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妊娠中に豆乳コーヒーは飲んで良いの?カフェインは入ってる?

妊娠中の飲み物

この記事は栄養士によって監修されています

この記事を監修された先生

中村あゆみ先生

中村 あゆみ 先生

東京農業大学応用生物科学部卒業。食品企業での勤務経験を経て、都内保育園で栄養士として従事。妊娠中のお母さんへの栄養相談や食育活動に携わる。現在は茨城県内のこども園で子供たちの食育指導や献立作成を担当。茨城県栄養士会所属。

中村先生の詳細プロフィール

妊娠がわかると、毎日の習慣だった飲み物も「これって飲んでいいのかな?」と気になりますよね。

豆乳コーヒーは栄養価も高く美味しいけれど、妊娠中に飲んでも安全なのか、カフェイン量も気になるところです。

今回は妊娠中の豆乳コーヒーについて詳しくお伝えします。

妊娠中の豆乳コーヒーで知っておきたいこと

豆乳コーヒーは妊娠中の栄養補給にも役立つ飲み物です。豆乳の栄養素とコーヒーの香りや風味が組み合わさり、朝の一杯や午後のひとときに楽しめます。

ただし、含まれる成分や適量については知っておくことが大切です。安心して楽しむために、まずは豆乳コーヒーに含まれる栄養素から見ていきましょう。

豆乳コーヒーに含まれる栄養素

豆乳コーヒーには、豆乳由来の植物性たんぱく質やイソフラボン、鉄分など、妊娠中にも上手に取り入れたい栄養素が含まれています。

さらに妊娠期から授乳期まで意識して摂る必要のある葉酸も含まれいるのは注目ポイント。葉酸は胎児の正常な発育を助ける大切な栄養素としても知られている、大切な栄養素です。

一方でコーヒー由来のカフェインも含まれています。カフェインは適量であれば問題ありませんが、摂りすぎると胎児へ影響する可能性があります。市販の豆乳コーヒーでは砂糖やシロップなどの甘味料が加えられている場合もあるため、カロリーや糖分にも注意が必要です。

豆乳100mlあたりのイソフラボン含有量は約25mg程度です。妊娠中の1日の目安摂取量は70~75mgとされているので、他の大豆製品と合わせて考えることが大切です。

適量なら妊娠中も飲んでOK!

結論から言うと、豆乳コーヒーは妊娠中も適量であれば問題なく飲むことができます。豆乳に含まれる栄養素は妊娠中の体にとって有益なものが多く、コーヒーのカフェインも控えめであれば心配する必要はありません。

ただしイソフラボンに関しては、計算上豆乳コーヒー2杯(400ml)以上飲むと、推奨される摂取上限を超えてしまう可能性があります。カロリーや糖分にも注意しながら、1日の適量を守って楽しむのが安心です。

妊娠中の体調は日によって変わるもの。調子が悪い日は控えめにしたり、体に変化を感じたら飲む量を調整したりといった柔軟に対応しましょう。

市販の「豆乳コーヒー」も多く販売されている

最近では、手軽に豆乳コーヒーを楽しめる市販の商品も数多く販売されています。スーパーやコンビニでも気軽に購入できるため、忙しい妊婦さんにもおすすめです。

市販の豆乳コーヒー(コーヒーフレーバー付きの豆乳飲料)の一例をご紹介します。

商品名 メーカー
豆乳飲料 麦芽コーヒー キッコーマン
砂糖不使用 豆乳飲料 コーヒー キッコーマン
低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー キッコーマン
豆漿 豆乳飲料 珈琲 マルサンアイ
麦芽コーヒー カロリー50%オフ マルサンアイ
豆乳飲料 麦芽 マルサンアイ
甘くないコーヒー(国産大豆使用) マルサンアイ
低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー マックスバリュ

商品ごとに味や風味が異なるため、自分好みの商品を見つけてみてください。甘さ控えめが好きな方は「砂糖不使用」タイプや「甘くないコーヒー」などがおすすめです。

【コーヒー+豆乳】ソイラテをより美味しく楽しむには

市販の豆乳コーヒーも便利ですが、自分で作るソイラテは味や量を調整できるのが魅力です。

妊娠中でも安心して楽しめるソイラテの作り方や注意点をご紹介します。適量を守り、ちょっとしたコツを知れば、妊娠中でもより美味しく豆乳コーヒーを楽しめますよ。

1日あたりコップ1杯を目安にする

妊娠中の豆乳コーヒーは、1日あたりコップ1杯(200ml程度)を目安にするのがおすすめです。

これは豆乳に含まれるイソフラボンやコーヒーのカフェイン、さらにカロリーや糖分といった要素を総合的に考慮した量になります。

先ほども触れましたが、1日の大豆イソフラボン摂取目安は70~75mgとされています。200mlの豆乳コーヒーであれば、基本的にこの範囲内に収まります。他の大豆製品(納豆や豆腐など)も食べる場合は、総量を考えて調整することが大切です。

またカフェインについては、妊娠中は1日あたり200mgを上限にすることが推奨されています。一般的なドリップコーヒー1杯(150ml)に含まれるカフェインは約60mgですが、豆乳で薄めるため少しはカフェイン量を抑えられます。とはいえ、他のカフェイン含有飲料(紅茶や緑茶など)と合わせて考える必要があります。

温めた豆乳で作る

美味しいソイラテを作るコツの一つが、豆乳の温度管理です。

冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳にホットコーヒーを注ぐと、温度差が大きすぎて豆乳が分離してしまうことがあります。分離するとざらっとした舌触りになり、見た目も味も少し残念な仕上がりになってしまいます。

かといって、豆乳を温め過ぎるのも禁物なのが難しいところ。豆乳には、80度以上の高温になると固まりやすくなる性質があるからです。

理想的なのは、豆乳を人肌程度~60度くらいにあたためて使うこと。電子レンジで温める場合は、様子を見ながら加熱するようにしましょう。

泡立てる場合も、あまり熱くない豆乳の方がなめらかな泡が作れます。ミルクフォーマーがあれば手軽に泡立てることができますが、ない場合は小さい泡立て器やシェイカーでも代用できます。ふわふわの泡があれば、見た目も美味しさもアップしますよ。

豆乳とコーヒーを混ぜる際は、ゆっくりと注ぐことで分離を防げます。急に注ぐと豆乳が固まってしまうことがあるので注意しましょう。

濃いめのコーヒーで作る

ソイラテを美味しく作るもう一つのポイントは、コーヒーの濃さです。豆乳は牛乳に比べてやや大豆の香りや風味があるため、薄いコーヒーだと豆乳の風味に負けてしまいがち。コーヒーは少し濃いめに抽出して使うと、豆乳と合わせたときのバランスが取れて美味しくなります。

インスタントコーヒーを使う場合は、通常より少し多めの量を溶かすといいでしょう。ドリップコーヒーなら、普段より豆の量を増やすか、お湯をゆっくり注いで抽出時間を少し長くすると濃いめのコーヒーができます。

また、豆乳の自然な甘みを生かすためにも砂糖やシロップは控えめにするのがおすすめです。甘味料を加えすぎると豆乳本来の風味が損なわれるだけでなく、血糖値の上昇にもつながります。

必要に応じて、少量のはちみつやメープルシロップなどを使うと良いでしょう。

妊娠中の豆乳コーヒーに関するよくある質問

豆乳コーヒーについて基本的な情報をお伝えしてきましたが、まだ疑問が残っている方もいらっしゃるでしょう。妊婦さんが気になるポイントをQ&A形式でご紹介します。

Q. 豆乳コーヒーは毎日飲んでも大丈夫?

豆乳コーヒーは1日1本(200ml)程度なら毎日飲んでも問題ありません。むしろ適量を守れば、豆乳の栄養素を日々摂取できる健康的な習慣にもなります。ただし、前述したようにカフェインやイソフラボン、カロリーの摂りすぎには注意が必要です。

カフェイン入りの飲料を夕方以降に飲むと、眠りが浅くなることもあります。妊娠中は質の良い睡眠も大切なので、飲むタイミングにも配慮するとより安心です。

また、豆乳コーヒー以外にもカフェインを含む飲み物(紅茶、緑茶、コーラなど)や大豆製品を摂取する場合は、1日トータルでの量を考えましょう。

体調や妊娠経過に不安がある場合は、かかりつけ医に相談すると安心です。

妊娠中期以降は胃が圧迫されやすくなるため、一度に大量に飲むよりも、少量ずつ数回に分けて飲むと胃への負担が少なくなります。

Q. 市販の豆乳コーヒーでおすすめは?

市販の豆乳コーヒーには様々な種類がありますが、妊婦さんにおすすめなのは糖分が少なめのものです。

たとえば、キッコーマンの「低糖質 豆乳飲料 麦芽コーヒー」は、通常の豆乳コーヒーよりも糖質が50%オフになっており、妊娠中の血糖値が気になる方にも適しています。マルサンアイ「豆漿 豆乳飲料 珈琲」やトップバリュ「低糖質 豆乳飲料麦芽コーヒー」も品質が良く、気軽に楽しめておすすめです。

商品を選ぶ際は必ず成分表をチェックしましょう。

また、賞味期限にも注意が必要です。開封後は早めに飲み切るか、冷蔵保存して風味が変わらないうちに飲みきることをおすすめします。

Q. 豆乳でアレルギー症状が出ることはある?

大豆アレルギーの方は、アレルギーの恐れがあるため豆乳コーヒーを避ける必要があります。また、これまで大豆製品を食べていて問題なかった場合でも、豆乳でアレルギー症状が出ることがあります。

もし豆乳コーヒーを飲んだ後に、口の周りのかゆみや違和感、じんましん、胃腸の不快感などを感じたら、大豆アレルギーの可能性も考えられます。

初めて豆乳コーヒーを飲む場合は、少量から始めて様子を見るのが安心です。何か気になる症状があれば、すぐに中止して医師に相談しましょう。

まとめ

豆乳由来の栄養素は妊娠中の体にも必要なものがたくさんありますし、コーヒーの香りや風味で気分転換にもなります。

豆乳コーヒーを妊娠中も安心して楽しむためのポイントは量と質。カフェインやイソフラボンの過剰摂取に注意しながら、1日コップ1杯を目安に楽しみましょう。自分で作る場合は温度管理に気を付けて、濃いめのコーヒーを使うと美味しく仕上がります。

また、体調やアレルギーにも十分注意を払うことが大切です。妊娠中は体調の変化に敏感になり、無理のない範囲で楽しむようにしましょう。不安なことや気になる症状があれば、すぐにかかりつけ医に相談することをおすすめします。

妊娠サポートナビ.comには、妊娠中の飲み物や栄養に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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