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【甘くてジューシー】妊娠中のライチ摂取で気をつけたい3つのこと

妊娠中のフルーツ

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

妊娠中は果物の選択にも気を遣うもの。実は、ライチには妊娠に嬉しい栄養がたっぷり含まれています。でも、ただ食べればいいというわけではありません。安全に美味しく食べるためのポイントを詳しく紹介していきます。季節のフルーツを上手に取り入れて、赤ちゃんとご自身の健康をサポートしましょう。

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ライチに含まれる栄養成分

甘くてジューシーなライチには、実はたくさんの栄養が詰まっています。妊娠中の体に嬉しい成分を詳しく見ていきましょう。普段何気なく食べている果物ですが、その栄養価の高さに驚くかもしれません。健やかな妊娠生活のために、ライチの持つパワーを知っておくと役立ちます。

葉酸

ライチの特筆すべき点は、果物の中でもトップクラスの葉酸含有量です。一般的なサイズのライチ1個で約20μgの葉酸を摂取できます。100g当たりでは100μgにもなり、これは果物の中でも非常に高い数値です。

妊娠初期に特に重要とされる葉酸は、赤ちゃんの脳や脊髄の形成に不可欠な栄養素。妊娠中は赤ちゃんの健やかな発育のために、普段の2倍の葉酸摂取が推奨されているので、ライチは理想的な葉酸補給源となります。厚生労働省の指針でも、妊娠中の女性には通常より多い葉酸摂取が奨励されていますから、積極的に取り入れたい果物の一つです。

葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害リスクを低減させる大切な栄養素。赤血球の生成を助け、貧血予防にも効果的です。

ビタミンC

ライチ100gには36mgものビタミンCが含まれています。抗酸化作用で免疫力をアップさせる効果が期待できます。また、コラーゲンの生成を促進するため、妊娠中の肌トラブル対策としても心強い味方です。妊娠中はホルモンバランスの変化により肌荒れが起きやすくなりますが、ビタミンCの摂取で内側からケアすることができます。

さらに、鉄分の吸収を高める働きもあるため、妊娠中に気をつけたい貧血予防にも役立ちます。つわりで食事が思うように摂れない時期でも、ライチなら手軽に重要な栄養素を補給できるでしょう。

カリウム

むくみが気になる妊娠中には、カリウムの摂取が重要です。ライチ100gには170mgのカリウムが含まれており、余分な塩分を排出してむくみを改善する効果が期待できます。また、高血圧の予防にも役立ちます。妊娠中期から後期にかけて、足や手のむくみに悩まされることは珍しくありません。

特に暑い季節や長時間同じ姿勢でいると症状が出やすくなります。そんな時、カリウム豊富なライチを食べることで体内の水分バランスを整え、むくみの軽減につなげられます。また、妊娠高血圧症候群の予防にも効果が期待できるため、定期的に摂取すると良いでしょう。

食物繊維

妊娠中の気になる便秘対策には、食物繊維が効果的です。ライチ100gには0.9gの食物繊維が含まれており、腸内環境を整えて便秘解消をサポートしてくれます。

妊娠中はホルモンの影響や子宮の圧迫により、腸の動きが鈍くなりがちです。その結果、多くの妊婦さんが便秘に悩まされています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善する効果があります。また、適度な水分と一緒に摂ることで便のかさを増し、排便をスムーズにしてくれるのです。ライチに含まれる食物繊維は消化されやすい性質があるため、敏感になりがちな妊娠中の胃腸にも優しいといえます。

妊娠中のライチ摂取で気をつけたい3つのこと

栄養豊富なライチですが、安全に食べるためには注意点もあります。しっかりと確認して、安心して食べられるようにしましょう。妊娠中は普段以上に食品の取り扱いに気を配ることが大切です。ここでは特に気をつけたい3つのポイントを詳しく解説します。

流水で洗ってから食べる

妊娠中は免疫力が低下するため、食中毒には特に気を付ける必要があります。リステリア菌などの食中毒予防のため、必ず十分な流水で洗浄しましょう。ライチは表面にイボイボがあり、その間に汚れや細菌が入り込みやすい構造になっています。

外国からの輸入品も多いため、農薬や防腐剤が表面に残っている可能性もあります。そのため、皮をむく前にしっかりと流水で洗い流すことが重要です。洗う際はブラシなどを使わず手でやさしくこすり洗いしてください。洗剤は使用せず、清潔な水で十分に洗い流しましょう。特に妊娠中はリステリア菌などの細菌による食中毒のリスクが高まるため、衛生管理には十分注意が必要です。

表面の凹凸に汚れや細菌が残りやすいので、丁寧に洗い流すようにしましょう。

種はしっかりと取り除く

ライチの中心部には大きな種があります。食べる前に必ず種を取り除くようにしましょう。誤って種を飲み込むと窒息の危険性もあるので、特に注意が必要です。種は硬く、大きさも1cm程度あるため、誤飲すると喉に詰まる可能性があります。

また、種の表面はツルツルしていて滑りやすいため、取り出す際に手から滑り落ちることもあります。食べる時は、皮をむいてから実を半分に割り、親指と人差し指でやさしく種を取り出すのがコツです。特に小さな子どもと一緒にライチを食べる場合は、大人が先に種を取り除いてから与えるようにしましょう。妊娠中は緊張状態にあることも多く、普段よりも注意力が散漫になることもあるため、リラックスした状態で丁寧に種を取り除くことが大切です。

食べ過ぎは避ける

美味しいライチは食べ過ぎてしまいがちですが、控えめにすることが大切です。糖分が多く含まれているため、血糖値の急激な上昇を招く可能性があります。また、消化不良や腹痛、下痢の原因にもなりかねません。ライチは100gあたり約70kcalで、糖度は15度前後と非常に甘い果物です。妊娠中は糖代謝が変化するため、通常よりも血糖値が上昇しやすくなっています。特に妊娠糖尿病のリスクがある方は、一度に大量に食べることは避けた方が良いでしょう。

一日の適量としては、3〜5個程度を目安にするのがおすすめです。また、他の果物と組み合わせて摂取することで、栄養バランスを整えることができます。食べるタイミングも重要で、空腹時よりも食後のデザートとして食べると血糖値の上昇を緩やかにすることができます。万が一、食べ過ぎて胃腸の調子が悪くなった場合は、水分をしっかり取り、消化の良い食事に切り替えましょう。症状が長引く場合は、必ず医師に相談してください。

ライチを使った妊婦さんでも食べられるレシピ

ライチを使って、簡単に作れる美味しいレシピをご紹介します。つわりの時期でも食べやすい工夫を取り入れています。妊娠中は食欲の変化や味覚の変化を感じることも多いですが、ライチの爽やかな甘さなら比較的受け入れやすいでしょう。栄養満点のライチをさまざまな形で楽しむことで、毎日の食事に変化をつけることができますよ。

ライチジュース

暑い季節にぴったりの爽やかなドリンクです。皮を剥いてミキサーにかけるだけの簡単レシピで、食欲がない時でもさっぱりと楽しめます。凍らせてシャーベットにするのもおすすめです。作り方はとても簡単で、皮を剥いたライチ5〜6個とレモン汁小さじ1、氷少々、水100mlをミキサーに入れてスイッチオン。滑らかになったらグラスに注ぐだけで完成です。ハチミツを少し加えると、甘さがまろやかになり飲みやすくなります。

また、牛乳やヨーグルトを加えてスムージーにするのもおすすめ。カルシウムも一緒に摂取できるので一石二鳥です。食欲不振が続く妊娠初期には特に重宝するでしょう。冷たすぎるとお腹を冷やしてしまうため、冷蔵庫で少し温度を上げてから飲むと良いでしょう。

氷を加えることで飲みやすくなり、つわりの症状緩和にも効果的です。

ライチゼリー

つわりで固形物が苦手な時期でも食べやすい、なめらかな食感のデザートです。ゼラチン、砂糖、水を使用し、冷やして固めるだけの簡単レシピです。さっぱりとした甘さで気分転換にもなります。レシピは、水200mlにゼラチン5gを溶かし、ライチの果肉とシロップ大さじ2を加えて混ぜ、冷蔵庫で2時間ほど冷やすだけです。ゼラチンの代わりに寒天を使用してもOK。寒天の場合は食物繊維がさらに豊富になるので、便秘に悩む妊婦さんには特におすすめです。

また、ライチの実を角切りにして加えると、食感の変化も楽しめます。見た目も美しく、食欲をそそるデザートになります。つわりがひどい時は、小さめのカップに少量ずつ作っておくと、気分が良い時にちょっとずつ食べられて便利です。冷たいものが苦手な場合は、常温に戻してから食べても美味しくいただけます。ビタミンCはあまり加熱に強くないため、ゼリーのように加熱時間が短い調理法は栄養素を保持するのに最適です。

ライチのヨーグルト和え

便秘解消に効果的なレシピです。ライチとヨーグルトの相乗効果で腸内環境を整えることができます。乳酸菌と食物繊維のダブル効果で、快適な毎日を過ごせます。作り方は本当に簡単で、皮を剥いて種を取り除いたライチを一口大に切り、無糖ヨーグルトと混ぜるだけ。お好みでハチミツやメープルシロップを加えると、さらに美味しくなります。朝食やおやつとして、手軽に栄養補給ができるメニューです。

ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やす効果があり、ライチの食物繊維と組み合わせることで、便秘解消効果が高まります。妊娠中期から後期にかけて増加する便秘の悩みに、効果的なサポートとなるでしょう。また、ヨーグルトに含まれるカルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素で、妊娠中に不足しがちなミネラルの一つ。グラノーラやナッツを少量トッピングすれば、食感の変化も楽しめて満足感もアップします。朝が苦手な妊婦さんでも、さっぱりとした味わいで食べやすく、エネルギー補給にもなる優れたメニューと言えるでしょう。

妊娠中にライチを食べるときの一日の目安量

美味しいライチは食べすぎてしまいがちですが、健康的に摂取するためには適量を知っておくことが大切です。妊娠中の体調や個人差もありますが、一般的な目安をご紹介します。

適切な摂取量

妊娠中のライチ摂取の目安は、1日あたり3〜5個程度が適量とされています。ライチは糖分が多く含まれているため、食べ過ぎは血糖値の急上昇につながる可能性があります。特に妊娠糖尿病のリスクがある方は、医師や栄養士に相談の上で摂取量を調整することをおすすめします。

また、ライチは季節の果物なので、旬の時期に楽しむのが一番です。輸入品の場合は産地によって旬の時期が異なりますが、国内では初夏から夏にかけてが最も甘くて美味しい時期です。この時期のライチは栄養価も高く、少量でも満足感が得られます。

ライチを含め、果物の1日の摂取目安量は200g程度。多様な種類の果物をバランスよく食べることが理想的です。

食べるタイミング

ライチを食べるベストなタイミングも考慮したいポイントです。空腹時の摂取は避け、食後のデザートとして食べると良いでしょう。食事と一緒に摂ることで、糖分の吸収がゆるやかになり、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

また、1日の摂取量を一度に食べるのではなく、朝と夕方など複数回に分けて食べるのもおすすめです。こうすることで、体への負担を減らしながら、必要な栄養素を効率よく摂取することができます。

水分をたっぷり含むライチは、水分補給にも役立ちます。特に暑い季節には、こまめな水分補給と合わせてライチを食べることで、熱中症予防にもつながるでしょう。ただし、寝る直前の摂取は消化不良の原因になることもあるため、就寝の2〜3時間前までに食べ終えるようにしましょう。

まとめ

ライチは葉酸やビタミンC、カリウムなど、妊娠中に必要な栄養素がバランスよく含まれている果物です。適切な量を守り、衛生面に気を付けることで、安心して美味しく食べることができます

特に葉酸は赤ちゃんの脳や神経の発達に重要な栄養素であり、ライチはその優れた供給源となります。また、ビタミンCの抗酸化作用で免疫力をサポートし、カリウムでむくみを軽減、食物繊維で便秘を解消するなど、妊娠中の様々な悩みに対応できる万能フルーツといえるでしょう。

ただし、食べ方には注意が必要です。しっかり洗って種を取り除き、適量を守ることで、母体と赤ちゃんの健康をサポートする素晴らしい食材になります。ライチジュースやゼリー、ヨーグルト和えなど、様々なアレンジで楽しむことで、飽きずに継続して栄養を摂取できるでしょう。

妊娠サポートナビ.comには妊娠中の食事に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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