産休に入ってからの家計管理は誰もが気になるところ。実は、ふるさと納税を上手に活用することで、経済的な負担を抑えつつ必要なものを揃えることができるんです。
妊娠中は体調変化が大きく、外出を控えたいと思う方も多いもの。2024年12月19日スタートのAmazonふるさと納税なら、普段のお買い物と同じような感覚で利用できますよ!
この記事では、ふるさと納税に関する基礎知識からAmazonふるさと納税利用の流れまで、気になる情報をギュッとまとめました。
押さえておきたい!ふるさと納税の基礎知識
ふるさと納税について、まず押さえておきたい基礎知識から解説します。
「聞いたことはあるけど、結局どんな制度なの?」「手続きが複雑そう・・・」といった疑問がある方も、ぜひ参考にしてくださいね。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで税金が控除される制度です。必要な手続きののち、寄付をした金額に応じて、所得税と住民税が還付または控除されます。さらに、寄付のお礼として、地域の特産品などが返礼品として届く仕組みになっています。
制度の大きな特徴は、実質的な自己負担額が2,000円で済むことです。たとえば、30,000円を寄付した場合、28,000円分が税金から控除されるため、実質的な負担は2,000円。返礼品は寄付額の3割以内と定められているので、30,000円の寄付なら9,000円相当の返礼品を受け取ることができます。
ワンストップ特例制度でさらに便利に!
ワンストップ特例制度を利用すれば、確定申告をせずに税金の控除を受けられます。
同制度を利用するには、寄付完了後に各自治体から届く申請書の提出、本人確認書類および個人番号確認書類の添付が必要です。詳しくは自治体や利用するふるさと納税サイトを確認してください。
申請書の提出期限は翌年の1月10日までとなっているので、余裕を持って対応できます。確定申告のための外出や手続きが不要なため、体調に配慮が必要な妊婦さんにも安心です。
6つ以上の自治体に寄付する場合は確定申告を行う必要があります。また、医療費控除を受ける場合や住宅ローン控除の初年度にも確定申告が必要になりますので注意しましょう。
ワンストップ特例制度 | 確定申告 | |
---|---|---|
概要 | ・確定申告不要な給与所得者が利用できる ・住民税から控除が受けられる(最終的な控除額は確定申告と大きく変わらない) |
・1年間の所得に対する税金を自分で計算して申請書を提出する ・所得税からの還付と住民税からの控除が受けられる |
寄付先の数 | 年間5自治体以内 | 制限なし |
必要書類 | ・特例申請書 ・マイナンバーカードのコピー(両面)または通知カード+身分証明書のコピー |
・確定申告書 ・寄附金受領証明書 |
手続き時期 | 寄附した翌年の1月10日まで | 寄附した翌年の2月16日から3月15日まで |
注意点 | ・医療費控除を受ける場合や住宅ローン控除の初年度には利用できない | ・手続きがやや複雑 ・税務署への提出が必要 |
ふるさと納税を行うメリット
産前産後の生活設計に、ふるさと納税を取り入れるメリットを詳しく解説します。
税金が控除される
ふるさと納税では、寄付をする年の1月~12月の給与収入の合計に応じて控除上限額が設定されています。
出産・育児に関連して受け取れる出産手当金や育児休業給付金、出産一時金、児童手当は「非課税所得」のため、収入には含まれません。
ただし、医療費控除を受ける場合は控除上限額が少なくなってしまうため、シミュレーションを行う際はこれらを頭に入れておくと良いでしょう。
医療費控除を受けるなど、確定申告が必要な場合もe-Taxを利用すれば自宅で手続きが完了します!出産・育児で忙しい時期だからこそ、このような便利な制度を上手に活用したいものですね。
返礼品で生活の負担が軽減される
出産準備や育児に必要なアイテムを返礼品として選べば、実質的な支出を抑えられます。日用品のストックを多めに用意することで、産後のお買い物にかかる手間も省けて便利です。
おむつやお尻ふきなどの消耗品は、産後しばらく必要になるもの。これらを返礼品として準備しておくことで、出産後の支出を大幅に抑えられます。
また、食料品や飲料水などの保存可能な商品も、産後の買い物頻度を減らすのに役立ちます。
全国の自治体を応援できる
ふるさと納税では、生まれ育った自治体のみならず全国各地の自治体への寄付が可能です。また、子育て環境や教育、福祉をはじめとして、寄付金の使途を指定できる自治体も多くあります。
これから子育てをしていく家族やその子どもにとって、予防接種助成や母子保健事業、乳幼児を対象とした医療給付、保育所の運営、子育て支援施設や教育環境の充実といった部分は、暮らしやすさに大きく関わってきます。
ふるさと納税は、地域の取り組みを支援するだけでなく、税金の使い道への関心を深めるきっかけにもなるでしょう。
自治体によっては、寄付金の額や使用用途を公開しているところもありますよ。気になる方はチェックしてみてください。
【妊婦さんも気軽に】Amazonふるさと納税利用の流れ
「ふるさと納税をしてみたいけれど、初めてで不安・・・」「見慣れないサイトだと操作が分かりにくい」と感じる方にも、Amazonふるさと納税がおすすめです。
いつも使っているAmazonアカウントがあれば、スマートフォンやパソコンから簡単にふるさと納税を行えます。ここでは、利用の流れや注意点について詳しくご紹介します!
①控除上限額をチェックする
まずは、自分が受けられる控除金額の目安を知ることから始めましょう。
Amazonふるさと納税のページにある早見表から、大まかな控除上限額の目安を確認できます。給与収入300万円の場合は年間約14万円、400万円なら約20万円が控除上限額の目安です。
詳しくシミュレーションしたい方は、記事前半でもご紹介した財務省のふるさと納税ポータルサイトのシートを活用してください。
産休中の収入変動を考慮し、余裕を持って確認しておくのがおすすめです。
②Amazonふるさと納税専用ページにアクセスする
普段使っているAmazonのアカウントにログインした状態で、Amazonふるさと納税専用ページを開きます。ログインしていないと表示される返礼品が制限され、カートへの追加ができないことに注意しましょう。
Amazonふるさと納税のページはこちらからアクセスできます。
初めての方も、氏名・メールアドレス(または電話番号)・パスワードを登録すれば簡単に無料でアカウントが作れますよ。
③希望の返礼品を選んで申し込む
Amazonふるさと納税には、全国約1,000の自治体から、30万点以上の返礼品が揃っています。
出産準備に使えるベビー用品や食品、日用品まで、産前産後に役立つアイテムがたくさん。レビュー機能やカテゴリ別検索、自治体を指定した検索も可能です。返礼品の選択から申し込みまで、普段のお買い物感覚でスムーズに進められますよ。
さらに、プライム会員登録をしている方は、お急ぎ便やお届け日時指定便などを無料で利用できるんです!
返礼品を選んだら、カートに入れて注文確定へと進みましょう。支払い方法は、デビットカードとクレジットカードのみとなっています。なお、記事制作時点(2025年1月)では、クレジットカードのうちJCBカード・ダイナースクラブカードは利用できません。
寄付が完了すると、Amazonから確認メールが届きます。この時点で寄付は確定となり、キャンセルや変更はできません。返礼品についても返品や交換、再送付の対応はありませんので、よく確認してから申し込むことが大切です。
ワンストップ特例を利用するためには、寄付完了後に表示される「ワンストップ特例申請と税務関連情報について」のアンケートに必ず回答する必要があります。
・氏名(住民票に記載されているもの)
・住所(住民票に記載されているもの)
・寄付金の使い道
・ワンストップ特例申請利用の有無
・生年月日(ワンストップ特例申請書を郵送してもらう場合)
・電話番号

④返礼品を受け取る
Amazonふるさと納税は、ECサイトとしての強みである配送網を存分に活かしています。最短翌日に届く返礼品もあり、利用者にとってのメリットも大きいです。
普段の買い物と同じように配達日時を細かく指定できる、玄関先まで届けてもらえるのはかなり便利ですよね。
⑤寄付金控除の手続きを行う
寄付金控除を受けるには、確定申告もしくはワンストップ特例制度での申請が必要です。
特例申請書は、期日(通常は翌年1月10日)までに郵送する必要があります。詳しくはAmazonふるさと納税のページや各自治体の情報を確認ください。
確定申告を利用する場合は、自治体から送付される寄付金受領証明書が必要です。紛失しないように大切に保管しましょう。
なお、Amazonふるさと納税では、寄付を一つにまとめた「寄付金控除に関する証明書」の発行には対応していません(記事制作時点)。
⑥税金が控除・還付される
手続きが完了すると、寄付金額から2,000円を引いた金額が控除の対象になります。
住民税は翌年度に控除、所得税は当年分から還付されるので、経済的負担の軽減につながります。
妊婦さんに人気のふるさと納税返礼品
妊娠中や出産後は、毎日の暮らしや赤ちゃんのために揃えるべきアイテムが多く、出費もかさんでしまうもの。
ふるさと納税を上手に活用すれば、必要なアイテムを返礼品として手に入れることもできるんです!詳細は、Amazonふるさと納税のカテゴリーページをご確認ください。
以下で、当サイトで特におすすめの返礼品をご紹介いたします。
ベビー用品
まず最初におすすめするのは、出産準備に欠かせないベビー用品。大切な赤ちゃんのための出費だといっても、やはり家計への負担は気になりますよね。
返礼品に、ベビー布団のセットやおむつ、粉ミルクといった品質が保証されたアイテムを選ぶのもおすすめです。産前にまとめて準備しておくと、買い物の手間が省けて便利ですよ。
デカフェ・ノンアルコールドリンク
デカフェコーヒーやノンアルコール飲料など、妊娠中も楽しめる飲料を返礼品として選ぶのもおすすめです。
デカフェコーヒーは、通常のコーヒーと変わらない香りと味わいを楽しめる上、カフェインを気にせずに飲むことができます。ノンアルコールドリンクは、妊娠中のお付き合いの場面でも重宝します。炭酸入りの商品はつわり対策としても活用できるため、種類を揃えておくと便利ですよ。
日用品
ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品は、出産後も毎日必要になるアイテムです。重たい日用品を返礼品で揃えられれば、お買い物の負担も軽減できます。
産後は買い物に行く時間も限られてきますので、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品は、余裕を持って準備しておくのがおすすめです。洗剤や柔軟剤などの消耗品も、赤ちゃんの肌に優しい商品を選んでストックしておくと安心です。
まとめ
ふるさと納税は、全国各地の自治体を選んで寄付できるだけでなく、税金の控除・還付が受けられて返礼品までもらえる嬉しい制度です。
特に、Amazonを利用したふるさと納税なら、妊娠中の体調に配慮しつつ自宅で簡単に手続きを進められます。状況によっては産休中でもメリットが大きい制度ですので、活用してみてはいかがでしょうか。
妊娠サポートナビ.comには、お金に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
\こちらもよく読まれています/