ワンオペ育児が辛い…パパに伝えたいリアルな声

ワンオペ育児は本当につらいと感じているママはたくさんいますよね。

特に、上の子がイヤイヤ期で手がかかり、下の子も赤ちゃんで夜泣きがひどい時期は、

そんな中、家事や育児を全くしようとしないパパに対して、もどかしさやイライラを感じているママも少なくないのではないでしょうか。

ぜひ最後までご覧くださいね。

ワンオペ育児って？

ワンオペ育児とは、夫婦のどちらか一方、またはシングルの親が家事・育児を一人でこなす状況を指します。

特に日本では、母親がこの状況に陥ることが多く、肉体的にも精神的にも大きな負担を伴います。

ワンオペ育児の実態と、そこから生じる様々な問題について詳しく見ていきましょう。

ワンオペ育児とは

ワンオペ育児という言葉は、近年よく耳にするようになりました。

これは、夫婦のどちらか一方、またはシングルの親が家事・育児を一人でこなす状況を指します。

ワンオペ育児は、単に家事や育児を一人でこなすだけでなく、子供の体調管理、予防接種や健診の予約、保育園や幼稚園の手続きなど、子育てに関する全ての責任を一人で担うことを意味します。

また、子供が病気の時の看病や、夜中の授乳なども、全て一人でこなさなければなりません。

ワンオペ育児の肉体的な辛さは？

ワンオペ育児では、家事や育児に追われる毎日が続きます。

特に乳幼児期の子供は、夜中の授乳や頻繁なおむつ替えが必要であり、十分な睡眠を取ることが難しくなります。

その結果、慢性的な睡眠不足に陥り、心身ともに疲労が蓄積していきます。

また、子供を抱っこしたり、お風呂に入れたりする際には、腰に大きな負担がかかります。

特に、体の小さな赤ちゃんを抱っこし続けることは、腰痛やぎっくり腰の原因にもなります。

さらに、おむつ替えや食事の世話など、同じ動作を繰り返すことで、腱鞘炎などの障害を引き起こすこともあります。

加えて、ワンオペ育児では、自分の食事や睡眠、入浴などの時間も十分に取れないことが多いため、自己管理が疎かになりがちです。

その結果、体調を崩しやすくなったり、体重が増加したりするなど、健康面での問題も生じやすくなります。

ワンオペ育児の精神的な辛さは？

特に、子育ての責任を一人で担うことによる孤独感や不安感は、母親の精神的な負担を大きくします。

初めての子育てでは、何をどうしたらいいのか分からないことだらけ。

そんな中、夫からのサポートが得られない状況では、母親は育児に対する不安や焦りを感じやすくなります。

また、子供の成長や発達に関して、自分の育て方が正しいのか、他の子と比べて遅れていないかなど、常に不安を抱えながら子育てをすることになります。

夫が仕事から帰宅しても、ゆっくりとテレビを見たり、趣味の時間を楽しんだりしている姿を見ると、「なぜ自分だけがこんなに大変なのか」と思わずにはいられません。

加えて、ワンオペ育児では、自分の時間を持つことが難しいため、ストレスを発散する機会も限られています。

子供を預けられる場所がなければ、友人とゆっくり話をしたり、趣味に没頭したりすることもできません。

そのため、ストレスが蓄積しやすく、精神的に追い詰められやすい状況に置かれているのです。

社会全体で、ワンオペ育児の問題に目を向け、母親をサポートしていく必要があるでしょう。

ワンオペ育児を乗り越える方法

ワンオペ育児は肉体的にも精神的にも大変な状況ですが、一人で抱え込まずに周囲のサポートを上手に活用することが重要です。

また、パートナーとのコミュニケーションを大切にし、自分の時間を作る工夫をすることで、ワンオペ育児のストレスを軽減することができるでしょう。

ここでは、ワンオペ育児を乗り越えるための具体的な方法を見ていきます。

周囲へのサポートを求める

ワンオペ育児で重要なのは、一人で抱え込まないことです。

親族や友人、地域の育児支援サービスを上手に活用し、サポートを求めることが大切です。

例えば、実家の両親に子供を預けたり、一緒に子育てを手伝ってもらったりすることで、育児の負担を軽減することができます。

また、近所に住む友人と育児の悩みを共有したり、子供を預け合ったりすることも効果的でしょう。

さらに、自治体が提供している育児支援サービスを利用するのも良い方法です。

子育て支援センターや、ファミリーサポートセンターなどでは、子供を一時的に預かってもらえたり、育児に関する相談に乗ってもらえたりします。

利用料金は自治体によって異なりますが、比較的安価で利用できる場合が多いです。

また、『マームガーデン葉山』のような産後ケアホテルを利用するのもおすすめです。

一人で頑張り過ぎず、周囲に助けを求めることが大切ですよ。

パートナーとコミュニケーションを取る

夫婦で子育ての方針を話し合ったり、互いの状況を理解し合ったりすることが重要です。

特に、ママがワンオペ育児に陥っている場合、パートナーに対して自分の辛さや不安を正直に伝えることが大切です。

「育児や家事を手伝ってほしい」「休みの日は子供を預かってほしい」など、具体的な要望を伝えることで、パートナーの理解を得やすくなります。

また、パートナーの立場に立って考えることも重要です。

仕事で疲れていたり、育児に不慣れだったりするパートナーに対して、一方的に要求するのではなく、互いに歩み寄る姿勢が必要でしょう。

例えば、「週末は家事を分担しよう」「子供が寝た後は二人の時間を作ろう」など、具体的な提案をすることで、パートナーも育児に参加しやすくなります。

また、パートナーが育児に参加した際には、感謝の気持ちを伝えることも大切です。

夫婦で協力し合い、子育てを楽しむことが何より大切です。

自分の時間を作る

ワンオペ育児では、自分の時間を持つことが難しいですが、息抜きの時間を作ることが重要です。

短時間でも、自分の好きなことをして過ごすことで、ストレスを発散し、リフレッシュすることができます。

例えば、子供が昼寝をしている間に、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、ヨガをしたりするのも良いでしょう。

また、子供を実家や友人に預けて、美容院に行ったり、カフェでゆっくり過ごしたりするのも効果的です。

さらに、オンラインでのコミュニティに参加するのも良い方法です。

育児に関する悩みを共有したり、情報交換をしたりすることで、孤独感を和らげることができます。

また、オンラインでのお買い物やレッスンなど、自宅にいながらにして自分の時間を楽しむこともできるでしょう。

子育ては大変な仕事ですが、ママであっても一人の人間として、自分の時間を持つ権利があります。

ワンオペ育児は大変ですが、周囲のサポートを上手に活用し、パートナーとコミュニケーションを取り、自分の時間を作る工夫をすることで、乗り越えていくことができるでしょう。

【パパに知ってほしい】ワンオペ育児のリアルな声

育児の大変さは、実際に体験してみないと分からないものです。

特に、ワンオペ育児を頑張るママの日々の奮闘ぶりは、パパには想像もつかないかもしれません。

でも、ママの本音を知ることで、夫婦でより良い子育てができるはず。

ここでは、ワンオペ育児に奮闘するママたちの、リアルな声をお伝えします。

上の子がイヤイヤ期で大変！

上の子がイヤイヤ期に突入し、下の子の世話もしなければならないとなると、ママは身も心もボロボロ。

目の前の光景は、まるで戦場のようです。

泣き叫ぶ子供たちに振り回され、自分の時間はほとんどありません。

育児書を読んでも、現実はそう簡単にはいきません。

「上の子が『イヤ！』と言って暴れるから、下の子のオムツ替えが全然できない。

トイレにも行けないし、ご飯も食べられない。

パパに助けを求めたいけど、帰りが遅くて頼れない。

こんなに大変だとは思わなかった…。

というのは、ママたちの切実な叫びです。

パパも家事や育児に協力的だと、ママの負担はグッと減るはず。

イヤイヤ期の子供の相手は体力勝負。

たまにはママを外出させてリフレッシュさせてあげたり、子供と一緒に公園に行ってみるのもおすすめです。

パパが積極的に子育てに関わることで、ママの笑顔も増えていくでしょう。

パパが家事を手伝ってくれない

家に帰ってきて、ご飯食べて、後は寝るだけ。

全然家事を手伝ってくれない。

私だって仕事から帰ってきて育児と家事をしているのに…。

これらは、多くのワンオペ育児中のママの本音ではないでしょうか。

共働きの場合、家事は夫婦で分担するのが理想的。

でも現実は、ママに家事も育児も全部押し付けられているケースが少なくありません。

自分だけが頑張っているのに、パパは何もしてくれない。

そのうち、パパへの不満がどんどん募っていきます。

家事や育児をするのは当然だと思っていませんか？ママだってつらい時や休みたい時だってあります。

家事分担について、もう一度夫婦でよく話し合ってみましょう。

「家事育児は女の仕事」という考えは、もう古い。

一緒に家事をすることで、お互いを思いやる気持ちも生まれるはず。

育児だけでなく、家事もパパが参加することで、ママの負担も和らぎますよ。

たまには家事も担当してほしい

ワンオペ育児で泣きそうな時、パパに「たまにはミルクをあげて欲しい」「おむつ替えや沐浴を手伝って欲しい」という気持ちはありませんか？

でも、「たまに」ママの代わりをしてもらっただけでは、根本的な解決にはなりません。

たまにではなく、日常的に協力し合える関係が理想です。

パパが率先して家事や育児をしてくれれば、ママだって「ひとりじゃないんだ」という安心感を得られます。

とは言え、慣れないことをするのは大変なもの。

最初はママに教わりながら、一つずつできることを増やしていくのがおすすめです。

洗濯物を畳む、食器を洗う、子供を寝かしつけるなど、日課の一部をパパが担当する。

そうすることで、ママはほんの少し自分の時間が持てるようになるでしょう。

家事や育児は、本来夫婦で協力するべきもの。

「ママを手伝う」というスタンスではなく、パパ自身の仕事として自覚を持って取り組んでほしいと願うママは多いです。

お互いを思いやり、感謝の気持ちを忘れずに、一緒に子育てを楽しんでいきましょう。

まとめ

このようにワンオペ育児は、肉体的にも精神的にも大変な状況だということがわかりました。

ワンオペ育児で大切なのは、周囲の協力を求めることと、パートナーとのコミュニケーションを密に取ることでしょう。

たまには家事育児をパパにお願いしてみると良いかもしれません。

ワンオペ育児に悩むプレママ・ママの皆様、ぜひ当サイトの他の記事も参考にしてみてくださいね。