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ナスの漬物は妊娠中も食べて大丈夫?上手に楽しむコツは?

妊娠中の食べ物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

妊娠中の食事って、本当に迷うことばかりですよね。特に漬物は塩分が気になって、「これって食べても大丈夫?」と不安になることも。ナスの漬物も、そんな食べ物の一つかもしれません。

実は、適量を守れば妊娠中でも安心して楽しめるんです。今回は、ナスの漬物の栄養や食べ方のコツ、そして気をつけたいポイントまで、しっかりとお伝えしていきますね。

ナスの漬物ってどんな食べ物?

日本の食卓に欠かせない漬物の中でも、ナスの漬物は特別な存在です。妊娠中でも上手に取り入れることで、食事の幅がぐっと広がるでしょう。

ナスの漬物の特徴

ナスの漬物は、日本の伝統的な保存食として長く愛され続けています。塩や糠(ぬか)、味噌などで漬け込むことで、ナス本来の旨味が引き出され、独特の食感と風味が生まれるのです。山形県の「民田茄子の漬物」や宮城県の「仙台長茄子の漬物」など、各地で郷土料理として根付いている様子を見ると、いかに日本人の食生活に深く関わってきたかがわかります。

特に印象的なのは、みょうばんや鉄を使って漬けられたナスの鮮やかな紫色でしょう。この美しい色合いは、見た目にも食欲をそそりますね。

また、水茄子を使った漬物なら、みずみずしい食感をそのまま楽しむことができ、アク抜きの手間もかからず手軽に作れます。

水茄子の漬物は生で食べられるため、加熱する必要がありません。妊娠中でも気軽に栄養補給できる優れものです。

ナスの漬物に含まれる栄養成分

ナスの漬物には、妊娠中に嬉しい栄養成分がたくさん含まれています。まず注目したいのは食物繊維です。妊娠中は便秘に悩まされることが多いですが、食物繊維は腸内環境を整え、お通じの改善に役立ちます

カリウムも豊富に含まれており、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。妊娠中はむくみやすくなりがちですが、カリウムがその症状を和らげる助けになってくれるでしょう。さらに、葉酸やビタミンKも含まれており、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてくれます。

特に糠漬けの場合は、発酵過程で生まれる乳酸菌も一緒に摂取できます。腸内環境を整える効果が期待でき、免疫力アップにもつながります。

【結論】ナスの漬物は妊娠中も食べてOK

結論から言うと、ナスの漬物は妊娠中でも安心して食べられます。アルコールを使わずに作られる一般的なナスの漬物なら、量に気をつければ全く問題ありません。

ただし、「適量」というのがポイントです。美味しいからといって食べすぎてしまうと、塩分過多になってしまう可能性があります。

ナスの漬物で注意したいこと

妊娠中にナスの漬物を楽しむためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。基本的には安全な食べ物ですが、妊娠中の体はデリケートですから、普段以上に気を配る必要があります。

食べすぎは避ける

ナスの漬物で最も気をつけたいのは、塩分の摂りすぎです。漬物は保存性を高めるために塩分が多く使われており、ナスの漬物も例外ではありません。1日2~3切れ(20~30g程度)を目安にし、食べすぎないよう心がけましょう。

例えば、朝食でナスの漬物を2切れ食べたなら、昼食や夕食では味噌汁の味噌を控えめにしたり、醤油の使用量を減らしたりして、全体のバランスを取るようにしましょう。こうした小さな工夫の積み重ねが、健康的な妊娠生活につながります。

1日の塩分摂取量6.5g未満を意識して、ナスの漬物は2~3切れまでに留めることが大切です。

アルコールを使った漬物は避ける

同じ漬物でも、アルコールを使用した種類は妊娠中は控える必要があります。奈良漬けや粕漬け、焼酎漬けなどがその代表例です。ナスでも焼酎漬けという調理法があり、こちらは妊娠中は避けた方が安全です。

アルコールは胎盤を通過して赤ちゃんに影響を及ぼすリスクがあります。たとえ少量でも、妊娠中は避けるのが基本原則です。購入時や手作りする際は、材料表示をしっかり確認し、アルコール系の調味料が使われていないかチェックしましょう。

衛生管理をしっかりと行う

自家製のナスの漬物を作る場合は、衛生管理を徹底することが重要です。妊娠中は免疫力が低下しがちで、食中毒などのリスクが高まります。手や調理器具はもちろん、ナスそのものもしっかりと洗い、清潔な環境で作業しましょう。

特に浅漬けは塩分濃度が低く、保存性がやや劣ります。

作った後は冷蔵庫で保存し、早めに食べ切るようにしてください。また、漬け込み中に異臭がしたり、色が変わったりした場合は、迷わず廃棄することが大切です。

体を冷やしすぎないようにする

東洋医学の考え方では、ナスは体を冷やす野菜とされています。妊娠中は血行が重要ですから、体を冷やしすぎないよう注意が必要です。とはいえ、適量なら全く問題ありませんし、現代の栄養学的には特に心配する必要はないでしょう。

それでも冷えが気になる場合は、生姜やネギ、ニンニクなど体を温める食材と一緒に食べるのがおすすめです。

例えば、ナスの漬物に千切りした生姜を添えたり、温かいお茶と一緒に楽しんだりすることで、バランスを取ることができます。

体調や医師の助言を優先する

妊娠中の体調は十人十色です。むくみや高血圧の症状がある場合は、自己判断せずに医師に相談してから漬物を食べるようにしましょう。特に妊娠高血圧症候群と診断されている場合は、塩分制限が必要になることがあります

妊娠中は体調の変化が大きいため、不安に思うことがあれば遠慮なく専門家の意見を求めてください。また、食べた後に体調に変化を感じた場合は、一時的に控えるなど、自分の体の声に耳を傾けることも大切です。

【アレンジレシピも】妊娠中にナスの漬物を楽しむコツ

ナスの漬物をもっと美味しく、そして安全に楽しむためのコツをご紹介します。アレンジレシピも交えながら、楽しい食事の時間を演出していきましょう。

塩分控えめのレシピを選ぶ

妊娠中にナスの漬物を楽しむなら、塩分控えめのレシピを選ぶのが一番です。浅漬けなら短時間で仕上がり、塩分も抑えられます。また、市販品を購入する際も、「減塩」と表示されているものを選ぶと安心です。

すでに漬けあがった漬物でも、食べる前に軽く水で洗い流すことで塩分を減らすことができます。ただし、あまり長時間水にさらすと旨味まで逃げてしまうので、サッと洗う程度に留めておきましょう。

浅漬けなら30分~1時間で仕上がり、塩分も控えめに作れます。手作りなら塩の量も調整しやすいですね。

変色しないうちに食べる

ナスは空気に触れると変色しやすい野菜です。カットしたらすぐに食べるのが、美味しさを保つコツです。水茄子の漬物なら、手で割って食べるのが一般的ですが、こちらも割ったらすぐに口に運びましょう

変色したナスが体に害があるわけではありませんが、見た目があまり良くありませんし、風味も落ちてしまいます。せっかくの美味しいナスの漬物ですから、最高の状態で味わいたいですよね。

刻んで漬ければ山形名物「だし」風に

ナスの漬物をもっと楽しくアレンジしたいなら、山形名物の「だし」風にしてみるのはいかがでしょうか。

ナス、キュウリ、ニンジン、ミョウガ、大葉、オクラ、生姜を細かく刻み、塩もみしたナスの水気を切ったら、醤油、みりん、酢、砂糖で作った調味液と一緒に混ぜ合わせます。

昆布も加えて冷蔵庫で1時間ほど漬け込めば、彩り豊かな山形風「だし」の完成です。ご飯にかけても、冷奴にのせても美味しくいただけます。暑い時期や食欲のない時でも、サラッと食べられる優れものです。

まとめ

ナスの漬物は、適量を守れば妊娠中でも安心して楽しめる食べ物です。食物繊維やカリウム、葉酸といった妊娠中に嬉しい栄養成分も豊富に含まれており、上手に取り入れることで食事の幅が広がります。

自分の体調や医師のアドバイスを最優先にしながら、塩分控えめのレシピを選んだり、アレンジを加えたりして、妊娠中の食事をより豊かなものにしていってください。不安に思うことがあれば、遠慮なく医師や栄養士に相談することをおすすめします。

妊娠サポートナビ.comにはナスの漬物や妊娠中の食事に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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