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授乳期の醤油漬けは大丈夫?塩分量の目安と簡単レシピ

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授乳中の食べ物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

授乳期の食事で気になるのが調味料や塩分。特に日本の食卓に欠かせない醤油漬けについては迷うこともありますよね。実は授乳中でも適量であれば醤油漬けを楽しむことができるんです。

この記事では、授乳期における醤油漬けの摂取について正しい知識と安心できるレシピをご紹介します。

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授乳期における醤油漬けの基本情報

授乳期は様々な食べ物に気を使う時期ですが、和食の風味を引き立てる醤油漬けについても正しく理解しておくと安心して食事を楽しめます。ここでは醤油漬けの基本と授乳期の摂取について確認していきましょう。

醤油漬けってどんな食べ物?

醤油漬けとは、野菜や魚介類などの食材を醤油ベースの液体に漬け込むことで、保存性を高めながら食材本来の風味や旨味を引き出す日本の伝統的な調理法です。醤油の香ばしさと塩味が食材にじっくり染み込み、ご飯のお供や箸休めに最適な一品となります。

代表的な醤油漬けには、いくらやたらこなどの魚卵類、きゅうりや大根、玉ねぎなどの野菜類、山わさびや葉わさびなどの薬味類、そして卵黄などがあります。特ににんにくの醤油漬けは、漬け込むことでにんにく特有の辛味が和らぎ、醤油の旨味と絶妙に融合した風味が楽しめる人気の一品です。

醤油漬けは単なる塩味だけでなく、うま味成分も豊富に含まれているため、少量でも満足感が得られる優れた調味料でもあります。

授乳期に醤油漬けを食べても良いの?

結論から言うと、授乳中でも適量であれば醤油漬けを食べることは可能です。ただし、醤油漬けに含まれる塩分量には注意が必要です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、18~49歳の女性の塩分摂取目標量は1日6.5g未満とされています。

醤油漬けには塩分が多く含まれるため、食べ過ぎると母体のむくみや高血圧の原因となる可能性があります。また、一部の醤油漬けの調味液にはアルコールが含まれることがありますが、加熱済みのものであれば心配は少ないでしょう。

醤油漬けを楽しむ際は、一日の塩分摂取量全体のバランスを考えながら適量を心がけることが大切です。例えば、醤油漬けを食べる日は味噌汁の塩分を控えめにするなど、工夫次第で上手に取り入れることができます。

醤油漬けと母乳への影響

母乳の味や質は食事内容によって多少変化することがありますが、塩分や醤油漬け自体が直接的に母乳の質を大きく損なうという科学的根拠はありません。むしろ、様々な食材や味を適度に取り入れることで、赤ちゃんの味覚形成にも良い影響を与えるという考え方もあります。

ただし、塩分の過剰摂取は母体の健康リスクとなるため注意が必要です。また、アルコールを含む調味料については、十分に加熱してアルコール分を飛ばすか、アルコールフリーの代替品を選ぶことをおすすめします。

母乳育児中の食事は極端な制限よりもバランスが大切です。醤油漬けも含め、様々な食材をバランスよく摂ることで、母体の栄養状態を良好に保ちましょう。

授乳期の塩分量の目安と管理方法

授乳期は特に栄養バランスを意識したい時期ですが、塩分摂取に関しても適切な管理が必要です。ここでは授乳期の塩分摂取の目安と、上手に管理するための方法について詳しく見ていきましょう。

塩分摂取量の基準について

前述したように、授乳中の女性を含む18~49歳の女性の1日の塩分摂取目標量は6.5g未満とされています。しかし、実際の日本人女性の平均塩分摂取量は目標値を大きく超えているのが現状です。

塩分の過剰摂取は、むくみや高血圧だけでなく、長期的には腎臓への負担や骨粗しょう症のリスク増加にもつながります。授乳期は特に水分バランスも変化しやすい時期ですので、塩分摂取には十分な注意が必要です。

日々の食事での塩分量を把握することは難しいですが、醤油や味噌、漬物などの塩分の多い食品の摂取頻度や量に意識を向けるだけでも大きな違いが生まれます。特に加工食品や外食には予想以上に塩分が含まれていることが多いため、できるだけ手作りの料理を中心にすると良いでしょう。

塩分を控える工夫

塩分を控えながらも美味しく食事を楽しむためには薄味の調理を心がけ、香辛料やハーブ、酸味などを上手に活用して味に変化をつけることがおすすめです。

また、カリウムを多く含む野菜や果物を積極的に摂ることも効果的。カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、塩分摂取が多くなりがちな日は特に意識して野菜を多めに摂るとよいでしょう。

醤油漬けを自宅で作る際には、減塩醤油を使用したり、醤油の量を少し減らしてみりんや酢などの他の調味料でバランスを取ったりすることで、塩分量を抑えることが可能です。また、漬け込む時間を短くすることでも、塩分の過剰摂取を防ぐことができます。

塩分控えめでも美味しく感じるコツは、新鮮な食材を使うことと、噛む回数を増やすこと。よく噛むことで食材本来の旨味を感じやすくなり、薄味でも満足感が得られます。

醤油漬けの適切な摂取量

醤油漬けを授乳期に楽しむ際の目安量について考えてみましょう。例えば、濃口醤油小さじ1杯(約5cc)には約0.9gの食塩相当量が含まれています。醤油漬けを1回の食事で小さじ1杯程度(漬け汁も含めて)に抑えれば、1日の塩分摂取量の約14%程度となり、他の食事とのバランスも取りやすいでしょう。

醤油漬けを食べる際は、その日の他の食事での塩分摂取量も考慮して調整することが大切です。例えば、醤油漬けを楽しむ日は、スープや味噌汁は具だくさんにして汁の量を減らしたり、他の料理の味付けを薄めにしたりするなど、全体のバランスを意識しましょう。

授乳期におすすめの醤油漬けレシピ

授乳期でも安心して楽しめる、塩分控えめの醤油漬けレシピをご紹介します。どれも簡単に作れて、日本の食卓に彩りを添える一品ばかりです。

山わさびの醤油漬け

山わさびの爽やかな辛味と醤油の風味が絶妙に調和した一品です。ほどよい辛さと香りが食欲を増進させ、少量でもご飯が進む嬉しいおかずになります。

【材料】
・山わさび:100g
・醤油:50ml(減塩醤油がおすすめ)
・酒:30ml
・みりん:20ml

【作り方】
1. 山わさびはきれいに洗い、細かく刻みます。
2. 小鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、アルコール分を飛ばします(約2分間沸騰させる)。
3. 火を止めて醤油を加え、よく混ぜ合わせます。
4. 煮沸消毒した保存瓶に山わさびを入れ、2で作った調味液を注ぎます。
5. 冷蔵庫で一晩寝かせれば完成。

山わさびの辛味は時間が経つにつれて醤油に移っていくので、漬けてから2~3日が食べごろです。冷蔵庫で約2週間保存可能です。

山わさびには抗菌作用があるといわれており、少量の摂取は母体の免疫力維持にも役立つ可能性があります。辛味が苦手な場合は、湯通しすることで辛味を抑えることができます。

葉わさびの醤油漬け

葉わさびの醤油漬けは、青々とした葉の色合いと爽やかな辛味が特徴で、食卓に彩りを添える一品です。栄養価も高く、授乳期の健康維持にも役立ちます。

【材料】
・葉わさび:100g
・醤油:50ml(減塩醤油がおすすめ)
・酒:30ml(加熱用)
・みりん:20ml
・砂糖:小さじ1

【作り方】
1. 葉わさびはきれいに洗い、塩ゆで(湯に塩少々を入れる)で30秒ほど茹でます。
2. 茹でた葉わさびを冷水にとり、水気をしっかり絞って3cm程度の長さに切ります。
3. 小鍋に酒、みりん、砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら醤油を加えます。
4. 再び沸騰させてアルコール分を飛ばし、火を止めて冷まします。
5. 保存容器に葉わさびを入れ、4の調味液を注ぎます。
6. 冷蔵庫で一晩寝かせれば完成です。

葉わさびを軽く茹でることで辛味がマイルドになり、醤油の旨味とのバランスが良くなります。ご飯のおともだけでなく、冷奴や豆腐料理のトッピングとしても楽しめます。

玉ねぎの醤油漬け

玉ねぎの醤油漬けは甘みと酸味のバランスが絶妙で、サラダ感覚で楽しめる醤油漬けです。玉ねぎに含まれる硫化アリルには疲労回復効果があるとされ、産後の体調管理にもおすすめです。

【材料】
・玉ねぎ:1個(中サイズ)
・酢:50ml
・砂糖:大さじ1
・醤油:大さじ1~2(塩分を控えめにしたい場合は1)
・塩:少々

【作り方】
1. 玉ねぎは薄くスライスし、水にさらして辛味を和らげます。
2. 水気をよく切った玉ねぎを保存容器に入れます。
3. 小鍋に酢、砂糖、醤油、塩を入れて火にかけ、沸騰直前で火を止めます。
4. 3の調味液を玉ねぎにかけ、全体が浸るようにします。
5. 冷蔵庫で2時間以上、できれば一晩寝かせると味が馴染みます。

玉ねぎは薄く均一にスライスすることで、味がなじみやすくなります。また、水にさらす時間を長くすると辛味が抜けてマイルドな味わいになるので、好みに合わせて調整してください。

漬け汁の量が多すぎると塩分摂取量が増えてしまうため、玉ねぎがかろうじて浸る程度の量に抑えることがポイントです。
食べる際も汁気をよく切ってから召し上がることをおすすめします。

にんにくの醤油漬け

にんにくの醤油漬けは、漬け込むことでにんにく特有の辛味が和らぎ、まろやかな旨味と風味が楽しめる人気の一品です。少量でも風味が強いので、授乳期でも上手に取り入れることができます。

【材料】
・にんにく:1球(約6~8片)
・醤油:100ml(減塩醤油がおすすめ)
・みりん:50ml
・酒:30ml
・昆布:5cm四方 1枚

【作り方】
1. にんにくは皮をむき、根元の固い部分を切り落とします。
2. 小鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばします。
3. 火を止めて醤油を加え、よく混ぜ合わせて冷まします。
4. 煮沸消毒した保存瓶ににんにくと昆布を入れ、3の調味液を注ぎます。
5. 冷蔵庫で1週間ほど漬け込むと、にんにくの辛味が和らぎ、旨味が増します。

にんにくの醤油漬けは漬け込む時間が長いほど風味がまろやかになり、醤油の色もにんにくに染み込んでいきます。時間の経過とともに味わいの変化を楽しめるのも魅力です。

にんにくの醤油漬けは炒め物やパスタなどの調理に使うだけでなく、薄くスライスして冷奴のトッピングにしたり、醤油漬けの漬け汁自体を調味料として活用したりすることもできます。ただし、にんにくの香りが母乳に影響する可能性もあるため、授乳直前の摂取は控えめにするとよいでしょう。

まとめ

授乳期の食事は栄養バランスを考えながらも、食べることの楽しさを大切にしたいものです。醤油漬けは適量であれば授乳中でも安心して楽しめる食品であり、日本の食卓に彩りと風味を添えてくれます

今回ご紹介した山わさびや葉わさび、玉ねぎ、にんにくの醤油漬けは、どれも簡単に作れて日持ちもするため、忙しい育児の合間にも重宝する一品です。塩分量を意識した調理法を取り入れることで、健康面にも配慮しながら美味しく食べることができます

醤油漬けを楽しむ際は、その日の塩分摂取量全体のバランスを考えながら、適量を心がけることが大切です。また、自家製の醤油漬けなら塩分量も調整しやすく、添加物などの心配も少なくなります。

授乳期は特別な時期ですが、極端な食事制限よりも、バランスの良い食生活を送ることが母体の健康維持と赤ちゃんの発育にとって重要です。適度に楽しみながら、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

妊娠サポートナビ.comには授乳期の食事や減塩レシピに関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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