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授乳中の黒豆|母乳への影響はある?注意点は?解説します

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授乳中の食べ物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

新年のおせち料理でも定番の黒豆ですが、実は栄養価が高く授乳中でも安心して食べられる食材です。

母乳への影響や気をつけたいポイント、さらには美味しく仕上げるコツまで、しっかりとお伝えしていきましょう。

黒豆の基本情報

黒豆について詳しく知ることで、授乳中でも安心して楽しめる理由がよく分かります。栄養面での魅力から、文化的な意味まで幅広く見ていきましょう。

黒豆は栄養たっぷり!

黒豆は実は大豆の一種で、豊富な栄養素がぎゅっと詰まった優秀な食材です。特に注目したいのが、黒い皮に含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニン。ブルーベリーにも含まれるこの成分は、抗酸化作用が期待できます。

さらに大豆イソフラボンも豊富で、女性にとって嬉しい成分がたっぷり。ビタミンB群は疲労回復に役立ち、カリウムは体内の水分バランスを整えてくれます。カルシウムも含まれているので、授乳中で骨密度が気になるママにとっても心強い味方になってくれるでしょう。

良質なたんぱく質も豊富で、授乳中に必要な栄養をしっかりと補給できます。興味深いことに、黒豆の栄養は煮汁にも溶け出すため、煮汁ごと食べることで効率よく摂取できるんです。食物繊維も豊富で、産後の便秘に悩むママの腸内環境サポートも期待できますね。

おせち料理に黒豆が使われる理由

お正月のおせち料理に黒豆が欠かせないのには、実は深い意味があります。「まめに働ける」「健康で元気に過ごせる」といった願いが込められているのは有名ですが、黒い色には魔除けの意味もあるんです。

一年の邪気を払う縁起物として、古くから日本の食卓で愛され続けてきました。また、ふっくらとした黒豆の丸い形は「不老長寿」の象徴ともされています。授乳中のママが黒豆を食べることで、赤ちゃんと一緒に健康で幸せな一年を過ごせそうな気持ちになりますね。

黒豆は授乳中も食べられる

結論から言うと、黒豆は授乳中でも安心して食べられる食材です。カフェインを含まない黒豆茶も人気で、授乳中のママの水分補給にもぴったり。

大豆イソフラボンの1日あたり上限量は70〜75mgが目安とされています。授乳中は、サプリメントでの追加摂取は特に必要なく、食品からの摂取であれば通常の食事量で過剰になることはありません。

黒豆を適量食べることで、授乳で失われがちな栄養素を補給できるのは嬉しいポイント。

特に鉄分やカルシウムは授乳中に不足しやすいので、自然な形で摂取できる黒豆は理想的な食材と言えるでしょう。

授乳中の黒豆は母乳に影響する?

授乳中のママが最も気になるのは、食べたものが母乳にどう影響するかということ。黒豆についても、母乳への影響や赤ちゃんに与える可能性について詳しく見ていきましょう。

母乳や赤ちゃんへの影響は心配なし!

多くのママが心配する母乳への影響ですが、適量の黒豆摂取であれば特に問題はないとされています。イソフラボンが母乳の分泌量を増やすという明確な根拠はありませんが、適量なら母乳や赤ちゃんに悪影響は報告されていません。

むしろ、黒豆に含まれる良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルは、質の良い母乳を作るための栄養源として役立ちます。授乳中は普段よりも多くの栄養が必要になるため、栄養価の高い黒豆は心強い味方になってくれるでしょう。

大豆アレルギーがある方は避けるべき!

一点注意が必要なのは、大豆アレルギーをお持ちのママです。黒豆は大豆の一種のため、大豆アレルギーの人は黒豆や黒豆茶の摂取でもアレルギー反応が出る可能性があります。

もし今まで大豆製品を食べてアレルギー症状が出たことがある場合は、黒豆も避けた方が安全です。

アレルギー症状のサイン湿疹、かゆみ、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が現れた場合は、すぐに摂取を中止し、必要に応じて医療機関を受診してください。赤ちゃんにも同様の症状が現れる可能性があるため、注意深く観察することが大切です。

不安なことがあれば専門家に相談を

授乳中の食事について不安や疑問がある場合は、遠慮なく専門家に相談することが一番です。産婦人科医や助産師、栄養士などの専門家に相談すれば、個人の体質や状況に合わせたアドバイスをもらえます。

特に持病がある場合や、薬を服用している場合は、事前に医師に相談するのが安心です。また、赤ちゃんに何らかの変化が見られた場合も、迷わず専門家に相談してくださいね。

黒豆をふっくら美味しく仕上げるコツ

せっかく栄養価の高い黒豆を食べるなら、美味しく仕上げたいもの。家庭でも簡単にできる、ふっくら美味しい黒豆の作り方をご紹介します。これらのコツを覚えておけば、お正月以外でも気軽に黒豆を楽しめますよ。

たっぷりの水で黒豆を戻す

美味しい黒豆作りの第一歩は、しっかりとした下準備から始まります。戻し水は豆の3~4倍量が目安で、たっぷりの水を使うことがポイントです。黒豆は一晩しっかり水に浸して戻すことで、ふっくらとした仕上がりになります。

戻し水に重曹や木灰を加えると豆が柔らかくなりやすくなります。ただし、入れすぎると豆が崩れやすくなるので、ほんの少量に留めておきましょう。

戻し終えたら、煮る前にアクをしっかり取り除くことも忘れずに。

豆を洗うときは、皮が破れないようにやさしく扱うことが大切です。ごしごしと強く洗うと、せっかくの美しい黒い皮が破れてしまい、見た目も味も損なわれてしまいます。

弱火でじっくり煮る

黒豆を煮るときの最大のポイントは、弱火で長時間煮ることです。急いで強火で煮ると、外側だけ固くなって中が柔らかく煮えないという失敗につながります。

弱火でじっくり煮ることで、黒豆がふっくら柔らかく仕上がります。

味付けは、黒豆300gに対して、砂糖200g、醤油大さじ2、塩小さじ1/2が基本の配合。砂糖は豆を柔らかくする効果もあるので、早めに加えるのがコツ。厚手の鍋を使うと熱が均一に伝わり、シワや煮崩れを防ぎやすくなります。

煮る時間は豆の大きさや固さによって変わりますが、だいたい2~3時間程度を目安にしてください。

煮汁が減ってきたら差し水をする

煮込んでいる途中で大切なのが水分管理です。煮汁が減ってきたら差し水をして、豆が常に煮汁に浸かっている状態を保つことが重要です。煮ている途中で豆が空気に触れるとシワになりやすいので、こまめにチェックしてくださいね。

差し水をするときは、一度に大量の水を加えるのではなく、少しずつ加えるのがコツです。温度が急激に下がると、豆にシワが寄る原因になってしまいます。温かい湯を少しずつ加えると、温度変化を最小限に抑えられます。

煮汁の量を一定に保つことで、豆全体に均等に熱が伝わり、ムラなく美味しく仕上がります。この手間を惜しまないことが、プロ級の黒豆を作る秘訣なんです。

【色ツヤアップ】錆びた釘や鉄玉と一緒に煮る

昔からの知恵として伝わる、色ツヤを良くする裏技があります。錆びた釘をガーゼに包んだものや鉄玉を黒豆と一緒に煮ると、黒豆のタンニンが鉄分と反応し、色ツヤが格段に良くなります。

この方法は科学的にも理にかなっていて、タンニンと鉄の反応によって美しい黒色が生まれるんです。使用する釘は清潔なものを選び、必ずガーゼや布でしっかりと包んでから使用してください。

鉄玉を使う場合は、調理用として販売されているものを使用すると安心です。この一手間で、まるでお店で売っているような艶やかな黒豆に仕上がりますよ。

煮汁に浸したまま冷ます

煮上がった後の処理も重要なポイントです。煮上がったら煮汁に浸したまま冷ますことで、味がしみこみ、さらにふっくら仕上がります。急いで煮汁から取り出してしまうと、豆が乾燥してシワシワになってしまいます。

冷める過程で豆が煮汁の旨味をしっかりと吸収するので、一晩そのまま置いておくとより美味しくなります。冷蔵庫で保存する場合も、煮汁と一緒に保存すると豆が乾燥せず、美味しさが長持ちします。

まとめ

授乳中でも黒豆は安心して食べられる栄養価の高い食材だということがお分かりいただけたでしょうか。大豆イソフラボンやポリフェノール、良質なたんぱく質など、授乳中のママにとって嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。

母乳や赤ちゃんへの悪影響は心配なく、むしろ栄養補給に役立つ優秀な食材です。美味しく仕上げるコツを覚えれば、お正月以外でも気軽に黒豆を楽しめます。たっぷりの水で戻し、弱火でじっくり煮て、常に煮汁に浸した状態を保つ。この基本さえ押さえれば、家庭でもふっくら美味しい黒豆が作れますよ。

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