妊娠はうれしいけれど、つわりがつらくて何も飲めない…そんな日々が続いていませんか？
実は、つわり中でも楽しめる飲み物がたくさんあるんです。
この記事では、つわりと上手に付き合いながら、体調管理に役立つ飲み物選びのコツをお教えします。
つわり中におすすめの飲み物
つわりの症状は人それぞれ。だからこそ、自分に合った飲み物を見つけることが大切なんです。ここでは、多くのプレママに支持されている飲み物をご紹介します。
炭酸水
つわりでむかむかする時、炭酸水が意外な救世主になることがあります。シュワシュワっとした刺激が、口の中をさっぱりとさせてくれて、気分もすっきり。
選ぶ際は、無糖か甘さ控えめのものがおすすめです。フレーバー付きの炭酸水も人気で、レモンやライム、グレープフルーツなど、お好みの味を探してみるのも楽しいかもしれません。
麦茶
妊娠中の強い味方、それが麦茶です。
ノンカフェインで、ミネラルも豊富。特にカリウムやカルシウムが含まれているので、栄養補給の面でも優秀です。
ホットでもアイスでも楽しめるのが麦茶の魅力。ただし、冷えた麦茶の飲み過ぎると、体が冷えてしまうため注意が必要です。
季節を問わず、一日中飲めるのが麦茶の利点。常温もしくは暖めて飲むのがおすすめです。
レモン水
さっぱりとした口当たりが特徴のレモン水は、つわり中でも比較的受け入れやすい飲み物の一つです。
レモンの酸味には吐き気を和らげる効果があるとされています。
人によっては酸味が強すぎるとかえって胃がムカムカしてしまうことも。
レモン汁を使って、自分に好みにのレモン水を作ってみるのも良いでしょう。
果物や野菜のジュース
りんごジュースやオレンジジュース、トマトジュースなど、果物や野菜のジュースは栄養補給にもなる人気の選択肢です。
特に、りんごジュースは胃にやさしく、多くのプレママに愛されています。ただし、市販のジュースには意外と糖分が多く含まれていることも。
白湯
最後にご紹介するのは、シンプルな白湯です。
つわりがひどい時こそ、実は白湯が最強の味方になることも。味もにおいもないので、受け入れやすいんです。
さらに、冷たい飲み物が苦手な時期でも、温かい白湯なら飲みやすいかもしれません。
むくみ対策にもなるので、一石二鳥の飲み物と言えるでしょう。
つわり中の飲み物選びで気をつけたいこと
つわり中の飲み物選びには、いくつか注意点があります。ここでは、妊娠中の飲み物選びで特に気をつけたいポイントをご紹介します。
これらを押さえておけば、安心して飲み物を楽しむことができますよ。
カフェイン摂取を控える
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物は、適量を守ることが大切です。
妊娠中のカフェイン摂取量は、1日200mg以下が目安とされています。これは、一般的なコーヒーカップ約2杯分に相当します。
カフェインの過剰摂取は、胎児の発育に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。でも、完全に避ける必要はありません。
むしろ、好きな飲み物を適量楽しむことで、ストレス解消にもなります。
糖分の多い飲み物を控える
甘い飲み物は確かに美味しいですが、妊娠中は糖分の摂りすぎに注意が必要です。
過剰な糖分摂取は、妊娠糖尿病のリスクを高める可能性があるからです。
特に気をつけたいのが、市販のジュースやスポーツドリンク。これらには予想以上に糖分が含まれていることがあります。
果汁100%のジュースでも、量を控えめにするか水で薄めて飲むのがおすすめです。
また、コーヒーなどに砂糖を入れて飲む習慣がある方は、少しずつ量を減らしていくのも良い方法です。
アルコール飲料は絶対NG！
これは絶対に覚えておいてほしいことですが、妊娠中のアルコール摂取は、どんなに少量でも避けるべきです。
アルコールは胎盤を通過して胎児に影響を与え、胎児性アルコール症候群(FAS)のリスクがあります。
胎児性アルコール症候群とは、妊娠中にアルコールを飲むことで胎児の発育でさまざまな異常を示すものです。
ノンアルコールビールや、ワイン風味の炭酸飲料など、アルコールの代替品を楽しむのも一つの方法です。最近は本格的な味わいのものも増えていますよ。
【つわり×飲み物】よくある質問
つわり中の飲み物選びについて、多くのプレママが疑問を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答をご紹介します。きっと、あなたの疑問も解決できるはずです。
Q. スポーツドリンクは飲んでも大丈夫？
スポーツドリンクについては、適度な摂取なら問題ありません。
むしろ、水分補給と電解質の補給という面では有効な選択肢の一つと言えるでしょう。ただし、糖分や塩分の過剰摂取には注意が必要です。
市販のスポーツドリンクは比較的糖分が多いので、水や麦茶で薄めて飲むのもおすすめの方法です。
また、スポーツドリンクの素を使って自分で作れば、糖分や塩分の調整が可能になります。自分の体調や好みに合わせて、ちょうどいい濃さを見つけてみてください。
Q. つわりがひどくて水も飲めない場合はどうする？
つわりがひどくて水さえ飲めないケースも少なくありません。とはいえ、水分補給は妊婦さんにとって本当に大切なこと。脱水症状になると、つわりがさらに悪化する可能性もあるんです。
そんな時は、まず少量ずつ試してみましょう。例えば、氷をなめる、または小さな氷をゆっくり口の中で溶かすという方法があります。また、ゼリー状の飲料を試すのも良いでしょう。固形物の方が受け入れやすい場合があるんです。
ストローを使うのも効果的。水の味やにおいを感じにくくなるので、飲みやすくなったという声もあります。
それでも改善しない場合は、ためらわずに医師に相談してください。点滴による水分補給が必要になることもあります。
Q. ハーブティーは妊娠中に飲んでも良い？
ハーブティーについては、種類によって注意が必要です。一般的なハーブティーの多くは、少量なら問題ないとされていますが、中には妊娠中に避けるべきものもあります。
セージやローズマリーなどのハーブは子宮収縮を促す可能性があると言われており、妊娠中は避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、おすすめの飲み物をご紹介しました。
飲み物選びの際は、カフェインや糖分、塩分の摂りすぎに注意してアルコールは絶対に避けましょう。炭酸水や麦茶、レモン水などが特におすすめです。
つわりがひどい場合は、少量ずつ氷をなめてみたり、スポーツドリンクやゼリー状の飲料も選択肢のひとつ。体調を見ながら、飲む量や種類を調整してみましょう。
妊娠サポートナビ.comには、妊娠中の飲み物選びに関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
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