいところですから、気になる場合は取り除いて食べるのが無難でしょう。

特に大ぶりのはまぐりほどうろが目立ちやすいため、調理前にチェックしてみてください。身の部分だけでも十分に美味しく召し上がっていただけます。

Q. はまぐりのおすすめの食べ方は?

妊娠中におすすめなのは、やはりしっかりと加熱調理された料理です。焼きはまぐりは香ばしい香りと共に旨味を堪能できますし、お吸い物なら優しい味わいで体も温まります。グラタンやチャウダーにすれば、乳製品のカルシウムも同時に摂取できて一石二鳥ですね。

調理の際にレモン汁を少し加えると、ビタミンCが鉄分の吸収を助けてくれます。牛乳や野菜と組み合わせれば、カルシウムやビタミンDの吸収率もアップするため、栄養面でのメリットがさらに高まります。

妊娠中におすすめのはまぐり料理はまぐりのクリームスープや野菜たっぷりのパスタ、豆腐と合わせたお味噌汁など、他の食材と組み合わせることで栄養バランスも整います。

Q. はまぐり以外の貝類も妊娠中に食べていい?

あさりやしじみ、牡蠣なども妊娠中に摂取可能な食材です。どの貝類についても共通して言えるのは、生食は避けて必ず加熱調理することです。十分に火を通せば、安心して召し上がっていただけます。

特にあさりやしじみは鉄分が豊富で、妊娠中の栄養補給に非常に役立ちます。貝類全般に水銀は含まれていますが、マグロなどの大型魚と比べると含有量は少なく、通常の食事量であれば心配する必要はありません。

まとめ

妊娠中でもはまぐりは安心して食べられる食材です。豊富な鉄分やビタミンB12は、妊娠中の体調管理や赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてくれる頼もしい栄養素ばかりです。

大切なのは十分な加熱と適量を心がけること。生や半生は避けて、焼きはまぐりやお吸い物といった温かい料理で楽しんでください。体調に変化を感じた時は、無理をせず医師に相談することも忘れずに。妊娠サポートナビ.comには妊娠中の食事に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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