妊娠中の食事は赤ちゃんの健康にも直結する大切なもの。でも「外食したい…」という気持ちも当然湧いてきますよね。
カプリチョーザは日本人の舌に合った本場イタリアの味を提供してくれる人気店。今回は妊婦さんが安心して楽しめるカプリチョーザの選び方をご紹介します。
カプリチョーザってどんなお店?
カプリチョーザと聞くと、家族連れやカップルで賑わう明るい雰囲気のイタリアンレストランを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。家庭的な雰囲気と本格的な味わいで長年愛されてきたカプリチョーザの魅力をご紹介します。
本場の味が楽しめるカジュアル・イタリアンレストラン
カプリチョーザは1978年に日本で誕生した、南イタリアのトラットリアをモデルにしたカジュアルレストランです。トラットリアとは、イタリアの家庭料理を気軽に楽しめる食堂のこと。肩肘張らずにワイワイと食事を楽しむ文化がそのまま取り入れられています。
創業以来、取り分けて食べる大皿料理や陽気な雰囲気で、子どもから大人まで幅広い層から支持を集めています。店内には温かみのある照明と木の温もりを感じる内装、壁には南イタリアの風景写真が飾られていて、まるで異国にいるような気分も味わえるんです。
妊娠中は体調の変化で外食するのも一苦労。でもカプリチョーザなら席間隔にも余裕があり、ゆったりとした空間で食事を楽しめるのが嬉しいポイントですね。トイレも比較的清潔に保たれているので安心して使用できます。
イタリア食材にこだわっている
カプリチョーザの魅力は何といっても素材へのこだわり。特製トマトソースには南イタリア産の完熟トマトが使用されています。妊娠中は鉄分や葉酸などの栄養素が特に重要ですが、トマトに含まれるリコピンやビタミンCは妊婦さんの健康維持にもぴったりです。
パスタやチーズもイタリア産を採用し、手作りの味を大切にしています。イタリア産のデュラム小麦を使用したパスタはもちもちとした食感と小麦本来の風味が楽しめる美味しいパスタです。チーズもモッツァレラやパルミジャーノなど本場のものを使用しています。
妊娠中は食の安全性が特に気になる時期ですが、カプリチョーザでは食材の品質管理も徹底されているので安心です。調理過程も見える店舗が多く、清潔感のある調理風景を見ながら食事ができるのも信頼感につながります。
テイクアウトやデリバリーも利用できる
妊娠中は体調に波があり外出が難しい日も少なくありません。そんな時に心強いのがカプリチョーザのテイクアウトやデリバリーサービスです。自宅でゆっくりと食事ができるのはつわりがひどい時期や安静にしたい時期には特に助かるのではないでしょうか。
テイクアウトメニューも豊富で、パスタやピザだけでなく、前菜やサラダ、デザートまで幅広く取り揃えています。デリバリーも多くの店舗で対応しており、注文方法も簡単。ウェブサイトや専用アプリから手軽に注文できるので、妊娠中の体調不良でも食事の準備に悩まずに済むのは大きなメリットです。
妊娠中のカプリチョーザで避けたいメニュー
カプリチョーザのメニューは豊富ですが、妊娠中はいくつか気をつけたい料理もあります。赤ちゃんと自分の健康のために、以下のメニューには特に注意が必要です。
生ものを使ったメニュー
イタリアン料理の魅力のひとつは新鮮な食材を活かした生ハムやサラミなどの前菜。しかし妊娠中は生ハムを使用したアンティパストやサラダは避けるべきメニューです。生ハムにはリステリア菌が含まれている可能性があり、この菌は加熱していない食品に潜んでいることがあります。
リステリア菌による食中毒は妊婦さんにとって特に危険で、流産や早産のリスクを高める恐れがあるのです。同様の理由で、カプリチョーザでも提供されているナチュラルチーズの一部(ブルーチーズやカマンベールなど)も注意が必要。これらは非加熱や熟成過程でリステリア菌が増殖する可能性があります。
代わりに前菜を楽しみたい場合は、しっかり加熱処理されたものを選ぶと安心です。ブルスケッタやグリル野菜のマリネなど、加熱済みの料理なら安全に楽しめますよ。
辛味の強いメニュー
カプリチョーザには「アラビアータ」など、唐辛子を効かせた辛い料理もあります。辛味好きな方には魅力的ですが、妊娠中はつわりなど体調が変化しやすい時期。特に妊娠初期は胃がむかむかしたり、味覚が変わったりすることも珍しくありません。
辛すぎる料理は胃への負担になるうえ、妊娠中に増加しがちな胸やけを悪化させることも。また辛い食事は腸を刺激して便通に影響を与えることもあります。妊娠中の便秘は珍しくないので、辛さを調整してもらうか、マイルドな味わいの料理を選ぶのがおすすめです。
どうしても辛いメニューが食べたい場合は、辛さを控えめにしてもらえるか店員さんに相談してみましょう。
アルコール類
言うまでもありませんが、妊娠中はアルコール摂取は避けるべきです。カプリチョーザではビールやワインなどアルコールも豊富に提供されていますが、これらは胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
妊婦さんにおすすめのカプリチョーザメニュー
妊娠中でも美味しく安全に食事を楽しみたいですよね。カプリチョーザには妊婦さんにもぴったりの栄養バランスの良いメニューがたくさんあります。ここでは特におすすめのメニューをご紹介します。
たっぷり野菜と挽き肉のミネストローネ
カプリチョーザの「たっぷり野菜と挽き肉のミネストローネ」は、妊婦さんにとって理想的なスープです。具だくさんのこのスープには、にんじん、セロリ、玉ねぎ、ズッキーニなど様々な野菜がふんだんに使われています。
妊娠中は葉酸、鉄分、食物繊維などの栄養素が特に重要ですが、このミネストローネなら一度にこれらの栄養素を摂取できます。さらに牛挽き肉が加えられているため、良質なたんぱく質も補給できるのが嬉しいポイント。
温かいスープは胃にも優しく、つわりがある時期でも比較的食べやすいメニューです。寒い季節はもちろん、冷房の効いた夏場のレストランでも体を温めてくれる心強い味方になってくれます。スープから始めることで、消化器官も活性化され、その後のメインディッシュもより美味しく楽しめますよ。
トマトとニンニク
カプリチョーザの看板メニューともいえる「トマトとニンニク」のスパゲッティ。ビタミンCやリコピンが豊富なトマトを使用した料理は、妊婦さんに必要な栄養素を摂取できる理想的な一品です。
リコピンには抗酸化作用があり、細胞を守る働きがあります。また鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富に含まれているので、妊娠中に不足しがちな鉄分の効率的な摂取にも役立ちます。
ニンニクの風味も効いていますが、カプリチョーザでは量の調整も可能なので、胃への負担が気になる場合は「ニンニク控えめで」とオーダーするといいでしょう。シンプルな材料で作られているため、添加物なども少なく、妊婦さんでも安心して楽しめます。
パスタはデュラム小麦から作られており、複合炭水化物を含んでいるため、エネルギー源としても理想的。妊娠中は適切なエネルギー摂取も大切なので、お腹も心も満たされる一皿です。
野菜たっぷりピッツァ
カプリチョーザのピッツァは、薄くてサクッとした生地が特徴。ピザといえば高カロリーというイメージがありますが、カプリチョーザの「サラダピッツァ」は新鮮な野菜がたっぷりのせられていて栄養バランスも抜群です。
生のトマトやルッコラなどがトッピングされているサラダピッツァは、妊娠中に必要な葉酸やビタミン類を手軽に摂取できます。またチーズも加熱されているため、先ほど注意点として挙げたリステリア菌の心配もなく安心して食べられます。
基本のマルゲリータも妊婦さんにおすすめ。トマト、モッツァレラチーズ、バジルというシンプルな組み合わせながら、妊娠中に必要な栄養素をバランス良く含んでいますよ。
まとめ
妊娠中の外食は気をつけるべき点も多いですが、正しい知識を持って賢く選べば、カプリチョーザでも美味しく安全な食事が楽しめることがわかりましたね。
妊娠中は体調の変化やつわりなど、食事に関する悩みも多いもの。そんな時こそ、テイクアウトやデリバリーなどの便利なサービスも活用してみてください。自宅でゆっくりとカプリチョーザの味を楽しめば、気分転換にもなりますし、食事の準備の負担も減らせます。
大切なのは無理をしないこと。体調が優れない日は無理に外食せず、体調の良い日に美味しいものを楽しむ余裕を持つことも大切です。
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