「つわりがひどくて温かい飲み物が欲しい」「紅茶を楽しみたいけどやっぱりカフェインが気になる・・・」
そんなときは、紅茶入り豆乳を選んでみてはいかがでしょうか。
豆乳は、妊娠中の栄養補給にもおすすめ！妊娠中は口にするものに特に気を使う時期ですが、カフェイン量や栄養価、選び方を知れば紅茶入り豆乳も安心して楽しめますよ。
今回の記事では、妊娠中の紅茶入り豆乳はOKなの？といった疑問を解消しつつ、栄養面や注意点、おすすめの商品まで詳しくご紹介します。
紅茶入り豆乳は妊娠中も飲んでいいの？
紅茶入り豆乳は、妊娠中も適量であれば安心して飲むことができます。
栄養豊富な豆乳に紅茶の風味が加わることで、ほっと一息つける優しい味わいに。カフェイン量もコーヒーや普通の紅茶より少なめで安心です。
豆乳に含まれる栄養成分
豆乳には、妊娠中の体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。
良質な植物性たんぱく質は筋肉や細胞を作るのに欠かせない成分で、お腹の赤ちゃんの発育を支えてくれます。また鉄分や葉酸も含まれており、これらは妊娠中の貧血予防や胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に役立ちます。
特に妊娠中期から後期にかけては鉄分不足になりやすい時期。もともと貧血気味だった方は妊娠によってさらに症状が悪化することもあるんです。
鉄分の吸収率をアップさせるには、豆乳と一緒にビタミンCを含む食品を取り入れるのがおすすめです！
コップ1杯（200ml）を目安に飲んでOK！
紅茶入り豆乳は、1日コップ1杯（200ml）程度を目安に飲むことをおすすめします。朝食やおやつの時間など、生活リズムに合わせて取り入れると良いでしょう。
豆乳は鉄分やたんぱく質は豊富ですが、カルシウム含有量は牛乳より少なめです。小魚や乳製品、緑黄色野菜などで意識してカルシウムを補うと栄養バランスが整います。
妊娠初期のつわりがある時期は、冷たい飲み物が受け付けやすい方もいれば、温かい飲み物が良いという方もいます。体調や好みに合わせて温度を調整できるのも豆乳の魅力と言えますね。
つわりで食事が思うように摂れない時でも、豆乳なら飲みやすく栄養補給ができます。ただし無理はせず、体調と相談しながら適量を心がけましょう。
妊娠中の紅茶入り豆乳で注意したい成分
紅茶入り豆乳には、妊娠中に注意したい成分もいくつか含まれています。
カフェインやポリフェノール、イソフラボンなどは適量であれば問題ありませんが、妊娠中の体調や個人差も考慮して摂取することが大切です。これらの成分について詳しく見ていきましょう。
カフェイン
紅茶入り豆乳に含まれるカフェイン量は、市販品の場合、200mlあたり約14mg程度です。一般的な紅茶は100mlあたり約30mgのカフェインを含むため、紅茶入り豆乳の方がカフェイン量は少なめとなります。
また、デカフェ（カフェインレス）の紅茶と豆乳を自分で組み合わせて作るのもおすすめ。カフェイン摂取を控えつつお好みの濃さに調整できますよ。
ポリフェノール
紅茶にはカテキンやテアフラビンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、体内の酸化ストレスを抑制して細胞を守る働きのことを言います。妊娠中は免疫力が低下しがちなので、心強い味方と言えるでしょう。
紅茶のポリフェノールは、リラックス効果をもたらすとも言われています。
妊娠中はホルモンバランスの変化やさまざまな不安でストレスを感じやすい時期。ほっと一息つける時間を作ることで、心の余裕も生まれます。
妊娠中は個人差が大きいので、体調と相談しながらの摂取を心がけましょう。
イソフラボン
豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする植物性エストロゲンです。骨密度の維持や更年期症状の緩和などに効果があるとされていますが、妊娠中の摂取については意見が分かれています。
イソフラボンは、適量であれば妊娠中の体にも良い影響をもたらす可能性があります。ホルモンバランスの調整や、妊娠中に起こりがちな便秘の緩和にも役立つかもしれません。
また、豆乳に含まれるレシチンという成分は、脳や神経の発達にも良いとされています。赤ちゃんの発育にも良い影響を与える可能性がありますが、あくまでも適量の範囲内で摂取することが重要です。
スーパー・コンビニで買える紅茶入り豆乳
スーパーやコンビニでも手軽に買える紅茶入り豆乳をいくつかご紹介します。それぞれ特徴が異なりますので、好みや体調に合わせて選んでみてください。
キッコーマン 豆乳飲料 紅茶（キッコーマン）
紅茶の香りが豊かで、ポリフェノールが強化された豆乳飲料です。甘さとコクのバランスが良く、妊婦さんにも安心して飲めるやさしい味わいが特徴です。
200ml（1パック）あたりのカフェイン含有量は約14mgで、妊娠中でも適量なら安心して楽しめます。
ホットでもアイスでも美味しく飲めるので、季節や体調に合わせて温度を調整できるのも嬉しいポイントです。
ひとつ上の豆乳 豆乳飲料 紅茶 200ml（マルサンアイ）
国産プレミアム大豆「るりさやか®」とアッサム紅茶を使用。コクがあるなめらかな飲み心地と、華やかな香りが魅力です。
パッケージにカフェインの明確な記載はありませんが、紅茶入り豆乳としてのカフェイン量は比較的少なめと考えられます。
すっきりとした後味で、胃がもたれやすい妊娠中もおいしく楽しめますよ。
キッコーマン 砂糖不使用 豆乳飲料 紅茶（キッコーマン）
大豆の自然な甘みを活かし、アールグレイの香り豊かな味わいを実現。200ml（1パック）あたりのカフェイン含有量は約16mgとなっています。
砂糖不使用でカロリー控えめなので、妊娠中の体重管理が気になる方にも嬉しいですね。本格的な紅茶の風味を楽しみたい方にぴったりです！
まとめ
妊娠中の紅茶入り豆乳は、コップ1杯（200ml）程度なら安心して飲めることがわかりました。
豆乳に含まれる植物性たんぱく質や鉄分、葉酸などの栄養素は、妊婦さんとお腹の赤ちゃんの健康をサポートしてくれます。
スーパーやコンビニで手軽に購入できる商品も多くありますし、無調整豆乳とお好みの紅茶を合わせて豆乳紅茶ラテを楽しむのも良いですね。
妊娠中は特に体調の変化に敏感になるので、自分の体と相談しながら楽しむことが大切です。
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