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妊娠中もクリームチーズは食べられる?安全な選び方とは

妊娠中の食べ物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

妊娠がわかったとたん、毎日の食事に気を遣うようになりますよね。「これって食べていいのかな?」と迷うことも増えるはず。

クリームチーズは、朝食のパンに塗ったり、サラダに入れたり、手軽に使えて便利ですが、妊娠中の摂取は大丈夫なのでしょうか。実は妊娠中でも正しく選べば安心して食べられるんです。妊娠中も安全に美味しくクリームチーズを楽しむコツをご紹介します。

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妊娠中のクリームチーズ摂取について知っておきたいこと

クリームチーズは栄養価も高く、使い勝手も良いため多くの方に愛されている食品です。妊娠中は特に栄養バランスが重要ですが、クリームチーズの摂取については正しい知識を持っておくことが大切です。種類によっては安全に食べられるものもあれば、避けたほうが良いものもあります。

クリームチーズの栄養成分

クリームチーズには見た目以上の栄養が詰まっています。まず、良質なたんぱく質が含まれており、赤ちゃんの体の組織を作るのに役立ちます。また、骨の形成に欠かせないカルシウムも豊富で、妊娠中のお母さんと赤ちゃん両方の骨の健康をサポートします。

さらに、ビタミンAも含まれているため、胎児の視力発達や免疫機能の向上にも貢献します。もちろん、クリームチーズには脂肪分も多く含まれているため、カロリーはやや高めです。100gあたり約300kcalほどですので、食べ過ぎには注意が必要です。

妊娠中は特に栄養バランスが大切ですので、クリームチーズだけに頼らず、様々な食品からバランス良く栄養を摂ることを心がけましょう。

妊娠中でもクリームチーズは食べてOK?

結論から言うと、日本国内で製造・販売されている市販のクリームチーズの多くは加熱殺菌処理済みなので、妊娠中でも安心して食べることができます。ただし、すべてのクリームチーズが安全というわけではありません。

重要なのは、パッケージをしっかり確認することです。「種類別」の表示を見て、プロセスチーズであれば加熱処理されているので問題ありません。また、ナチュラルチーズでも「加熱殺菌」や「パスチャライズ」という言葉が記載されていれば安全です。

一方で、未殺菌のクリームチーズはリステリア菌などの病原菌が付着している可能性があるため注意が必要です。リステリア菌は低温でも繁殖する細菌で、妊婦さんが感染すると流産や早産、胎児への感染などのリスクがあります。

妊娠中は免疫力が低下している時期ですので、食品選びには十分な注意を払いましょう。不安な場合は、かかりつけの産婦人科医に相談するとよいでしょう。

クリームチーズ選びのポイントは?

妊娠中に安全にクリームチーズを食べるためには、以下のポイントをチェックしましょう。

まず、パッケージに「加熱殺菌」や「パスチャライズ」と記載されているものを選ぶことが大切です。これらの表示があれば、製造過程で十分に加熱処理されているため安全性が高いと言えます。

幸いなことに、国内の有名メーカー(雪印、キリ、フィラデルフィアなど)の製品は、多くが加熱殺菌済みです。スーパーやコンビニで手軽に購入できるこれらの商品は、妊娠中でも比較的安心して食べることができます。

また、購入時には賞味期限もしっかりチェックしましょう。なるべく新鮮なものを選び、開封後はできるだけ早めに消費することをおすすめします。

妊婦さんが気をつけたいクリームチーズの種類と食べ方

クリームチーズにもさまざまな種類があり、妊娠中に安全に食べられるものと避けたほうが良いものがあります。食べ方や保存方法にも注意点があるので、詳しく見ていきましょう。

安全に食べられるクリームチーズの種類

妊娠中でも安心して食べられるクリームチーズの種類について詳しく説明します。

まず、プロセスチーズ全般(スライスチーズ、ベビーチーズなど)は加熱処理されているため安全です。プロセスチーズは製造過程で高温加熱されるため、有害な細菌が死滅しています。

次に、製造過程で加熱殺菌されているナチュラルチーズも問題ありません。多くの市販クリームチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズなどが該当します。これらは、パッケージに「加熱殺菌」または「パスチャライズ」と表示されていることが多いので、購入時にチェックしましょう。

さらに、加熱調理したナチュラルチーズ(ピザ、グラタン、ベイクドチーズケーキなど)も安心して食べられます。加熱によって有害菌が死滅するからです。チーズトーストやチーズオムレツなど、家庭で調理する際もしっかり加熱すれば安全性が高まります。

これらの料理は栄養価も高く、妊娠中の栄養補給にも役立ちます。ただし、過剰な摂取は避け、バランスの良い食事の一部として楽しみましょう。

避けるべきクリームチーズも

妊娠中には避けたほうが良いクリームチーズの種類もあります。

最も注意すべきは、製造過程で加熱殺菌されていないナチュラルチーズです。これらのチーズには病原菌が含まれている可能性があり、妊婦さんや胎児に影響を与えるリスクがあります。特にリステリア菌は冷蔵庫内でも繁殖するため、未殺菌のチーズは避けるべきです。

また、輸入のクリームチーズは、加熱殺菌の有無が不明な場合があるので注意が必要です。特に専門店や輸入食品店で販売されている珍しいチーズ類は、パッケージの表示をよく確認しましょう。日本語の表示がない場合は、お店の方に確認するか、念のため避けるのが無難です。

また、「要加熱」と記載のあるチーズは、必ず加熱してから食べることが大切です。生野菜と一緒に食べる場合は、野菜もよく洗ってから使用しましょう。野菜にも土壌由来の菌が付着している可能性があるからです。

適切な保存方法

クリームチーズを安全に食べるためには、適切な保存方法も重要です。

開封後は冷蔵庫内、とくに温度変化が少ないチルド室などで保管して、できるだけ早く消費することが大切です。クリームチーズは開封後、空気に触れることで品質が劣化しやすくなります。できれば開封後3〜4日以内に消費するのがベストです。

また、使用する際は清潔なナイフやスプーンを使い、他の食品との交差汚染を防ぎましょう。一度パンに塗ったナイフを再度クリームチーズの容器に入れると、パンに付着していた細菌がクリームチーズに移る可能性があります。

賞味期限にも注意を払いましょう。未開封であっても、賞味期限を過ぎたクリームチーズの摂取は避けるのが無難です。妊娠中は特に食品の鮮度に気を配り、少しでも怪しいと感じたら食べないようにしましょう。

適切に保存することで、クリームチーズの風味を保ちながら、安全性も確保できます。

妊娠中のクリームチーズ摂取に関するよくある疑問

妊娠中のクリームチーズ摂取について、多くのママが抱える疑問に答えていきます。不安や心配を解消して、安心して食生活を送れるようにしましょう。

Q. クリームチーズを食べてしまった!大丈夫?

「妊娠に気づく前に未殺菌のクリームチーズを食べてしまった」「輸入チーズを食べてしまった」と心配になることがあるかもしれません。

基本的に、加熱殺菌されたクリームチーズを適量食べた場合は心配ないでしょう。日本で市販されているほとんどのクリームチーズは加熱殺菌処理がされていますので、安心してください。

ただし、未加熱のクリームチーズを食べてしまった場合は、念のため産婦人科医に相談するのが賢明です。すぐに問題が起きるわけではありませんが、医師に状況を伝えておくことで適切なアドバイスを受けられます。

リステリア菌感染時には発熱、筋肉痛、吐き気、下痢などの症状が現れることがあるので、これらの症状が出た場合はすぐに医療機関を受診しましょう。ただし、リステリア症の症状は風邪に似ていることが多く、自己判断は難しいため、心配な場合は医師に相談することをおすすめします。

心配しすぎることなく、体調の変化に注意を払いながら過ごしましょう。

Q. クリームチーズは妊娠中の便秘に効果がある?

妊娠中は便秘に悩まされることが多いですよね。クリームチーズについては、残念ながらクリームチーズ自体には便秘解消効果はありません。むしろ、脂肪分が多いため過剰摂取は便秘を悪化させる可能性があります。

ただし、食べ方を工夫することで便秘対策になる可能性はあります。例えば、全粒粉パンにクリームチーズを塗って食べるなど、食物繊維と組み合わせることで便秘対策になるでしょう。また、クリームチーズに加えてドライフルーツやナッツを一緒に食べるのもおすすめです。

便秘で悩んでいる場合は、水分摂取や適度な運動を心がけることが基本です。1日に1.5〜2リットルの水分を摂り、軽いウォーキングなどの運動を取り入れると効果的です。それでも改善しない場合は、必要に応じて医師に相談しましょう。妊婦さんでも安全に使える便秘薬や対策法を教えてもらえます。

Q. クリームチーズの代わりになる安全な食品は?

何らかの理由でクリームチーズを避けたい場合や、別の選択肢も知りたい場合のために、代替となる食品をご紹介します。

まず、豆腐やヨーグルトなどの乳製品は、たんぱく質やカルシウムが豊富でおすすめです。特に水切りヨーグルトは、ギリシャヨーグルトとも呼ばれ、たんぱく質が豊富で様々なアレンジができます。甘味を加えればデザート風に、ハーブや塩を加えれば惣菜風にと、使い方も豊富です。

アボカドやバナナなどの果物も、クリーミーな食感を楽しめる食材です。アボカドは健康的な脂質を含み、バナナは自然の甘みがあるので、パンに塗ったり、スムージーに入れたりと様々な使い方ができます。

これらの食品は、クリームチーズとは異なる風味や食感がありますが、栄養価が高く、妊娠中の体に優しい選択肢となります。様々な食材を取り入れて、バラエティ豊かな食事を楽しんでください。

まとめ

日本国内で市販されている多くのクリームチーズは加熱殺菌処理されているため、妊娠中でも安心して食べることができます。ただし、パッケージの表示をしっかり確認し、「加熱殺菌」や「パスチャライズ」の記載があるものを選ぶことが大切です。

保存方法にも気を配り、開封後はできるだけ早めに消費することが望ましいです。妊娠中は免疫力が低下しているため、食品の鮮度や衛生状態には特に注意が必要です。

クリームチーズには良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミンAなどの栄養素が含まれており、適量であれば妊娠中の栄養補給にも役立ちます。ただし、脂肪分も多いため、食べ過ぎには注意しましょう。

妊娠中は特に「食べていいのかな?」と迷うことが多いと思いますが、正しい知識を持つことで安心して食事を楽しむことができます。

妊娠中も美味しく健康的な食生活を送り、赤ちゃんとの時間に備えましょう。妊娠サポートナビ.comには妊娠中の食生活に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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