妊娠中、無性に「ガツンとしたもの」が食べたくなる瞬間がありますよね。そんなとき頭に浮かぶのが、香ばしい焼き牛丼で人気の東京チカラめし。
でも「妊婦が牛丼チェーンで食べて大丈夫なの?」と不安になる気持ち、よくわかります。
実は牛肉には妊娠中に必要な栄養がたっぷり含まれていて、食べ方を工夫すれば安心して楽しめるメニューなのです。
この記事では、東京チカラめしの焼き牛丼を妊娠中に食べるときのポイントや、おすすめの注文方法について詳しくお伝えしていきます。
東京チカラめしってどんなお店?妊婦さんが知っておきたい基本情報
東京チカラめしは「煮る」ではなく「焼く」スタイルの牛丼が特徴的なお店で、香ばしい風味とジューシーな味わいで根強いファンが多いチェーン店です。妊娠中に訪れる前に、まずはお店の特徴やメニューについて押さえておきましょう。
「焼き牛丼」が看板メニュー!東京チカラめしの特徴
東京チカラめしは2011年に東京・池袋で誕生した牛丼チェーン店で、注文を受けてから肉を鉄板でジュージューと焼き上げるのが最大の特徴です。一般的な牛丼チェーンでは牛肉を甘辛いタレで煮込むスタイルが主流ですが、東京チカラめしでは焼くことで肉の旨味をギュッと閉じ込め、香ばしさが引き立つ仕上がりになっています。
焼きダレとかけダレの2種類を使い分けることで、パンチのある味わいが楽しめるのも魅力的。注文してから提供まで3〜5分ほどかかりますが、その分できたてアツアツの状態で食べられます。
かつては全国に多数展開していましたが、現在は大阪日本橋店や東京・九段下の食堂形式の店舗など、ごくわずかの店舗のみ。希少価値の高いお店になっていますが、デリバリーサービスで提供しているエリアもあるので、近くにお店がなくても楽しめる場合があります。
妊娠中に気になるメニューと価格
東京チカラめしのメニューは焼き牛丼を中心に、定食類やカレーなど幅広いラインナップが揃っています。妊婦さんにとって気になるのは、やはり栄養バランスと量の調整ができるかどうか。
| メニュー名 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 焼き牛丼(並) | 680円 | 定番メニュー、ごはんの量が調整しやすい |
| 焼き牛丼(大) | 680円 | 具材量は同じでごはんが多め |
| ネギ焼き牛丼 | 780円 | ネギたっぷりで野菜もプラス |
| キムチ焼き牛丼 | 850円 | 発酵食品をプラスできるが辛さに注意 |
| 日替わり定食 | 650〜750円 | おかずとごはんが別でバランス◎ |
※注: ごはん大盛り+具1.5倍は880円〜など別オプションあり。店舗・時期で微変動可能
能並盛でもしっかりボリュームがあるため、妊娠中の体調に合わせて量を調整したい場合は「ごはん少なめ」でオーダーするのもおすすめです。また、九段下の食堂店舗では日替わり定食メニューも充実しており、焼き牛丼以外の選択肢も豊富に揃っています。
煮込み牛丼との違いは?焼き牛丼ならではのメリット
焼き牛丼と煮込み牛丼の大きな違いは調理法にありますが、妊婦さんにとって嬉しいポイントもいくつかあります。焼き調理の場合、余分な脂が落ちやすく、煮込みに比べてさっぱりとした仕上がりになる傾向があります。
また、焼くことで肉の表面がしっかり加熱されるため、妊娠中に気になる食中毒リスクという面でも安心感があります。牛肉は中心部までしっかり火が通っていることが大切ですが、東京チカラめしでは鉄板で高温調理するため、生焼けの心配は基本的にありません。
牛丼は妊婦の味方!焼き牛丼に含まれる栄養素と嬉しい効果
牛丼と聞くと「カロリーが高そう」「体に悪そう」と思われがちですが、実は牛肉には妊娠中に必要な栄養素がバランスよく含まれています。焼き牛丼を賢く取り入れることで、妊娠期に不足しがちな栄養を補えるメリットがあるのです。
妊娠中に嬉しい!牛肉に含まれる鉄分と亜鉛
牛肉は鉄分と亜鉛を豊富に含む食材として知られており、妊娠中の貧血予防や赤ちゃんの成長をサポートしてくれます。特に妊娠中期から後期にかけては、赤ちゃんに栄養を届けるために血液量が増加するため、鉄分の必要量は妊娠前の約3倍にもなります。
牛肉に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれる種類で、野菜に含まれる非ヘム鉄に比べて体への吸収率が高いのが特徴。効率よく鉄分を摂取できるという点で、牛肉は妊婦さんにとって頼もしい食材といえます。
また、亜鉛は細胞分裂やDNA合成に関わる大切なミネラルで、赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素。
たんぱく質で赤ちゃんの体づくりをサポート
牛丼1杯には約15〜20gのたんぱく質が含まれており、これは1日に必要なたんぱく質量の約3分の1に相当します。たんぱく質は赤ちゃんの筋肉や臓器、皮膚などを作る材料となる大切な栄養素で、妊娠中は通常時よりも多めに摂取することが推奨されています。
さらに、たんぱく質は鉄分の吸収を助ける働きもあるため、牛肉は「鉄分」と「吸収を助ける成分」を同時に摂れる一石二鳥の食材といえます。
ビタミンB群でエネルギー代謝をアップ
牛肉にはビタミンB12やビタミンB6などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB12は赤血球の生成に関わる栄養素で、葉酸と協力して貧血予防に役立ちます。また、神経系の健康維持にも関係しているため、妊娠中はしっかり摂っておきたい成分です。
ビタミンB6はたんぱく質の代謝をサポートする働きがあり、つわりの軽減に効果があるとされる研究報告もあります。牛丼を食べることで、こうしたビタミンB群を自然に摂取できるのは嬉しいポイント。忙しい日々の中で手軽に栄養補給したいときに、焼き牛丼は心強い味方になってくれます。
妊娠中に東京チカラめしを食べるときの注意点と工夫
牛丼に含まれる栄養素は魅力的ですが、妊娠中に外食する際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。塩分やカロリー、トッピングの選び方など、知っておくと安心して食事を楽しめるコツをご紹介します。
塩分の摂りすぎに注意!1日の目安を意識しよう
牛丼1杯に含まれる塩分は、おおよそ2.5〜3g程度といわれています。妊娠中の1日の塩分摂取目標は6.5g未満とされているため、牛丼1杯で1日の目標量の約半分近くを摂取することに。
「つゆだく」はタレが多い分、塩分量も増えてしまうため妊娠中は避けたほうが無難。どうしてもタレの味をしっかり感じたい場合は、ごはんにタレが染み込みすぎないよう「つゆぬき」でオーダーして、別添えのタレで調整する方法もあります。塩分を摂りすぎた日は、カリウムを多く含む野菜や果物を意識して食べることで、体内のバランスを整える工夫をしてみてください。
生卵トッピングは避けて!温泉卵ならOK
牛丼のトッピングとして人気の生卵ですが、妊娠中は生卵を避けることが推奨されています。生卵にはサルモネラ菌が付着している可能性があり、妊娠中は免疫力が低下しているため食中毒のリスクが高まるためです。
卵を楽しみたい場合は、しっかり加熱された温泉卵や卵とじを選ぶと安心。温泉卵であれば中心部まで熱が通っているため、サルモネラ菌の心配はほぼありません。また、卵は良質なたんぱく質やビタミン類を含む食材なので、加熱調理されたものであれば妊娠中も積極的に取り入れたい食材です。
野菜をプラスして栄養バランスを整えよう
牛丼だけだと炭水化物とたんぱく質に偏りがちなので、できれば野菜を一緒に摂る工夫をしたいところ。東京チカラめしではサラダのサイドメニューがある店舗もあるため、セットで注文すると栄養バランスがグッと良くなります。
ネギ焼き牛丼を選ぶと、たっぷりのネギで野菜も一緒に摂れて一石二鳥。ネギには血行を促進するアリシンや、免疫力をサポートするビタミンCなどが含まれており、妊婦さんにとっても嬉しい効果が期待できます。
お店で野菜を追加するのが難しい場合は、前後の食事で意識して野菜を多めに摂るようにすればOK。朝食にサラダを食べておく、夕食で野菜たっぷりのスープを作るなど、1日トータルでバランスを整える考え方で大丈夫です。
※妊娠中の焼肉・牛肉を食べる際の注意点について詳しくはトモニテの解説をご覧ください。
※妊婦の外食での注意点についてはままのての解説も参考になります。
まとめ
妊娠中に東京チカラめしの焼き牛丼を食べることは、基本的に問題ありません。牛肉には鉄分、亜鉛、たんぱく質、ビタミンB群など、妊娠中に必要な栄養素がたっぷり含まれています。焼き調理でしっかり加熱されているため、食中毒の心配も少なく安心して楽しめるメニューです。
ただし、塩分量には注意が必要。味噌汁を控えめにしたり、つゆだくを避けたりする工夫で、塩分の摂りすぎを防ぎましょう。生卵のトッピングは避け、卵を楽しみたい場合は加熱された温泉卵を選ぶのがおすすめです。
野菜が不足しがちな牛丼ですが、サラダをプラスしたり、ネギ焼き牛丼を選んだりすることで栄養バランスを整えることができます。毎日続けて食べるのは控えたいところですが、たまのお楽しみとして取り入れる分には、気分転換にもなって良いものです。
妊娠中は我慢することが多くてストレスが溜まりやすい時期。食べたいものを賢く選んで、無理なく楽しい食生活を送ってくださいね。
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