授乳中のママが草餅(よもぎ餅)を食べたいと思ったとき、よもぎが母乳に与える影響が気になりますよね。でも安心してください。
実は適量なら授乳中でも問題なく食べられるんです!
母乳の出を良くする可能性もあるよもぎ。栄養価も高いので、上手に取り入れて産後の体調管理に役立ててくださいね。
草餅(よもぎ餅)の基本情報まとめ
春の訪れとともに、山々に芽吹く野草の一つであるよもぎ。
その爽やかな香りと鮮やかな緑色は、日本人の心を魅了してやみません。
そんなよもぎを使った代表的な和菓子が、草餅(よもぎ餅)です。
ここでは、草餅の基本情報や、授乳中のママが安心して食べるためのポイントについて詳しく解説していきましょう。
草餅とは
草餅は、もち米、上新粉、白玉粉などの米粉に、主によもぎなどの葉を練りこんだ和菓子の一種です。
よもぎの独特の風味と、もちもちとした食感が特徴的ですね。
中には、甘めの餡子が包まれていることもあり、お茶請けとしても人気があります。
草餅の歴史は古く、平安時代にはすでに貴族たちの間で食されていたと言われています。
当時は、春の七草の一つであるよもぎを摘んで、餅に練り込んで食べるのが風習だったそうです。
現代でも、春の訪れを感じさせる季節の和菓子として、多くの人に親しまれています。
草餅に使われるよもぎは、ビタミンやミネラルが豊富で、健康にも良いとされています。
ビタミンCやβカロテンは抗酸化作用があり、免疫力アップや美肌効果が期待できるでしょう。
また、よもぎには利尿作用もあるため、むくみの解消にも役立ちます。
昔から、よもぎは薬草としても重宝されてきたのですね。
【結論】適量なら授乳中のママも食べられる
授乳中のママにとって、食べ物の安全性は大きな関心事のひとつ。
草餅に含まれるよもぎについても、母乳への影響が気になるところです。
よもぎに含まれる成分が母乳に移行する可能性はありますが、その量はごくわずかです。
仮に母乳中に移行したとしても、赤ちゃんへの直接的な影響は心配ありません。
むしろ、よもぎに含まれる栄養素が、ママの健康維持に役立つかもしれません。
ただし、過剰摂取は避けるべき。
1日に1〜2個程度なら問題ありませんが、それ以上は控えめにするのが賢明です。
また、よもぎアレルギーがある方は、症状が出る可能性があるので注意が必要ですね。
授乳中は、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
草餅はあくまでも間食の一つとして、適量を楽しむようにしましょう。
赤ちゃんのことを考えながら、ママ自身の健康にも気を配ってくださいね。
授乳中に草餅(よもぎ餅)を食べるメリット
授乳中のママにとって、草餅を食べることにはどんなメリットがあるのでしょうか。
よもぎに含まれる栄養素や、母乳への影響など、気になるポイントを詳しく見ていきましょう。
適量であれば、ママも赤ちゃんも安心して草餅を楽しむことができますよ。
母乳の出を良くしてくれる可能性がある
授乳中のママにとって、母乳の出が気になるものですよね。
実は、よもぎには乳腺を刺激する作用があるとされ、母乳の分泌を促進する可能性があるのです。
古くから、よもぎは産後の回復食として親しまれてきました。
昔からの知恵として、試してみる価値はありそうですね。
授乳中のママにとって、母乳の出が良いことはとても大切です。
バランスの取れた食事と適度な休養を心がけつつ、よもぎのパワーにも期待してみてはいかがでしょうか。
よもぎで栄養素を補える
授乳中のママは、赤ちゃんに栄養を与えるために、自分自身の栄養状態にも気を配る必要がありますよね。
そんなママにとって、よもぎは頼もしい味方になってくれるかもしれません。
よもぎには、ビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養素が含まれています。
ビタミンAは粘膜の健康維持に、ビタミンCは免疫力アップに役立ちます。
ビタミンB群は新陳代謝を助け、疲労回復に効果的です。
また、葉酸は赤ちゃんの先天性異常のリスクを下げるとされ、授乳中のママにとって特に重要な栄養素と言えるでしょう。
他にも、よもぎにはカリウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。
カリウムは血圧を下げる働きがあり、マグネシウムは骨を丈夫にしてくれます。
鉄分は貧血予防に欠かせない栄養素ですね。
授乳中は、ママの体に大きな負担がかかります。
そんなときこそ、よもぎのチカラを借りて、不足しがちな栄養素を補ってみてはいかがでしょうか。
授乳中ママのエネルギー補給になる
授乳中のママは、赤ちゃんに栄養を与えるために、いつも以上にエネルギーを消耗しています。
おっぱいを飲む赤ちゃんのために、ママは休む暇もなく、一生懸命頑張っていますよね。
そんなママのエネルギー補給に、草餅はぴったりかもしれません。
特に、あんこが包まれている草餅は、手軽に甘さを楽しめるだけでなくあんこに含まれる豊富な糖質がすぐにエネルギーに変わってくれます。
忙しい授乳中のママにとって、ささっと食べられるのは嬉しいポイントですね。
でも、草餅は高カロリーな和菓子でもあります。
1日に1〜2個程度なら問題ありませんが、それ以上は控えめにしましょう。
間食は1日の総カロリーの10〜20%程度に抑えるのが理想的だと言われています。
授乳中のママは、自分の体調管理も怠りなくしたいですね。
適度な運動と休養を心がけながら、バランスの取れた食生活を送りましょう。
草餅を安心して食べるためのポイント
授乳中のママが草餅を食べる際には、いくつかのポイントに気をつけることで、安心して美味しく楽しむことができます。
適量を心がけ、間食として上手に取り入れることで、栄養バランスを崩さずに済みます。
また、アレルギーにも注意が必要です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
草餅は適量を心がける
草餅は、もち米や上新粉などの米粉によもぎなどの葉を練りこんだ和菓子で、中にあんこが包まれていることもあります。
適量であれば授乳中のママも安心して食べられますが、食べ過ぎには注意が必要です。
特にあんこが入っている草餅は、カロリーや糖分が高めなので要注意です。
1個あたりのカロリーは、あんこなしで100〜150kcal程度、あんこ入りだと200kcal以上になることも。
授乳中は、母乳の質や量を維持するためにもバランスの取れた食事が大切です。
間食であっても、摂りすぎは肥満や糖尿病のリスクを高めてしまいます。
美味しい草餅も、1日1〜2個までと決めておくのがおすすめです。
カロリーや糖分を意識して、適量を心がけましょう。
間食として楽しむ
授乳中のママにとって、草餅はあくまでも間食の一つとして位置づけるのが賢明です。
メインの食事でしっかりと栄養を摂ることが何より大切で、草餅はあくまでも補助的な存在と考えましょう。
授乳中は、赤ちゃんに必要な栄養素を母乳に含ませるためにも、バランスの取れた食事が欠かせません。
主食・主菜・副菜をそろえ、タンパク質や鉄分、カルシウムなどを意識的に摂取することが理想的です。
そうした中で、ほっと一息つきたい時や小腹が空いた時などに、草餅を間食として楽しむのは良いアイデアです。
ほどよい甘さと食べ応えで、リラックスタイムを演出してくれるでしょう。
授乳中は慌ただしい毎日ですから、時には草餅を味わいながらゆったりとした時間を過ごすのも大切です。
アレルギーに注意する
草餅に使われているよもぎは、キク科の植物に属しています。
そのため、キク科のアレルギーがある方は、草餅を食べる際に注意が必要です。
よもぎに含まれるタンパク質が、アレルギー反応を引き起こす可能性があるのです。
キク科アレルギーの方が草餅を食べると、皮膚の痒みや腫れ、じんましんなどが現れることがあります。
口の中の違和感や、喉の痒み、息苦しさなどの症状が出ることもあるようです。
アレルギー反応の重症度は個人差が大きいので、注意が必要です。
もし草餅を食べたことがなく、アレルギーが心配な方は、はじめて食べる時は少量ずつ様子を見ながら食べてみましょう。
授乳中のママは、赤ちゃんの健康だけでなく、自分自身の健康管理にも気を配らなければなりません。
草餅を安心して楽しむためにも、アレルギーの有無を確認しておくことが大切ですね。
まとめ
授乳中のママにとって草餅はおいしく栄養価の高い和菓子。
キク科アレルギーの方は特に慎重に。
妊娠中のプレママから子育て中のママまで、当サイトでは授乳中ママの悩みに寄り添った記事をたくさん掲載しております。
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