妊娠中や授乳中でもワインの風味を楽しみたい…そんな気持ち、すごくわかります。特にカールユングのような有名なノンアルコールワインを見かけると、「これなら大丈夫かも？」と思ってしまいますよね。
でも実は「ノンアル」と表示されていても微量のアルコールが含まれていることをご存知でしょうか。この記事では授乳中に本当に安心して楽しめるノンアルコールワインの選び方についてご紹介します。
＼内側からしっかり整える／
カールユングとは
授乳中のママも、たまには大人の時間を楽しみたいですよね。
そんな時、ノンアルコールワインは魅力的な選択肢のひとつ。でも実際のところ、カールユングは授乳中に飲んでも大丈夫なのでしょうか？
カール・ユング社はドイツの老舗ワイナリー
カール・ユング社は歴史と伝統を持つドイツの老舗ワイナリーです。ワイン造りの技術と情熱を受け継ぎながら、革新的な製法にも挑戦してきました。特に注目すべきは、完成したワインからアルコールだけを取り除く「低温低圧蒸留法」を独自に開発したことです。この技術により、ワイン本来の風味や香りを損なうことなく、アルコール分を大幅に減らすことに成功しました。
ブドウの収穫から醸造、そして脱アルコール処理まで、すべての工程において品質へのこだわりが感じられます。ワイン好きだった方にとっては、妊娠や授乳でワインを諦めなければならない時期に、ひとときの贅沢を味わえる救世主のような存在かもしれません。香り高く、それでいてアルコール分が極めて少ないという特長は、多くのママたちの心を掴んでいます。
アルコール度数0.5%未満の「ノンアルコールワイン」
小さな表示で見落としがちですが、授乳中のママにとっては非常に重要な情報です。
商品ラインナップは実に豊富で、白ワイン風味のカールユング スパークリング ドライをはじめ、見た目にも華やかなカールユング スパークリング ロゼ、フルーティな香りが魅力のカールユング スパークリング（ピーチ）があります。赤ワイン好きには濃厚な味わいのカールユング メルロー、白ワイン派には爽やかな飲み口のカールユング シャルドネ、そして本格的な渋みを楽しみたい方にはカールユング カベルネソーヴィニヨンなど、商品展開も幅広いのが特徴です。
【結論】授乳中の飲用は避けよう！
カールユングの各商品はアルコール度数0.5％未満と表記されていますが、授乳中の飲酒に関しては「完全なアルコール0.00％」が推奨されています。
微量とはいえアルコールが含まれている飲料は、赤ちゃんの発育に影響を与える可能性があります。赤ちゃんの肝臓はまだ未発達で、大人に比べてアルコールの分解能力が極めて低いからです。母乳を通じて微量でもアルコールが赤ちゃんの体内に入ると、肝臓に負担をかけたり、神経発達に影響を及ぼしたりする恐れがあります。
妊娠中や授乳中は様々な制限があり、ストレスを感じることもあると思います。でも、この大切な時期は案外あっという間に過ぎていきます。赤ちゃんの健康のためにも、今はアルコール度数0.00%の飲み物を選んで、安心して母子の時間を楽しみましょう。
【授乳中ママ向け】ノンアルワイン選びのコツ
授乳中でも「大人の味」を楽しみたい、特別な日には少しだけでもワイン気分を味わいたいという気持ちは自然なこと。ここからは赤ちゃんにも安心で、なおかつママの満足度も高い、本当の意味での「ノンアルコールワイン」の選び方についてお伝えします。正しい知識を持って、賢く商品を選べば、授乳中でも特別なひとときを楽しむことができますよ。
アルコール度数0.00％のものを選ぶ
授乳中にノンアルコールワインを選ぶ際、最も重要なポイントはアルコール度数が0.00％であることです。スーパーやコンビニで手に取る前に、必ずパッケージやラベルをしっかりチェックしましょう。「ノンアルコール」という表示があっても、実際には微量のアルコールが含まれている商品が多いのが現実です。
特に海外製品は注意が必要です。日本と海外ではノンアルコール飲料の基準が異なることがあります。日本では「アルコール1%未満」をノンアルコール飲料と表示できる場合がありますが、授乳中は絶対に「アルコール0.00%」と明記された商品を選ぶようにしましょう。輸入品のラベルは小さな文字で表記されていることもあるので、より入念にチェックする必要があります。
最近では授乳中のママ向けに、はっきりと「アルコール0.00%」「完全無添加」とアピールしている商品も増えてきています。こうした商品は安心して選べるうえ、パッケージデザインも華やかなものが多く、気分も上がりますよ。
甘さ・カロリーが控えめなものを選ぶ
特に白やスパークリングタイプのノンアルコールワインには、甘口のものが多く、砂糖や果糖ブドウ糖液糖などが添加されていることがあります。授乳中は栄養バランスが赤ちゃんの健康に直結するため、過剰な糖分摂取は避けたいところです。
また産後のボディケアを考えると、カロリーにも気を配りたいもの。ノンアルコールワインの中には、通常のソフトドリンクと同等、あるいはそれ以上のカロリーを含む商品もあります。成分表示をチェックして、砂糖の使用量や100mlあたりのカロリー値を比較検討することをおすすめします。
最近では健康志向の高まりを受けて、糖質オフやカロリーオフをうたったノンアルコールワインも登場しています。すっきりとした味わいの中にもワインらしい奥行きを感じられる商品を選べば、罪悪感なく楽しめるでしょう。授乳期特有の小腹が空く時間にも、カロリーを気にせず一杯いただけるのは嬉しいポイントです。
素材や製法にこだわったものを選ぶ
ノンアルコールワインの世界も年々進化しています。最近のトレンドは、本格的なワイン用ぶどう品種を使用したり、ワインとして醸造した後に脱アルコール処理を行ったりする「本格派」の商品です。こうした製品は風味や香りが本物のワインに近く、満足度も高いのが特徴です。
ぶどう以外の果実や、ハーブなどの自然素材をブレンドした商品も増えています。単にアルコールを抜いただけでなく、素材そのものの魅力を引き出す工夫が施されているため、「ノンアルなのに美味しい」と感じられる商品に出会える可能性が高まっています。
自分の好みに合った種類を選ぶのも大切です。スパークリングタイプが好きな方、ロゼワインのような華やかさが好みの方、しっかりとした赤ワイン風の味わいが好きな方、すっきりとした白ワイン風の飲み心地が好きな方、それぞれの好みに合わせて選ぶことで満足度は大きく変わります。
ちょっと贅沢なディナーのお供や、友人とのホームパーティーなど、いつもと違う特別な時間には、素材や製法にこだわったノンアルコールワインを選んでみてはいかがでしょうか。授乳中だからといって我慢する必要はなく、赤ちゃんにも安心で、なおかつ自分自身も満足できる選択肢はきっと見つかるはずです。
授乳中も安心！ワイン気分で楽しめるおすすめ商品
授乳中のママでも安心して楽しめる、アルコール度数0.00%のノンアルコールワインをご紹介します。特別な日のディナーや、ちょっとしたリラックスタイムに、赤ちゃんの健康を第一に考えながらも大人の時間を楽しむことができる商品ばかり。パパと一緒に乾杯するときや、友人を招いたホームパーティーなど、様々なシーンで活躍すること間違いなしです。
ヴァンフリー（アルプスワイン）
長野県のワイナリーが丁寧に造り上げた、完全アルコール0.00％のワインテイスト飲料です。国産ワインの老舗メーカーとして知られるアルプスワインが手掛けており、信頼性も高いのが魅力です。
ラインナップは赤、白、スパークリング赤、スパークリング白など多彩で、好みや料理に合わせて選べるのもうれしいポイント。ぶどうの風味をしっかり活かした製法により、本物のワインに近い味わいを楽しむことができます。特にスパークリングタイプは、見た目にも華やかで、特別な日の雰囲気を盛り上げてくれますよ。
価格も比較的リーズナブルで、日常使いしやすいのも魅力。スーパーやドラッグストアでも見かけることが増えてきましたので、気軽に試してみることができるでしょう。自分へのご褒美や、産後の友人へのちょっとした贈り物にも喜ばれますよ。
ノンアルでワインの休日（サントリー）
サントリーが開発した「ノンアルでワインの休日」は、アルコール0.00％でありながら本格的なワインの味わいが楽しめる商品です。大手メーカーならではの研究開発力を活かし、ワイン本来の複雑な風味を再現することに成功しています。
特徴的なのは、実際のワインを蒸留・脱アルコールして得られたワインエキスを使用している点。このこだわりにより、ぶどうの豊かな香りや奥深い味わいを感じることができます。赤・白・ロゼなど多彩なフレーバーを展開しており、その日の気分や料理に合わせて選べるのも魅力です。
パッケージも洗練されていて、特別な日の食卓に並べても見映えがします。授乳中でワインを諦めていたママも、これなら安心して楽しめるのではないでしょうか。完全にアルコールが含まれていないので、昼間のランチや、お子さんと一緒の食事のときにも気兼ねなく飲めるのが嬉しいですね。
メルシャンスパークリングアルコールゼロ（キリン）
キリンビールグループのメルシャンが手掛けるこの商品は、独自の製法により、アルコールを含まない飲料でありながら、本格的なスパークリングワインのような風味を楽しめるのが特徴です。乳酸発酵果汁や複数の果実をブレンドすることで、みずみずしいブドウの風味としゅわしゅわとした心地よい炭酸感を生み出しています。
見た目にも華やかな泡立ちで、特別な日の乾杯シーンを盛り上げてくれることでしょう。出産後のお祝いの席や、友人とのホームパーティーなど、ママになっても楽しみたい場面で大活躍します。授乳中でも安心して乾杯できるのは、本当に嬉しいですよね。
カロリーも控えめな設計になっているため、産後のボディケアを意識している方にもおすすめです。爽やかな後味で、食事との相性も抜群。赤ちゃんのことを第一に考えながらも、自分のための贅沢時間を作りたいときにぴったりです。
まとめ
カールユングをはじめとする多くのノンアルコールワインは、実はアルコール度数0.5%未満で微量のアルコールが含まれています。授乳中は赤ちゃんの健康を最優先に考え、完全にアルコール度数0.00%と明記された商品を選ぶことが大切です。
ノンアルコールワインを選ぶ際のポイントは、まずアルコール度数をしっかり確認すること。そして甘さやカロリーが控えめなものを選ぶと、健康面でも安心です。最近は素材や製法にこだわった本格派の商品も増えているので、自分好みの味わいを探してみるのも楽しいですよ。
授乳中でも安心して楽しめるおすすめ商品として、「ヴァンフリー」「ノンアルでワインの休日」「メルシャンスパークリングアルコールゼロ」などをご紹介しました。いずれもアルコール度数0.00%で、赤ちゃんにも安心。それでいてワインらしい風味や香りを楽しむことができます。
妊娠中や授乳中は様々な制限があり大変な時期ですが、工夫次第で楽しみも見つけられます。赤ちゃんの健康を第一に考えながらも、ママ自身が心地よいと感じる時間を持つことも大切です。妊娠サポートナビ.comにはノンアルコール飲料に関する記事もたくさんあります。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。 ＼こちらもよく読まれています／
