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赤ちゃんはいつから栗を食べられる?注意点&おすすめ離乳食レシピをご紹介

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赤ちゃんの食事

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

秋の味覚の代表格である栗は、栄養価が高く、離乳食の優秀な食材です。でも、いつから食べさせていいのか、どんな風に調理すればいいのか気になりますよね。

月齢に合わせた適切な栗の与え方と、美味しく食べられるレシピを詳しくご紹介します。旬の栗を上手に取り入れて、赤ちゃんの食事をもっと楽しく、栄養豊かにしていきましょう。

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【離乳食】 栗はいつから食べさせて良いの?

離乳食の進め方には個人差があるものの、栗を取り入れるタイミングには適切な目安があります。赤ちゃんの発達段階に合わせて無理なく始められるポイントを見ていきましょう。季節の食材を上手に取り入れることで、栄養バランスの良い食事作りにつながりますよ。

離乳食後期(生後9~11ヶ月)からが目安

離乳食で栗を取り入れるなら、生後9ヶ月以降の離乳食後期から開始するのがベストなタイミングです。歯ぐきで上手に潰せるようになり、様々な食感を楽しめる時期だからです。この時期は手づかみ食べも始まり、食材への興味も深まってきます。栗の甘みは赤ちゃんの食欲をぐっと引き出してくれる魅力があります。

もちろん、赤ちゃんの発達には個人差があるため、ひとりひとりの成長に合わせた無理のない進め方が大切です。食べ物を上手に口の中で動かせるようになり、唇を閉じて飲み込む動きがスムーズになってきたら、栗を取り入れる良いタイミングかもしれません。

離乳食の進み具合は赤ちゃんによって個人差があるため、無理のない範囲で進めることが大切です。
栄養士や小児科医に相談しながら進めるとより安心ですよ。

栗に含まれる栄養成分

栗には実に豊富な栄養が含まれています。良質なでんぷん質はエネルギー源として優秀です。また、食物繊維やビタミンB1、ビタミンC、カリウムも豊富で、赤ちゃんの成長をしっかりサポートしてくれます。特にビタミンB1は、ごはんなどの炭水化物をエネルギーに変える働きを助け、疲労回復にも効果的です。食物繊維は腸内環境を整え、便秘予防にも役立ちます。

アミノ酸もバランスよく含まれており、脳の発達や免疫力の向上にも寄与します。カリウムは体内の水分バランスを整え、むくみ予防にも効果があります。このように、栗は赤ちゃんの健やかな成長に必要な栄養素がぎゅっと詰まった食材なのです。

初めて与える時の適量は?

初めての食材は慎重に与えることが大切です。スプーン1杯程度の極少量から始めてみましょう。栗特有の食感や味に慣れてきたら、徐々に量を増やしていけます。最初は他の慣れた食材と組み合わせると受け入れやすくなります。例えば、普段よく食べているおかゆに少量混ぜたり、馴染みのある野菜と一緒に調理したりするのがおすすめです。

また、朝一番で新しい食材を試すと、万が一体調の変化があった場合でも、日中に様子を見ることができるので安心です。夕方や夜に初めての食材を与えると、就寝中に体調変化があった場合に気付きにくいことがあります。栗に限らず、新しい食材は朝や昼の早い時間帯に与えるようにしましょう。

栗を与える際の注意点

安全に栗を取り入れるためには、いくつかの重要なポイントがあります。正しい知識を持って、楽しい離乳食の時間を過ごしましょう。栗は季節の味覚として人気の食材ですが、赤ちゃんに与える際には特別な配慮が必要です。

アレルギーに気をつける

特定原材料には含まれていませんが、アレルギー反応の可能性は十分にあります。初めて食べる時は特に注意深く様子を見守りましょう。ラテックスアレルギーのある方は、栗でもアレルギー反応を起こす可能性があるため、特に注意が必要です。

家族にフルーツアレルギーがある場合は、さらに慎重に進めることをおすすめします。いわゆる交差反応により、他の食物アレルギーがある赤ちゃんは栗にも反応を示すことがあります。アレルギー症状には個人差があり、軽い発赤から呼吸困難まで様々です。

食べた後1時間は口周りの発赤や体調の変化に気を配ることが大切です。じんましんや体調不良が見られた場合は、すぐに医師に相談しましょう。
特に初めて与える日は、他の新しい食材は控え、栗だけを試すようにしましょう。

下ごしらえを丁寧にする

栗は硬く、パサつきやすい食材です。必ず十分な加熱調理を行い、月齢に合わせた固さに調整しましょう。生の栗はとても硬く、窒息の危険があるため絶対に与えないようにしましょう。

茹でる際は、中心までしっかりと火が通るように気を付けます。竹串がスッと通るくらいまで柔らかくなったら完成です。皮をむく際は、薄皮まで丁寧に取り除きましょう。薄皮が残っていると、喉に詰まる原因になることがあります。

栗は調理法によって食感が大きく変わります。茹でる以外にも、電子レンジやオーブンを使って加熱する方法もあります。どの方法でも、赤ちゃんが食べやすい柔らかさになるまでしっかり加熱することが重要です。特に離乳食初期・中期は、栗を裏ごしして滑らかなペースト状にすることで、喉につまらせるリスクを減らすことができます。

また、冷凍した栗を使う場合は、完全に解凍してから調理しましょう。冷凍の中心部が残っていると、赤ちゃんが口にした時に冷たすぎて驚いたり、適切な柔らかさにならなかったりすることがあります。

量は控えめにする

栗には食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎは消化に負担がかかります。特に離乳食初期の赤ちゃんは消化機能が未発達なため、一度に多くの量を与えると胃腸の調子を崩す原因となることがあります。

また、栗に含まれるタンニンには渋みの成分が含まれており、便秘の原因になることもあります。食べ過ぎには十分注意し、赤ちゃんの様子を見ながら適量を守りましょう。体調不良が見られた場合は、一時的に栗を控えめにするなどの調整が必要です。

離乳食後期でも、1回の食事で与える栗の量は、栗1粒分程度を目安にするとよいでしょう。他の食材とのバランスも大切です。例えば、野菜や肉、魚などの主菜と一緒に栗を副菜として少量ずつ取り入れることで、栄養のバランスが取れた食事になります。

おすすめの離乳食レシピ

栗の美味しさを活かしながら、赤ちゃんが食べやすい形に工夫したレシピをご紹介します。季節の味覚を楽しみながら、栄養バランスの良い離乳食作りを心がけましょう。初めて調理する場合でも、基本的な手順を押さえておけば、簡単に美味しい栗料理を作ることができます。

栗きんとん

裏ごしした栗は滑らかで食べやすく、栄養もたっぷりです。茹でた栗は皮をむいて、裏ごし器でなめらかになるまですり潰します。砂糖は使用せず、栗本来の自然な甘みを活かすのがポイントです。

作り方は簡単です。まず、栗を水から茹でて、やわらかくなったら皮をむきます。この時、渋皮まで丁寧に取り除くことがポイントです。取り出した栗の実を裏ごし器に入れ、木べらなどで押し付けながら滑らかにつぶしていきます。硬いようであれば、少量の湯を加えて調整しましょう。裏ごしした栗の滑らかさは、赤ちゃんの月齢に合わせて調整するとよいでしょう。

プレーンヨーグルトと合わせることで、より食べやすくなります。
ヨーグルトの酸味が栗の甘みを引き立て、美味しさもアップします。さらに、少量の野菜ペーストと合わせることで、栄養バランスが良くなりますよ。

栗とさつまいものきんとん

さつまいもと組み合わせることで、より優しい味わいになります。食材それぞれの甘みが引き立ち合い、自然な美味しさです。

さつまいもはイチョウ切りにして水にさらし、アクを抜いてから茹でます。皮をむいた栗と一緒につぶし、裏ごしをして滑らかにします。固さは赤ちゃんの月齢に合わせて、茹で汁で調整しましょう。手づかみ食べができる月齢なら、小さなおにぎり状に丸めて提供するのもおすすめです。

具体的な作り方としては、まずさつまいもを皮ごと洗い、皮をむいてから1cm角くらいに切ります。切ったさつまいもは水にさらしてアクを抜きます。一方、栗は水から茹でて柔らかくし、皮をむいておきます。さつまいもを茹でて柔らかくなったら、茹でた栗と一緒につぶします。滑らかさが足りない場合は裏ごしをすると、より食べやすくなります。

さつまいもと栗の比率は、さつまいも2:栗1くらいがバランスが良いでしょう。さつまいもの自然な甘みに栗の風味が加わり、シンプルながらも奥深い味わいを楽しめます。また、卓上にある調味料のように常備しておけば、普段の離乳食にプラスするだけで栄養価がアップし、味の変化も楽しめて一石二鳥です。

やわらか栗ご飯

軟飯との相性も抜群です。細かく刻んだ栗を混ぜることで、食感の違いを楽しめます。栗は食べやすい大きさに刻み、軟飯と混ぜ合わせます。季節感があり、栄養バランスも良い一品です。

作り方のポイントは、栗の大きさを月齢に合わせて調整することです。離乳食後期の赤ちゃんなら5mm角程度に、完了期の赤ちゃんなら1cm角程度に刻むとよいでしょう。あらかじめ柔らかく茹でた栗を軟飯に混ぜる場合は、温かいうちに混ぜると栗の香りがご飯に移ってより美味しくなります。

軟飯は通常のご飯よりも水分量を多めにして炊き、赤ちゃんが食べやすい柔らかさに調整します。栗の糖分がご飯に移ることで、自然な甘みが広がり、薄味でも美味しく食べられるのも魅力です。

さらに、栗ご飯にさつまいもや人参、かぼちゃなどの野菜を加えると、彩りも良くなり、栄養バランスもアップします。栗のほんのりとした甘みと野菜の旨味が溶け合い、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。

栗と野菜のポタージュ

寒い季節には温かいポタージュもおすすめです。栗の甘みと野菜の旨味が溶け合った優しい味わいが魅力です。栗と人参、かぼちゃなどの野菜を柔らかく茹でて、ミキサーやブレンダーでなめらかになるまで攪拌します。

離乳食中期から食べられる調理法で、栄養価も高く、消化にも優しいのが特徴です。具体的な作り方としては、まず栗と野菜を小さく切り、柔らかくなるまで茹でます。茹で上がったら、茹で汁も少し残しておき、ミキサーで滑らかになるまで攪拌します。

とろみが足りない場合は、茹で汁の量を調整したり、片栗粉を少量加えたりすることで、赤ちゃんが食べやすいとろみをつけることができます。栗と相性の良い野菜としては、人参、かぼちゃ、じゃがいもなどが挙げられます。これらの野菜と栗を組み合わせることで、栄養バランスも良くなります。

まとめ

栗は栄養価が高く、離乳食の優秀な食材です。月齢に合わせた適切な調理方法で安全に取り入れることが大切です。季節の食材を上手に取り入れることで、赤ちゃんの食事がより豊かになります。

離乳食後期から取り入れることができる栗は、その自然な甘みと栄養価の高さから、赤ちゃんの食事を彩る素晴らしい食材となります。アレルギーに気をつけながら、適切な下ごしらえと量を守ることで、安全に美味しく食べることができます

栗きんとんや栗ご飯など、様々なレシピで栗を取り入れてみましょう。離乳食は赤ちゃんの成長を支える大切な栄養源であるとともに、食べる楽しさや季節を感じる機会でもあります。栗の美味しさを通じて、赤ちゃんに季節の移り変わりを感じさせてあげられるとよいですね。

妊娠サポートナビ.comには離乳食に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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